福祉の心で活動40年

沖縄市赤十字奉仕団が記念式典

 すべての人々の幸せを願い陰の力となって人々に奉仕することを信条に活動している沖縄市赤十字奉仕団が創立40周年を迎え、11月28日に沖縄市民会館で記念式典と祝賀会を開催し、団員や関係者など約130人が参加した。
 式典では歴代委員長や長年活動を続けている団員の表彰、島マス塾の名嘉隆一塾長の講演が行われ、同奉仕団の島袋委員長は「島マス先生の教えを胸に奉仕活動を続けていきたい。今後も市と協力し、防災にも取り組んで行きたい」と語った。沖縄市赤十字奉仕団は県内で最初に立ち上げられた赤十字奉仕団で、福祉の母と称えられる島マス氏が初代委員長を務めた。

写真
奉仕の心の原点を確認し、地域福祉への貢献を誓う団員

母と子を支えて40年

沖縄市母子保健推進員協議会記念式典

 本市の妊産婦やこどもの健康を見守るサポーター役として、市より委嘱をうけて活動をしている沖縄市母子保健推進員協議会が設立40年を迎え、11月26日に沖縄市民会館中ホールで記念式典と祝賀会が行われた。式典では同協議会の与那嶺会長が「すべてのこどもが健やかに生まれ育ち、親と子が健康で生きていく喜びと幸せを感じることができる母子保健の実現のためにこれからも行政とのパイプ役として頑張っていく」と挨拶した。また、名護療育園診療部長の勝連啓介氏による「ちょっと気になる子との関わりについて」と題した講演も行われた。

写真
式典では感謝状授与式や記念講演も行われた

住みよい地域づくりに奔走

民生委員・児童委員に委嘱状と感謝状

 沖縄市中央公民館で12月4日に沖縄市民生委員・児童委員への委嘱状の交付及び感謝状の伝達交付が行われた。
 式では厚生労働大臣から交付された委嘱状が伝達交付され、市民生委員・児童委員協議会の屋宜恒一(やぎつねかず)会長は「今後は福祉と防災のまちづくりに取り組んで行きたい」と目標を掲(かか)げた。また、今回退任する37人に市から感謝状が贈られ、6年以上委員を務めた退任者には厚生労働大臣からの感謝状と市からの記念品が贈られた。民生委員・児童委員は地域住民の相談役として活動しており、現在、沖縄市では150人が同委員を務めている。

写真
委嘱状が交付された新任・再任委員と感謝状が贈られた退職委員

多彩な演芸が披露される

市婦人連合会 第19回 演芸のつどい

 沖縄市婦人連合会(会長 高江洲恵美子:たかえすえみこ)が11月24日に沖縄市民会館大ホールで「第19回演芸のつどい」を開催した。
 演芸のつどいは、地域の婦人会が様々な芸能を練習し披露することで婦人会の活性化や会員間の親睦を図ることを目的に隔年で行われている。19回目となる今回、「かぎやで風」を幕開けに10の婦人会による琉舞や日舞などの伝統芸能やフラダンスなどの踊りが披露されたほか、婦人連合会の方言による寸劇「春ともなれば」が上演された。最後は全員でカチャーシーを踊り、大いに盛りあがった。

写真
優美な「かぎやで風」が幕開けを飾った

↑ ページトップ