年頭のごあいさつ

希望に満ちた未来を実感できる年に

 新年あけましておめでとうございます。
 市民の皆さまには、輝かしい新春をご家族おそろいで健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 早いもので、市政の舵取り役を担うことになり、8年目を迎えます。
その間、沖縄市を愛し、誇りとする多くの市民の皆さまに支えられながら、まちづくりに邁進することができましたことに改めて感謝を申し上げます。
 今年は、市制施行40周年の節目の年を迎え、これまで市民の皆さまが汗をかき、ご苦労を重ねて創り上げてきた沖縄市の資源や財産を再認識し、未来を築く確かな力にする、実行と実感の年であると考えます。
 多くの国民の念願であった2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定し、国民のスポーツへの関心が一層高まる中、本市におきましても、「スポーツコンベンションシティ」の推進に拍車がかかり、その拠点となる東部海浜開発事業への期待が益々大きくなるものと思います。
 2月には、機能をさらに充実した市民待望の野球場が完成するとともに、本市をホームタウンとするFC琉球がJリーグディビジョン3(J3)へ参入するなど、スポーツ都市へのさい先良いスタートを切ります。
 また、沖縄こどもの国では、わが国が誇るロボット技術の粋を集めた「ロボトモ展」が好評を博している中、琉球弧の動物園舎の整備により、こどものまちを代表する施設として益々その魅力を高めていくことが期待されます。
 さらに、安慶田地区区画整備事業の推進や山里第一地区の市街地再開発事業への取り組み等に加え、中心市街地の骨格をなす国道330号沿線における胡屋地区の本格整備など、中心市街地活性化基本計画の総合的仕上げと持続的な展望への重要な時期にあります。
 平成24年度に創設されました沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)の活用が3年目を迎え、学校教育をはじめ、こどもたちの未来への可能性を拓く人材の育成や、本市の文化資源であるエイサーなど、伝統芸能や音楽を生かした観光産業の振興、雇用対策や子育て支援、そして、防災への取り組みなど、本市の持つ地域資源を最大限に生かしたまちづくりを進めるとともに、課題の克服に向けた施策が、その成果を見せる時期に来ていることを確信しています。
 沖縄市のもっとも誇れる宝は、まさに市民の皆さまお一人お一人であり、「人こそ力、人こそ財産、人こそ希望」であることを、私はこの8年間をとおして実感し、ますます意を強くしているところです。
 新しい年が、「天馬空を行く」が如く、沖縄市らしい自由闊達で豊かな発想の下に、飛躍の年となり、市民の皆さまの笑顔が輝く、希望に満ちた年となりますよう祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

平成26年 元旦
沖縄市長 東門 美津子

未来を担う子どもたちや若者が大きな夢と希望がもてる沖縄市へ

 新年あけましておめでとうございます。
 市民の皆様におかれましては、喜びに満ちた新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 平成26年の年頭にあたり、沖縄市議会を代表し謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定が国民に大きな夢と感動をもたらしました。スポーツコンベンションシティを標榜する本市におきましても多くの子どもたちが各種スポーツに熱心に取り組んでおり、未来を担う子どもたちが世界の大舞台で活躍する姿を思い描くとき希望は膨らむばかりであります。
 また、平成24年度に創設されました沖縄振興特別推進交付金の活用等により市民生活の向上に資する諸事業が実を結びつつあることは大変意義深く、関係各位のご尽力に深く敬意を表する次第であります。
 迎えた本年は、沖縄市市制施行40周年という記念の年であり、長きにわたり本市の発展にご尽力されました多くの方々に改めて畏敬の念を表するとともに、厳しい社会経済情勢が今後も予断を許さない状況の中、沖縄市中心市街地活性化基本計画も最終年度を迎え、沖縄市のさらなる発展の契機となる重要な節目の年となるよう切に望むものであります。
 私ども市議会といたしましても、時代を見据え、さらなる議会改革に取り組むとともに国際文化観光都市・沖縄市の実現に向け、行政と共に地域と連携しながら鋭意努力して参る所存であり、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、本年「午年」が市民の皆様にとりまして、実り多き年となりますことをご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

平成26年 元旦
沖縄市議会議長 小浜 守勝

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