現在、全国規模で上映されている映画「ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」に出演した北美小学校一年生の當銘愛佳さんと諸見小学校二年生の照屋舞さんが一月二十二日、沖縄市の仲松教育長を訪ねた。

「ひまわり」は、昭和三十四年六月に米軍の戦闘機が石川市(現うるま市)の住宅街に墜落した事件を映画化したもの。戦闘機は民家を押しつぶしながら宮森小学校の教室に激突し、多数の住民と児童を巻き込む大惨事となった。當銘さんは、仲松教育長に撮影で苦労したことを尋ねられると「撮影は一発OKで苦労しなかった」と元気に答えた。

沖縄市立芸能館で、旧暦の大晦日にあたる2月9日、平成24年度図書館セミナー「大晦日の朗読会」が開催され、沖縄可否の会の棚原恵子さんと真栄里勝枝さんによる朗読が行われた。1部では連城三紀彦さんの作品『背中合わせ』から『まわり道』を棚原さんが朗読し、2部ではがんと闘いながら死の前日まで歌を詠んだ歌人の河野裕子さんと、同じく歌人である家族の共著の短歌とエッセイ集『家族の歌 河野裕子の死を見つめた344日』から9編を真栄里さんが読み上げた。沖縄可否の会の朗読は暗記して語る手法で、想像力を刺激する語りに聴衆は引き込まれていった。

美東中学校女子ハンドボール部が一月十九日に行われた第九回浦添市長杯争奪・第四十回県中学校新人大会で見事初優勝し、二月四日、仲松教育長を訪ね喜びの報告を行った。本市の学校がこの大会で優勝するのは二十四年ぶり。三月二十三日から富山県で行われる春の全国中学生選手権に向けてキャプテンの具志堅夏美さんは「全国大会には強いチームが集まってくるので、一回戦からいい試合ができるよう頑張りたい」と意気込みを語った。仲松教育長は「みなさんの持ち味であるスピードと動きを活かし、沖縄県の代表として頑張ってきてほしい」と激励した。

沖縄警察署が平成24年第4四半期(10月から12月)の間の交通安全対策等で最も優秀な成績を収めた警察署として表彰され、1月24日に同署で表彰式が行われた。式には沖縄県警察交通部長をはじめ、沖縄県交通安全協会連合会長、沖縄県警察官友の会沖縄支部長、沖縄市副市長など、関係者が出席し砂川交通部長から渡具知署長にガラスの表彰楯が贈られた。沖縄警察署は管轄の沖縄市・北谷町・北中城村や、関係機関・団体と連携し一丸となって交通安全活動に取り組んでおり、平成24年の4半期のうち、1,2,4期で最も良い成績を収め表彰されている。