女性の一生のパートナーとして

母子未来センター落成式

沖縄県助産師会

完成した母子未来センター
▲完成した母子未来センター

出産や子育て、更年期など女性の生涯にわたる健康支援を行う総合支援施設「母子未来センター」が本市中央の「働く婦人の家」跡地に完成し、二月十一日落成式が行われた。

落成式で沖縄県助産師会の桑江喜代子会長は「母子未来センターを拠点に助産師が、地域の中で母と子、そして家族が健康で暮らす手助けや、思春期から出産、育児、更年期まで安心して相談できる一生のパートナーとして女性を支援していきたい」と語った。

落成式には東門市長をはじめ、多くの関係者が訪れ母子未来センターの完成を祝った。

母子未来センターは、妊婦健診などを行う外来施設のほか、母児同室の個室五部屋、水中出産などフリースタイルで出産できるバスルームや和室の分娩室も用意されている。また母乳外来や、なんでも相談室を設置し、母親の不安に寄り添い支える体制を整えている。

完成を祝う東門市長(左)、崎山沖縄県福祉保健部長(中央)、桑江喜代子県助産師会会長(右)
▲完成を祝う東門市長(左)、崎山沖縄県福祉保健部長(中央)、桑江喜代子県助産師会会長(右)

予約制でゆっくり保健指導も受けられる診察室
▲予約制でゆっくり保健指導も受けられる診察室

越来城水辺公園が国から表彰

地域住民がつくりあげた公園として評価

国土交通大臣に表彰された越来城水辺公園
▲国土交通大臣に表彰された越来城水辺公園

越来城水辺公園が、国土交通省が表彰する平成二十四年度「手づくり郷土賞」の「一般部門」に選ばれ、二月十八日、沖縄市役所玄関前広場で認定証授与式が行われた。

授与式では沖縄総合事務局の吉田次長から越来城下町まつり実行委員長で越来自治会長の當山全克さんに認定証が授与された。同賞は国土交通省が、地域の魅力や個性を創り出し、地域のシンボルとなっている良質な公共施設と、それと関わりのある優れた地域活動について表彰しているもの。越来城水辺公園は計画段階から地元の八自治会(安慶田・照屋・室川・城前・住吉・嘉間良・八重島・越来)が関わり、越来城下町まつりなどのイベント会場として活用していることが評価された。授賞式で當山委員長は「まつりは八自治会長を中心に地域に支えられ実施されている。受賞を励みに、これからも地域の結束を深めていきたい」とあいさつした。

歌と音色にいやされる

中央公民館ロビーコンサート

市立中央公民館は二月二日、ここちよい竪琴の音色と歌声を楽しんでもらおうと、竪琴奏者でわらべうた研究・実践家の田中美也子さんを招き、同館のロビーでコンサートを行った。

コンサートで田中さんは竪琴を用いて「波照間の子守唄」や「月ぬ美しゃ」、「てぃんさぐぬ花」など、沖縄の伝統的なわらべうた十二曲を披露した。また、田中さんは演奏の合間にわらべうたの特徴や、わらべうたを竪琴に合うようにアレンジしていること、各地方で歌われているわらべうたを調査した際のエピソードなど、語りでも来場者を楽しませた。参加者は「美しい竪琴の音色や歌声が心にしみた。この機会を通じて、子どもたちにわらべうたを伝えていきたい」と感想を語った。

わらべうたを披露した田中美也子さん
▲わらべうたを披露した田中美也子さん

青年達が市の将来を討論

沖縄市青年フォーラム2013

グループ討論を行う参加者達
▲グループ討論を行う参加者達

沖縄市農民研修センターで二月三日、次代を担う青年の育成を図ることを目的に沖縄市青年フォーラム2013(市青年団協議会・沖縄市・市教育委員会主催)が開催された。フォーラムは三部構成で、一部では吉本興業株式会社代表取締役社長の大崎洋氏が基調講演を行い、沖縄への思いや、新しい事に挑戦することの大切さなどを語った。二部では参加者が沖縄市の魅力とそれを市の発展に活かす方法についてグループ討論を行った。三部では大崎氏、市商工会議所青年部の竹元史郎氏、市観光協会青年部長の吉田一雄氏をパネリストに、二部で挙がった意見に対する感想や意見が述べられた。

エイサーって奥深い!

エイサー講座修了式

コザ・ミュージックタウン一階にあるエイサー会館準備室エイサー家で、エイサーに関する知識について学ぶエイサー講座が開かれた。講座は全八回の授業で構成され、十一月・十二月・一月の三期に分かれてスタートし、十二月に開講した講座の修了式が二月六日に行われた。

講座では、県立芸術大学付属研究所の久万田晋教授や市青年団協議会顧問の稲嶺隆之さんを講師に招き、エイサーの起源や地域ごとの踊りの型、県内外のエイサー事情などについて講義が行われた。受講生は「毎回の講義が楽しみだった。エイサーは進化し続けていると知り、たいへん勉強になった」と感想を語った。

エイサー講座を修了した受講者たち
▲エイサー講座を修了した受講者たち

公園の落書きにペンキぬり

沖縄東中女子生徒がボランティア

シルバー人材センターから参加証を贈られた生徒達
▲シルバー人材センターから参加証を贈られた生徒達

沖縄東中学校の女生徒十二人が一月十八日に、海邦町のマンタ公園展望台の落書きをペンキで上塗りするボランティア活動を行った。

同公園では昨年十二月に大量の落書きが発見され、公園を管理するシルバー人材センターが、生徒に近所の公園の現状把握と、ボランティア活動を行ってもらおうと同校に呼びかけたところ、十二人の女生徒が手を挙げた。生徒達は同公園の展望台の落書きされた部分をペンキで塗り直した。

二月四日には同センターの職員が同校を訪れ、ボランティア活動に参加した生徒達に手づくりの参加証を贈った。

大型で衛生的な施設に

給食センター第三調理場改築工事安全祈願祭

市立学校給食センター第三調理場改築工事の安全祈願祭が一月二十三日、古謝の工事現場で行われた。祈願祭には東門市長をはじめ工事関係者が参列し、工事の安全を祈った。

第三調理場は建てられてから三十年経過し、施設の老朽化が進んでいた。また東部地域の児童数が増加しており、これまでの施設の規模では必要人数分の給食の調理が厳しくなったことから改築することになった。新しい調理場は細菌やカビの増殖を防ぐためドライシステムを採用し、食物アレルギーの原因となる特定原材料に対応した専用の調理室も設けるなど、安心・安全な給食を提供できる設計となっている。

工事の安全を願い、くわ入れの儀を行う関係者
▲工事の安全を願い、くわ入れの儀を行う関係者