新成人の門出を祝う

若さが持つ情熱で新しい世界の扉を開け

1,685人が社会人の仲間入り

平成25年・市成人式

華やかな振り袖姿に笑顔がまばゆい新成人ら
▲華やかな振り袖姿に笑顔がまばゆい新成人ら

二十歳の門出を祝う市成人式が一月十三日、市民会館大ホールで開かれた。

あいにく小雨がぱらつく雨模様の成人式となったが、式典前の会場周辺には清々しくスーツ姿で決めた男性や色鮮やかな振り袖に身を包んだ女性たち。いずれも若さがはちきれんばかりの新成人らが続々と集まり、中学校時代の話に花を咲かせるなど再会を喜んでいた。

ほぼ満席の会場で行われた式典は登壇から祝福や激励を受けるなど終始和やかなまま行われた。

市内で今年、新成人を迎えたのは男性八百二十八人、女性八百五十七人の合計千六百八十五人。

式典で東門市長は、姉妹都市の米沢市の偉人・上杉鷹山の言葉「成せばなる 成さねばならぬ何事も・・・」を引用。

「何もできないのは自分がやらないからだ。挑戦することで、新しい扉が開かれる。そして、その世界を広げるのは、あなた自身である。若さの中には、夢や希望を実現する情熱がある」とエールを送った。

小浜守勝市議会議長は「皆さんには無限の可能性がある」と祝福した。

新成人を代表して沖縄キリスト教短大の高江洲文音さんが抱負を発表した。式典後は各出身中学校の思い出をたどったビデオ(企画・市青年団協議会)が上映された。

さっそうとスーツ姿で出席、誓いも新たにガッツポーズで決める
▲さっそうとスーツ姿で出席、誓いも新たにガッツポーズで決める

小雨がぱらつく中、会場へ向かう新成人たち
▲小雨がぱらつく中、会場へ向かう新成人たち

さらなる発展を願う

コザ商店街連合会新年祈願祭

中心市街地の活性化と商売繁盛を願って、コザ商店街連合会(親川剛会長)の新年祈願祭が一月九日、一番街商店街内の交流広場「コザBOX」前で開かれ、各商店街振興組合など多数の関係者が参加した。

祈願祭では、関係者による鏡開きで中心市街地の発展を誓い、連合会商店街の親川会長は「私ども商業者が商人としての誇りを持ち、熱意をもって創意工夫を重ね、お互いの協力により、誰もが住みたいと思えるような街づくりに全力をつくしていきたい」と意気込みを語った。東門市長は「巳年を迎えた今年は、脱皮して成長する蛇のように一皮むけた沖縄市へと成長する年になると期待している。地域の皆さまが主役となり、この商店街がさらなる飛躍をとげる年にしていただきたい」と挨拶した。この日は他にも、商店街の空き店舗解消と障がい者の雇用創出を目的に一番街にオープンした無農薬野菜を生産する「野菜工房」や、食や文化といった地域資源の体験イベントである「チャンパク(沖縄チャンプルー博覧会)」のオープニングセレモニーも行われ、新年のスタートにふさわしい賑やかな一日となった。

新年の希望をもって鏡開きを行う関係者
▲新年の希望をもって鏡開きを行う関係者