中学生が自分の意見を発表

第二十七回沖縄市少年の主張大会

日常生活の中で考えていることを聴衆の前で堂々と主張できる青少年を育成することを目的に第二十七回沖縄市「少年の主張大会」(沖縄市青少年育成市民会議主催)が七月十二日に沖縄市農民研修センターで開催された。

大会では市内八中学校から推薦された代表の生徒がそれぞれ自分の持つ意見を主張した。甲乙つけがたい優れた発表の中、見事最優秀賞に選ばれたのは山内中学校三年生の山口琉歌さんと沖縄東中学校三年生の渡慶次希望さん。山口さんは「世界に目を向けて」と題しカデナミドルスクールの短期交流学習に参加したことで、日本の良さや改善するべき点を改めて知ったと話し、一人ひとりが世界に目を向けることの大切さを語った。渡慶次さんは「希望」と題し授業で自分の名前の由来を調べたことをきっかけに、自分が大病を患って生まれたが医者や家族の支えで生きてこられたことを知り、感謝の気持ちから夢を持つに至ったと語り、どんなに絶望的な状況でも夢や希望を見つけることはできると話した。講評で佐久川審査委員長は「それぞれのテーマのもと、自らの感性で分かりやすい言葉を選び語ってくれた。色々な所で自分の考えを主張し様々なことに取り組んでほしい」と話した。最優秀賞の二人は沖縄市代表として九月七日に開催される中頭地区「少年の主張大会」に出場する。

山口琉歌さん(左)
▲最優秀賞を受賞した山口琉歌さん(左)と

渡慶次希望さん(右)
渡慶次希望さん(右)

銀天街におもちゃが大集合

第一回ユッカヌヒー玩具市

たくさんの人が訪れ「ユッカヌヒー」を満喫した
▲たくさんの人が訪れ「ユッカヌヒー」を満喫した

旧暦の五月四日にあたる六月二十三日に、銀天街商店街で「第一回ユッカヌヒー玩具市」(スタジオ解放区主催)が開催された。旧暦の五月四日(ユッカヌヒー)は、こどもたちの健やかな成長を願う日で、昔の沖縄ではこどもにおもちゃを買い与える風習があった。

銀天街のユッカヌヒーでは手づくりおもちゃや小物の店、置物や沖縄カルタが並んだユッカヌヒー共同売店、沖縄県立芸術大学のおもちゃ展、ピエロのバルーンアートコーナー等が並んだ。また、おばあちゃんとあそぼうコーナー・おかしのいえ作り・小物作り等の体験コーナーも設置された。その他に、フランスの積み木「カプラ」も用意され、訪れたこども達はカプラを積み上げて遊んだ。懐かしいものや珍しいものが銀天街に集まったこの日、こどもも大人も大いに楽しんだ。

キジムナーフェスタをPR

女性団体が応援団結成

沖縄こどもの国地域環境センター

キジムナーフェスタ商品を手に市長を訪ねた応援団
▲キジムナーフェスタ商品を手に市長を訪ねた応援団

「2012国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(キジムナーフェスタ)」を成功させようとキジムナーフェスタ応援団(宮城枇呂団長)が結成され、六月十九日にメンバーが沖縄市役所の東門市長を訪ね、開発した商品を紹介し意気込みを語った。

応援団は沖縄商工会議所女性会や沖縄市女性団体連絡協議会等、主に沖縄市の女性団体のメンバーで構成されており、キジムナーフェスタを応援しようとTシャツや缶バッジ、エコバッグ、県産黒糖を使用したお菓子等、キジムナーフェスタオリジナルの応援グッズや土産品を製作した。メンバーは「世界中から来るお客様をもてなしたい」「市民の一人として協力できれば」と語り、東門市長は「みなさんの行動力に感動した。期間中、まちがキジムナーフェスタ一色になることを期待する」と話した。