沖縄市を内外にPR ミスハイビスカス交代式

第三十七代ミスハイビスカスの(左から)仲田藍さん、玉城恵さん、花城真理子さん
▲第三十七代ミスハイビスカスの(左から)仲田藍さん、玉城恵さん、花城真理子さん

 沖縄市観光親善大使ミスハイビスカスの交代式が四月十七日にNBC日本ブライダルセンターで行われた。
 第三十七代目ミスハイビスカスに選出されたのは仲田藍さん、玉城恵さん、花城真理子さんの三人。仲田さんは「明るさと元気を沖縄市から全国に発信したい」、玉城さんは「学びと出会いを大切に頑張っていきたい」、花城さんは「ハイビスカスのようにまわりをパッと明るく出来るような女性を目指し、沖縄市をPRしていきたい」と意気込みを語った。式では前ミスハイビスカスから新ミスハイビスカスにたすきがかけられ、任務が引き継がれた。前ミスハイビスカスには感謝状と花束が贈られ、島袋副市長は「市の発展には観光の発展が不可欠。今回の経験を活かしてこれからも沖縄市をPRしてほしい」と話した。ミスハイビスカスの衣装はオートクチュールハツコの仲地さんによるデザイン。白地に知花花織が組み込まれたさわやかで華やかな衣装となっている。
 会場ではエイサーかりゆしウェアの新作発表会も行われ、ミスハイビスカスは、そのモデルも務めた。また、初制作のプロモーションビデオも上映された。その他に、沖縄市観光協会より沖縄市へエイサーモニュメント建立資金の目録贈呈も行われた。

地域に感謝、海に感謝

第17回 パヤオまつり

 パヤオまつり(沖縄市漁業協同組合パヤオ研究会主催)が、四月二十九日に泡瀬漁港内パヤオ直売店で開催された。まつりでは海産物料理の試食、マグロの解体ショー、ピエロショー、魚のつかみ取り、草花チャリティーオークションといった多彩な催しが行われた。
 まつりは朝十時に開始。この日は天候が悪く客足が心配されたが、開始前から長蛇の列ができ、まつりの人気ぶりがうかがえた。試食コーナーでは、シーフードカレーとマグロ丼が用意され、来場者は海の幸を用いた料理を味わった。マグロ解体ショーは、人だかりが出来るほどの人気で、マグロが豪快に解体される様子を目の当たりにし、子どもも大人も驚きと興奮の声を上げた。解体されたマグロはその場で即売された。その他、魚のつかみ取りも整理券がすぐに売り切れるほどの人気で、子どもたちはプールの中を濡れながらも、魚を手づかみで取った。ビクビク動く魚に「こわい」という声があがったものの、楽しそうな様子だった。

魚を捕まえて、大はしゃぎ マグロに視線は釘づけ
▲魚を捕まえて、大はしゃぎ ▲マグロに視線は釘づけ

新自治会長紹介

 平成二十四年五月一日付で八重島と山里の自治会長が代わりました。八重島は宮里京子さん、山里は喜友名秀樹さんが就任しました。前任の自治会長さん、お疲れ様でした。新しい自治会長さん、地域のために頑張ってください。

喜友名 秀樹さん(山里自治会) 宮里 京子さん(八重島自治会)
▲喜友名 秀樹さん(山里自治会) ▲宮里 京子さん(八重島自治会)

東日本大震災に係る義援金寄付団体等

 平成二十四年四月四日〜九日分)【敬称略】
(有)ハンエイ(四月四日)、桑江良政(四月九日)。
被災地へのご支援、誠にありがとうございました。

復帰40年企画展開催

米軍統治下時代の資料を展示

貴重な資料が多数展示されている
▲貴重な資料が多数展示されている

 沖縄市戦後文化資料展示室ヒストリートUで五月十五日から復帰四十年特別企画展『アメリカ世(ユー)からヤマトゥヌ世(ユー)へ@「復帰の顔」』が開催されている。
 企画展では報道カメラマンの石川文洋氏が撮影した復帰前と復帰当日の沖縄各地の写真五十三点の他、沖縄の本土復帰を報じた県内外の新聞、復帰措置に関する建議書(琉球政府から日本政府への要請)のコピー、復帰前の卒業証書や母子手帳、パスポート、切手、タバコ等約五百点の貴重な資料を展示することで様々な復帰の顔を紹介し、復帰とは何なのか?ウチナーンチュが願い求めた復帰は実現したのか問いかけている。企画展は入場無料で八月十二日まで。開室時間は午前十一時から午後七時(正午から午後一時は閉室)。月曜日、慰霊の日、祝祭日は休室。

098‐929‐2922

非常用飲料水用袋贈呈

水道局から高原自主防災組織へ

地域の安全に努める高原自主防災組織へ市水道局から非常用飲料水用袋が贈呈された
▲地域の安全に努める高原自主防災組織へ市水道局から非常用飲料水用袋が贈呈された

 高原公民館で四月十日、沖縄市水道局から高原自主防災組織へ非常用飲料水用袋二百二十袋が贈呈された。
 袋は有事に六リットルの水を入れ、背負って持ち運ぶことが出来る物で、市水道局は今後、各自主防災組織に贈呈していく考え。川畑水道局長は「行政だけでは有事に対応できないため、日頃からの地域の取り組みが重要。水は命の基本。水道局も地域の防災に協力していきたい」と話した。
 高原自主防災組織は贈呈された非常用飲料水用袋の使用訓練を四月二十八日に高原配水池で水道局の指導のもと、市防災担当職員や地元NPО法人と合同で行った。同組織ではIT機器を活用した防災や児童防災クラブの立ち上げ、有事に無料で飲み物を提供する自動販売機の設置に向けて調整する等、防災に関し様々な取り組みを行っている。

中部を繋ぎ交通渋滞を緩和

沖縄環状線・比屋根〜ライカム間開通

テープカットをする関係者
▲テープカットをする関係者

 沖縄市美里を起終点とし沖縄市・北中城村・うるま市を循環する沖縄環状線(約17.9q)の沖縄市比屋根交差点から北中城村ライカム交差点の区間(約2.9q)が四月二十六日に開通し、同日、北中城村比嘉の洗良橋(アレーラ)で開通式が行われた。
 道路は沖縄市中心市街地を通過する車両を外周に分散させることで慢性的な交通渋滞を緩和するとともに、中部圏域道路網の中心的役割を担う。国道329号線と330号線へのアクセス時間が短縮され、経済効果も期待される。開通した区間は起伏が大きく地形上最も厳しい条件にあり、ひやごんトンネルと洗良橋(アレーラ)、新真川橋(ミーマガー)、荒久橋(アラク)の三つの橋が建造されている。沖縄環状線は片側二車線の県道で、平成二十五年度に完全供用の予定。米軍泡瀬ゴルフ場跡地付近は現在整備中で暫定供用のため、一車線となっている。総事業費は約四百三十億円で、今回開通した区間の事業費が約二百八十八億円となっている。式で東門沖縄市長は「沖縄環状線は中部を結び発展を支える重要な道路。沖縄市と北中城村を繋ぐ本道が両市村の輝かしい未来に繋がることを祈念する」と述べ、新垣北中城村長は「この道路を中心に中部が発展していくと思う。道路が安心・安全でみなさまに愛されることを祈念す