サトウキビから黒糖作り

島袋小4年生が体験

圧搾機にサトウキビを投入する児童
▲圧搾機にサトウキビを投入する児童

 島袋小学校の4年生38人が3月7日、校内の畑で収穫したサトウキビを使い黒糖作りを行った

 児童は草刈はさみでサトウキビを手頃な大きさに切断し、圧搾機に入れてしぼり、その汁を大鍋に移し大量のアクを取りながら煮詰め、石炭を入れて固め黒糖を作った。児童は慣れない手つきだったが楽しそうに取り組んでいた。島袋小学校では黒糖作りを総合的な社会学習として毎年実施しており、原料となるサトウキビの植え付けから草むしりなどの世話まで行っている。実施にあたって、サトウキビの植え付けから黒糖作りまで地域住民や父母が大きく協力している。

優れた作品を数多く展示
市老人クラブ作品展示即売会

様々な作品が展示され来場者を楽しませた
▲様々な作品が展示され来場者を楽しませた

 第38回沖縄市老人クラブ作品展示即売会(沖縄市老人クラブ連合会主催)が2月25日と26日の2日間、沖縄市老人福祉センターかりゆし園で開催された。

 展示会では沖縄市生きがい事業作品展も合わせて行われ、木工芸品や盆栽、陶芸、生け花、編み物、絵画、書道、農作物など約1,500点もの多様な作品が会場いっぱいに展示された。その他に、手芸などの体験コーナーも設置され、こどもからお年寄りまで、幅広い年齢層の客が訪れた。来場者は市老人クラブ会員と生きがい事業の講座受講者が制作した作品に見入り、体験コーナーを楽しみ、農作物や一部の購入することができる作品を買い求めていた。市老人クラブ連合会は日々の活動で制作された作品を一堂に集め展示する事で、市民に活動への理解を求め、会員間の交流と生産・創造活動の充実を図ることを目的に毎年、展示即売会を開催している

県内の工芸品が大集合 第10回沖縄市工芸フェア

 第10回沖縄市工芸フェア(同実行委員会主催)が3月15日から18日までの4日間、プラザハウスショッピングセンターを会場に開催された。同フェアでは沖縄市工芸コンテスト入賞作品の展示や知花花織基礎コース研修終了展、織物や紙すき、紅型、竹細工、木工、革工芸、ガラスペンダント、輪ゴムプロペラ飛行機の制作体験が行われた。また、県内64の有名工芸工房が集結した工芸品展示即売会や有名工房の工芸家による実演も行われ、楽器制作や木像彫刻、紙すきの工芸技術が披露された。フェア初日には工芸コンテストの表彰式が行われたほか、17日にはオークションも開催され期間中会場は工芸一色に染まり工芸ファンを大いに楽しませた。

会場いっぱいに並べられた工芸品を楽しむ来場者
▲会場いっぱいに並べられた工芸品を楽しむ来場者

沖縄市工芸コンテスト「Crafit in沖縄市」の入賞者と関係者
▲沖縄市工芸コンテスト「Crafit in 沖縄市」の入賞者と関係者

永山克雄さんのグランプリ受賞作「和の香りのテーブルウェア」
▲永山克雄さんのグランプリ受賞作「和の香りのテーブルウェア」