10万本の花々がおでむかえ

沖縄こどもの国 花まつり2012

入り口を入るとゾウのトピアリーがお出迎え
▲入り口を入るとゾウのトピアリーがお出迎え

 沖縄こどもの国の園内が十万本の花々で彩られる「花まつり2012」が二月十一日から開催されている。

 今年は、虹〜レインボー〜をテーマに六メートルのフローラルウォール(花の滝)や五メートルのフラワータワー、ゾウの親子のトピアリー(立体花壇)などを飾る花の色に変化をつけ、虹の色が変化していく様子を会場全体で表現している。また、まつり期間中園内では、多肉植物でリースを作る講習会や、お花のせっけんづくりといった花にまつわるワークショップが多数行われ、園内に咲き誇る美しい草花を撮影しコンテストを行う「フォトコンテスト」も開催されている。

 訪れた多くの来園者は、多彩なプログラムと色とりどりの花を満喫し、一足早い春の訪れを感じていた。

 花まつりの開催期間は三月十一日まで。

お花の馬車に乗ったよ
▲お花の馬車に乗ったよ

園内は色とりどりの花で埋めつくされている
▲園内は色とりどりの花で埋めつくされている

サンゴ礁再生の思いを熱く語る

ー金城浩二氏が講演ー

男女共同参画センターオープン1周年記念

サンゴ礁再生の取り組みが映画にもなった金城氏
▲サンゴ礁再生の取り組みが映画にもなった金城氏

 沖縄市男女共同参画センターで二月五日にセンターオープン一周年を記念して、有限会社海の種代表の金城浩二氏を講師に「家族の絆とサンゴ礁が教えてくれたこと」と題した講演会が行われた。

 サンゴ礁の再生に取り組み、世界で初めてサンゴの養殖・移植を行い、産卵させることにも成功した金城氏だが、昔は人間不信で世の中お金だと考えており、いくつもの店を経営しお金を稼いでいた。しかし、こどものころよく潜った海のサンゴが白化していることを知り、衝撃を受けサンゴ礁の再生に取り組むことを決意。多額の借金を抱え、数々の困難が降りかかり自殺を考えたこともあったが、友人や家族に支えられ乗り越えてきた半生を語った。感動的な講話は笑いも織り交ぜ語られ大好評だった。

沖縄市社会福祉大会開催

嘉陽宗吉大会長から表彰状・感謝状が贈られた
▲嘉陽宗吉大会長から表彰状・感謝状が贈られた

 沖縄市民会館中ホールで二月二日に、第二十八回沖縄市社会福祉大会(沖縄市社会福祉協議会主催)が開催された。

 大会では特別功労者や社会福祉事業永年勤続功労者、優良社会福祉団体、赤い羽根共同募金協力者に表彰状や感謝状が贈られた。特別功労者賞を受賞した新納涼子さんが被表彰者代表として「受賞は仲間や地域の皆様のご指導の賜物。今後とも心豊かな社会福祉を実現するため頑張っていきたい」とあいさつし、沖縄県社会福祉協議会の新垣会長は「本大会を契機として、住民一人ひとりが尊重され誰もが安全で安心して心豊かに暮らせる福祉のまちづくりに向けて更に邁進されることを念願する」と祝辞を述べた。大会ではその他に、沖縄市婦人連合会による大会宣言や沖縄市役所健康福祉総務課の第四次沖縄市地域保健福祉計画と災害時要援護者避難支援事業の基調報告も行われた。