ストレッチなどのウォームアップで体をほぐし午後の練習に向かう
▲ストレッチなどのウォームアップで体をほぐし午後の練習に向かう

テニスの基礎とあいさつを繰り返し練習する児童達
▲基礎となるきびしい課題練習をこなす選手たち

春季沖縄キャンプVペナント奪取

「破天荒」〜前人未踏〜

殻を破り、日本一の栄冠を勝ち取るぞ

しっかり走り込み日本一を目指すキャンプがスタートした
▲しっかり走り込み日本一を目指すキャンプがスタートした

 「破天荒」〜前人未踏〜をキャッチフレーズに沖縄市で今年三十一回目の春季キャンプを張る広島東洋カープの野村謙二郎監督が率いる選手らが一月三十一日、沖縄入りした。

 空港では東門市長をはじめ広島東洋カープ沖縄協力会(新垣直彦会長)や市関係者など多くのファンが出迎えた。

 野村監督が協力会の前に姿を見せると大きな拍手が沸き起こり「お帰りなさい」と東門市長が一言、握手を交わした野村監督はミスハイビスカスから歓迎の花束を受けた後「集大成のつもりで、精一杯頑張りたい」と三年目にかける思いを一言に込めた。

「お帰りなさい」東門市長から歓迎を受ける野村監督
▲「お帰りなさい」東門市長から歓迎を受ける野村監督

 二月一日のキャンプイン初日は練習前に市野球場で歓迎セレモニーが行われ、東門市長や新垣直彦沖縄商工会議所会頭、協力会のメンバー、上原良幸副知事ら約百二十人が
出席、イチゴやタンカン、シークワーサーなどの果実を贈り歓迎した。

 東門市長は「今年は選手がいけるという顔をしている、リーグ優勝そして日本一の栄冠を勝ち取ることを期待している」とあいさつ。野村監督は「勝負の三年目という意気込みで臨む、皆さんの期待に応えるよう練習をきっちりやりたい」と力強く語った。

 好天が続いたキャンプは多くの報道陣が見守る中、午前中は野手、投手ともウォームアップ、ベースランニングで体をほぐし、その後、守備、打撃、内外野ノック、特打、特守など課題練習等に打ち込んでいた。キャンプ中、日本ハム、阪神タイガースとの練習試合や少年野球教室などを行い、沖縄キャンプは二月十四日で打ち上げ、二次キャンプ地の宮崎県日南市へ移動した。

広島カープナインを歓迎する東門市長ら沖縄協力会のメンバー
▲広島カープナインを歓迎する東門市長ら沖縄協力会のメンバー

テニスの基礎とあいさつを繰り返し練習する児童達
▲少年野球教室に参加した各チームの選手たち

少年たちに野球の基礎を教えたカープの主力選手たち
▲少年たちに野球の基礎を教えたカープの主力選手たち

市野球場で広島・阪神の練習試合を観戦する観客ら
▲市野球場で広島・阪神の練習試合を観戦する観客ら

連日、多くのカープファンが球場を訪れた
▲連日、多くのカープファンが球場を訪れた

スタンドから応援をする東門市長ら沖縄協力会のメンバー(広島・阪神練習試合)
▲スタンドから応援をする東門市長ら沖縄協力会のメンバー(広島・阪神練習試合)