喜びの報告です!

安慶田中学校砂川君大賞受賞 NHK全国俳句大会

NHK全国俳句大会大賞を受賞した砂川芳都君(前列中央)
▲NHK全国俳句大会大賞を受賞した砂川芳都君(前列中央)

 平成二十三年度NHK全国俳句大会ジュニアの部で安慶田中学校三年生の砂川芳都(よしと)君の詠んだ句が最高賞にあたる大会大賞を受賞した。

 大賞受賞は、砂川君を含め三人。県内の児童・生徒では砂川君が初めての受賞である。
 「コスモスは遠く離れた君のよう」という句を詠んだ砂川君は、「ほぼ直感に近い感じで作った。祖父がお花を育てるのが好きで一緒に水やりをしていたので、句の中に『花』を入れたかった。受賞は予想外でびっくりしたが、今はとてもうれしい」と喜びを語った。

 安慶田中学校では国語の授業の中で、生徒全員に俳句を詠ませ、その中から四十五句をNHK全国俳句大会に投句、砂川君以外にも八句が入選した。投句総数は中学生の部一万六千三百五十八句。

生ゴミを堆肥に

知花自治会一区一品活動

産業まつりに参加した知花自治会のテントの様子
▲産業まつりに参加した知花自治会のテントの様子

 知花自治会では一区一品活動として行っているダンボール・コンポストの普及に力を入れている。

 ダンボール・コンポストとは、生ゴミを燻炭(もみ殻をいぶし焼きしたもの)とピートモス(ミズゴケや草類が土中に堆積したもの)とともにダンボール箱に入れ堆肥化させる方法のことで、一日に五百グラムから一キログラムの生ごみを処理することができる。低コストで悪臭も無く家庭から出るゴミを減量することができ、経済面と機能面で優れている。一区一品活動は沖縄市の地域資源や特性を活かし、各自治会で誇れる一品づくりを進め、住民一人ひとりが愛着の持てる個性豊かな地域づくりと、地域コミュニティの強化を図ることを目的に取り組まれている。

チャンパク開催

地域で多様な催し

 沖縄チャンプルー博覧会「チャンパク」が一月二十二日から沖縄市を主会場に開催されている。チャンパクは地元の魅力を発見し楽しんでもらおうと企画されたもので、今回で二回目。一回目は沖縄市のみでの開催だったが、今回は大幅にボリュームを増やし、県内各地で八十五のプログラムが用意されている。

 一月二十二日にオープニング企画としてコザ・ミュージックタウン音市場で催された「エイサー今昔物語」では、エイサーの始祖といわれている袋中上
人の生誕地である福島県いわき市の小名浜じゃんがら同友会によるじゃんがら念仏踊りや、泡瀬第三青年会と名護市城青年会のエイサー、ニックスハマヤー空手太鼓の創作エイサーが披露されたほかエイサーのルーツや歴史の説明、青年会の紹介等も行われた。また、音市場のロビーでは一九五〇年代からの貴重なエイサーの写真や沖縄全島エイサーまつりの歴代ポスターの展示、ビデオ上映が行われたほか、エイサーグッズ販売やぶくぶく茶のコーナーも設置され来場者を大いに楽しませた。チャンパクの開催は三月十一日まで。

産業まつりに参加した知花自治会のテントの様子
▲いわき市小名浜じゃんがら同友会のじゃんがら念仏踊り

多数展示されたエイサーの写真
▲多数展示されたエイサーの写真