コールセンター人材スキルを底上げ

トランスコスモスシー・アール・エムと
          島本雅代さんを激励

世界大会で三位の評価

 トランスコスモスシー・アール・エム沖縄株式会社(下總邦雄代表取締役社長)が昨年十一月、米国のラスベガスで開催された「2009コンタクトセンター・ワールドアワーズ」世界大会において「ベスト・コンタクトセンター・トレーナー部門」で三位を受賞した。その功績を称え東門市長は一月二十七日、下總社長と同世界大会で発表した品質管理・研修グループ島本雅代グループマネージャーを訪ね激励、記念品を贈った。
 同大会は、世界中の国と地域からコンタクトセンター及びその運営における企業や人物の最高峰を認定する世界大会で、島本さんが同社を代表して同部門に出場。スタッフへの教育システムや品質向上のため実施する施策などを英語で発表、高い評価を受けた。島本さんは「プレゼン後の質疑応答で何を聞かれるか緊張したが意外に答えられたので安心した。成長する機会を与えてもらった」と感想を述べた。東門市長は「すべて英語で発表することはすごいこと。これからも世界に羽ばたける人材を育ててください」とあいさつした。

▲下總邦雄社長(右)と発表者の島本雅代グループマネージャー
(中央)に東門市長から記念品が贈られた

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隣近所で高齢者を見守る

久保田自治会でSOSブザー事業開始

 久保田自治会(新城精二会長)で「ひとり暮らし高齢者SOS対策事業」(主体・市社会福祉協議会/嘉陽宗吉会長)が始まり、一月二十五日、関係者らが参加して同自治会公民館で出発式が行われた。
 この事業はひとり暮らしの高齢者が、体調が急変した時にブザーを鳴らして助けを求め、ブザー音に気付いた近隣の方が手助けするというもの。同時に一人暮らし高齢者の近所付き合いや地域交流の促進も目的としている。同事業はすでに五自治会(照屋、中の町、登川、城前、泡瀬第三)で実施しており、久保田自治会は六番目の実施となる。

▲「自治会全体で高齢者を見守ります」と決意を語る
久保田自治会の皆さん

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きれいな桜で市民の憩いの場に

市民憲章制定三十五周年記念植樹   こどもの国

 市民憲章制定三十五周年を記念して、二月九日、こどもの国公園(旧中央公園)で関係者らが参加し記念植樹(主催・市市民憲章推進協議会/新屋孝一会長)を行った。今回植えられた樹木は寒緋桜で、うるま市で造園業を営む徳里政直さんから寄贈を受けた五十本のうちの二十五本。残りの二十五本は泡瀬小、美里小、安慶田小にそれぞれ植えられた。式典で東門市長は「三十五周年の節目に立ち会えて光栄。来年にはきれいな桜も咲き、ここは市民の憩いの場になる」と挨拶。式典後、関係者らがスコップを手に植樹に臨んだ。

▲スコップを手に植樹を行う市民憲章推進協議会長、市長、
議長(左から)

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ヘルシーおきなわシティ2010

「三七運動」今年は三月八日めざせ! 日頃の健康づくり

沖縄市自治会長協議会
会長 高江洲 義裕

 「沖縄の五十五歳以下の男性は全国でも短命。食が変化し、肥満、糖尿病が増加した。今こそ高齢者の伝統的なライフスタイルに学ぶべきだ」これは二〇〇〇年に沖縄県の男性の平均寿命が全国四位から二十六位へと転落したことをうけて、当時沖縄国際大学教授だった、鈴木信氏が述べた言葉である。
 鈴木教授がいわれるように、食生活の変化が男性短命化の大きな要因だと思う。が、しかし問題は男性だけにとどまらない。沖縄県のライフスタイルは女性にも関係するからには、男女を通じて問題点を改善するほかにない。
 その問題点としてほかに飲酒とか車への依存度が高く、歩かない=運動不足=メタボの増加なども考えられる。
 そこで、問題解決にむけて、沖縄市では二〇〇七年に市民ひとりひとりが、健康づくりを考え、実践する機会を持てるよう「三七運動」が開始された。そして、今年の三七運動は、三月七日におきなわマラソンが実施されるため、翌三月八日に行われることが決まっている。

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修学旅行生が沖縄文化を体験・発表

第一回コザ栄光祭&銀天街祭り

               −神奈川県鎌倉 栄光学園

 神奈川県鎌倉市にある私立高校「栄光学園」の修学旅行生七十人が、沖縄市で様々な文化体験をし、その成果を披露する学園祭「第一回コザ栄光祭」を、二月十一日銀天街祭りとコラボで開催した。
 これは体験型の滞在をしてもらうことで市の魅力をあますことなく伝えリピーターを増やすことを目的にコザインフォメーションセンターが企画したもの。修学旅行生にとっても、ありきたりな観光では味わえない密度の濃い体験ができるなど、双方の要望を満たしたイベントで今回が初めての試み。高校生たちは、木工、ガラス工芸、染物、エイサー、三線、沖縄芝居、FMラジオ番組制作、爬虫類生物飼育、地域イベントなどのコースに分かれ、各分野のエキスパートから一日がかりでみっちりとノウハウを学び、学んだ成果を銀天街祭り会場で発表した。引率の壱岐太教諭は「街ぐるみのサポートに感動した。生徒たちには人のつながりの素晴らしさや沖縄の人々の生の姿を見てほしい」と話していた。舞台部門では一日で習得したとは思えないほど素晴らしい生徒たちの踊りや三線、エイサーなどの発表に、つめかけた観衆も惜しみない拍手を贈っていた。

▲「ジュリ馬」を見事に披露する修学旅行生たち。「劇団うない」の
波夕子さんから演技指導を受けた。

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一足お先に春満開

沖縄こどもの国花まつり2010

−50種類、8万本の草花が園内を彩る−

 色とりどりの花々が来園者をお出迎え−。沖縄こどもの国で「沖縄こどもの国花まつり2010」が二月十一日から開催され、五十種類・八万本の草花が園内を鮮やかな春色に染め上げた。同まつりは今年が第一回目の開催。花の手入れや飾り付けにはボランティアも大勢関わるなど市民参加型のイベントとなった。まつり期間中会場では、花木の植え方・育て方教室や、苗の展示即売なども開かれる。二月十一日に行われたオープニングセレモニーでは、同園を拠点に活動する伝統文化こども教室「にらい芸能塾」のこどもたちが、琉舞や三線、古武道などを披露してまつりに花を添えた。同まつりは三月十四日まで開催される。

▲花々に囲まれたステージではこどもたちが歌や踊り、
古武道などを披露した

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インドゾウ来園2周年記念

感謝だゾウ! 綱引き大会
伝統のゾウマントもプレゼント  こどもの国

 人気者のゾウの琉人と琉花がこどもの国に来園して二年経ったことを記念し、「感謝だゾウ!綱引き大会」が二月六日、同園で開催された。会場にはゾウとの綱引きを心待ちにしていた大勢の小学生が詰めかけた。この日こどもたちの挑戦を受けたのは雌の琉花。一回戦はこどもたち二人対琉花で対戦し琉花の圧勝。その後徐々に人数を増やし六回戦では四十人がかりで挑戦、ようやくこどもたちが勝利した。
 またこの日は来園二周年を記念して琉人と琉花に、沖縄ツーリスト専門部長のバクシ・プラモドさんからゾウに装飾するインド伝統の衣装・ゾウマントがプレゼントされた。贈呈式ではインド大使のヘーマント・K・シンさんか らもお祝いのメッセージが届けられ披露された。

▲バクシさんから贈られたゾウマント。
美しい装飾がほどこされている

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