二十歳の抱負発表

「これからも仕事を頑張ります」
「保母さんになりたい」

−授産施設等で働く新成人たちが力強く抱負を発表−

 市内の授産施設や作業所で働く新成人が、日頃感じていることを発表する「二十歳の抱負発表」が二月四日市役所で行われた。今年新成人を迎えたのは四施設七人(男五人、女二人)の方々。スーツに身を包み晴れやかな表情で市長と対面した。
 会では新成人を代表して三人が抱負を発表した。セルフサポートセンターピュアの渡口聡美さんは「これからもいろんな仕事を頑張ります。この場で発表した経験は一生の宝です」と話し、自立プラザ希織の外間力さんは「育ててくれたお母さんに感謝している。就職したので頑張りたい」と仕事への決意を発表、おきなわ工房の仲嶺千晶さんは「保母さんになりたい。車の免許を取りたい。お母さんのようになりたい」と将来の夢を話した。東門市長は「それぞれの夢に向かってこれからも元気に進んでいってください」と新成人たちを激励した。

▲真新しいスーツに身を包み市長と面会し抱負を
発表した新成人たち

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童話集「ふくふく」を寄贈

沖縄市社会福祉協議会

 第十八回ふくふく童話大賞(で主催・沖縄市社会福祉協議会/嘉陽宗吉会長)童話集「ふくふく」がこのほど完成し、一月二十八日、贈呈式が市役所で行われた。
 贈呈にあたり嘉陽会長は「こどもも大人も楽しめる本。活用してください」と挨拶、童話集百三冊を教育長に手渡した。真栄城教育長は「心豊かな世界に誘う本。情操教育に役立てたい」とお礼を述べた。童話集は市立図書館や小中学校図書館などに置かれる。

▲社協から童話集「ふくふく」百三冊が、
教育委員会関係機関に贈られた

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一年の健康を祈願してこどもたちとムーチー作り

ムーチー上手にできたかな?

−コザミュージックタウン商店会−

 伝統のムーチーをこどもたちと一緒に作って食べ、こどもたちの健やかな成長と一年間の健康を祈願しようとミュージックタウンでムーチー作り(主催・コザミュージックタウン商店会/池原昌彦会長)が行われた。
 この日は市内のリズミー幼児学園、ミッキー保育園、大芽幼児園、めぐみ保育園の児童ら百二十人が参加、ミュージックタウンのお兄さんやお姉さんから作り方を習いながらムーチー作りに取り組んだ。また特別ゲストで風船屋さんが登場、次々と作りだされるバルーンアートにこどもたちは大喜びだった。

▲ミュージックタウンのお兄さんお姉さんと
ムーチーづくりを楽しむこどもたち

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おきなわマラソンプレイベント

マラソンと健康と食の講演会  講師・小出義雄監督

 オリンピック金メダリストの高橋尚子選手など、名選手を数多く育てたマラソン界の名伯楽・小出義雄監督が、二月七日、市民会館中ホールで「こころとからだを育む」をテーマに講演会を行った。この講演会はおきなわマラソンのプレイベントとして開かれたもので、会場には大勢の聴衆がつめかけた。
 小出監督は自身の体験や名選手育成にまつわる話を随所に交えながら、目標に向かって一生懸命頑張れば人間は必ずそこに近づくことを説明。また「走れる体を作るには、必要とする栄養をとるためしっかり食べることが大切」と食の重要性を強調した。

▲飄々とした独特の口調で観衆を魅了した小出監督。
講演終了後には会場との質疑応答も行われた

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「花とうるおいの室川」を目指す!

一区一品活動事業の一環として
    室川自治会が押し花づくり

 花づくりをとおして個性豊かな地域づくりと地域コミュニティーの強化を図ろうと室川自治会(屋宜栄勝会長)は一月十六日、同自治会で地域の方々を集め「コースター」と「押し花」づくりを行った。
 同自治会では「一区一品活動事業」に力を入れており、各家庭や通学路、大通り沿いにたくさんの花々を植え付け、行き交う人々の目を楽しませている。この日は、同活動事業の一環として、花を額にいれた押し花や幸せを運ぶと言われる四つ葉のクローバーを押し花にしてコースターを作成した。また、自治会では自分たちで手作りの苗作りからプランター仕上げまで行い、住民一人ひとりが愛着の持てる「花とうるおいの室川」を目指す。屋宜会長は「花をとおして活動を広げ元気な地域にしたい」と述べた。

▲押し花づくりに取り組む自治会や地域の皆さん

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楽しさと高度な技術を学んで−

「バレーボール教室を開催」

中部徳洲会病院バレーボール部

 高度な技術・指導にふれることにより競技力向上や意識の高揚を図ろうと市内小学校で活動しているクラブチームの児童百四十二人を対象に「バレーボール教室」が二月七日、比屋根小学校体育館で行われた。
 同教室は、市青少年スポーツ振興事業の一環で日本一にもなった実績のある中部徳洲会病院バレーボール部(部員三十二人)を講師に招き、参加した児童らにオーバーパスやレシーブ、スパイク等の基礎を教え、最後は児童らと試合を行い楽しんだ。参加した美原アタッククラブの兼城双葉君は「基本のオーバーパスが面白く教えてくれたので解りやすかった」と笑顔で話した。同バレー部の新城剛監督は「小学生のうちからバレーの楽しさを知って欲しい」と述べた。

▲バレーボールの基本や楽しさを教わる児童ら

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地域における健康づくりの担い手として尽力

市食生活改善推進協議会が二十周年

           食育講演会やミニ食育展同時開催

 沖縄市食生活改善推進協議会(町田初子会長)の設立二十周年を祝う記念式典が一月三十日、市民会館中ホールで盛大に行われた。
 会場には多くの市民や関係者らが出席、同協議会を祝福した。式典で町田会長は「市民、行政、そして会員の協力があって続けることができた。一人でも多くの市民が食生活の改善に向けて意欲が持てるよう実践、習慣化ができる活動を目指したい」とあいさつした。東門市長(島袋副市長代読)は「本市の健康づくりの充実、食育活動と市民への「食と健康」の普及啓発に努めていただき感謝します」と祝辞を述べた。また、式典に先だち平成二十年度に策定した市食育推進計画に基づき、地域の食文化の伝承や伝統料理・郷土料理に関する知識の普及を目的に食育講演会を開催した。講師の西大八重子氏は、沖縄料理の成り立ちを分かり易く解説、中国文化の影響と後の薩摩からの日本文化の影響を受けて形成された独自の食文化について講話した。

▲「食文化の伝承と食育」について講話する
西大八重子氏

▲式典で挨拶を述べる市食生活改善推進協議会の町田初子会長

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