■沖縄市訪問団が東海市を訪れる
両市がしっかり根をはり
友好のきずなが深まり成長することを祈って
−姉妹都市提携記念植樹へ参加

▲姉妹都市提携記念交流会で乾杯を交わす両市長
昨年の十一月二十日、愛知県東海市と姉妹都市提携を結んだ沖縄市は今後の末永い友好親善と両市の一層の信頼関係を築いていこうと、一月二十二日から二十四日までの日程で「東海市・沖縄市姉妹都市提携記念交流会」を開催、本市から市内の各種団体代表の六十二人の沖縄市訪問団が東海市を訪れた。
東海市を訪れた沖縄市市議会議員や沖縄市訪問団(沖縄商工会議所会頭・新垣直彦団長)は初日、今後、東海市の玄関口、中心市街地となる名鉄太田川駅前の区画整理地域の現場で記念植樹に出席した。
記念植樹は鈴木淳雄東海市長、東門沖縄市長、本田博信東海市議会議長、喜友名沖縄市議会議長がヒカンザクラをそれぞれ一本ずつ植樹した。さらに、出席者の方々、みんなで七本の桜の木を植樹した。
鈴木東海市長は「当市の新しいまちづくりに沖縄市の皆さんにも参加していただこうと思い、この場所に決めた。桜がしっかり根をはって成長するのと同じように、両市の友好のきずなが深まることを期待する」とあいさつ。
東門市長は「意義ある場所に、私たち沖縄市の市民も一緒に植樹できることをうれしく思う。これからもいろんな交流を進めながら、両市の発展に期していきたいと思う」とあいさつした。その後、同一行は姉妹都市提携記念交流会へ出席した。両市の関係者百四十三人が参加して行われた交流会は、東海市の加木屋小学校の児童による御殿万歳でオープニング。
東門市長は「教育・文化・福祉・産業経済等のあらゆる分野において交流を進めることで、両市の市民各界各層による交流の輪が広がり、将来にわたって共に発展する自治体になるよう心から願う」と話した。
乾杯や代表のあいさつが続いた後、東海市の民謡(踊)保存会の踊りや中学生親善交流参加者OB・OGによるアトラクションなどが行われた。

▲各種団体代表など六十二人の
沖縄市訪問団が交流会へ参加した
沖縄市訪問団の2泊3日の視察
姉妹都市提携記念交流会やフラワーショウなどへ出席
![]() ▲姉妹都市提携記念の |
![]() ▲東海市加木屋小学校の児童たちの |
![]() ▲喜友名市議長と本田東海市議長も |
![]() ▲充実した三日間の視察が行われた |
![]() ▲東海フラワーショウの会場 |
![]() ▲市訪問団も、それぞれが |
![]() ▲沖縄市長賞が発表された |
![]() ▲新日本製鐵を視察 |
二日目は東海市民体育館で開催される東海市制四十周年記念「東海フラワーショウ2010」のオープニングへ出席。同まつりを楽しんだ。
その後、平州記念館と新日本製鐵(株)名古屋製鐵所を視察した。二日間の日程で開催された東海フラワーショウは、洋ランや観葉植物などをふんだんに使って飾り付けをしたメインブースや展示ブース、生け花展、花や球根などの即売、園芸教室、フラワーコンテスト、東海市内小学生による市の花、洋ランの絵画展など会場は花と緑に埋め尽くされていた。また、今回は特別に「沖縄市長賞」と「沖縄市議会議長賞」の特別ブースが設置された。
東海市との交流の歴史
●昭和42年
・旧美里村(現在の沖縄市)の村長が旧横須賀町(現在の東海市)を訪問
●昭和44年
・上野町と横須賀町が合併し、東海市となる
●昭和49年
・コザ市と美里村が合併し、沖縄市となる
●昭和53年
・沖縄市の職員が研修のため、東海市を訪問
●昭和60年
・沖縄市教育委員会が東海市を視察。交流再開と中学生の
親善交流が話し合われた
●昭和62年
・「東海市・沖縄市中学校親善交流事業」開始
●平成元年
・東海市制20周年を記念して「沖縄市家庭婦人バレーボールチーム」が
東海市を訪問、親善試合を行った(岩手県釜石市も参加)
●平成2年
・「東海市家庭婦人バレーボールチーム」が沖縄市を訪問、
親善試合を行った
●平成13年
・東海市長、東海市議会議長が沖縄全島エイサーまつりに出席
●平成16年
・東海市長、東海市議会議長らが沖縄市制30周年記念式典に出席
●平成17年
・愛・地球博(愛知万博)の「東海市の日」で沖縄市の東青年会が
エイサーを披露
●平成18年
・東海まつり花火大会に青年会を招きエイサーを披露
・沖縄全島エイサーまつりに東海市の特産品などを出店
●平成19年
・東海秋まつりに沖縄市物産振興会が物産を出店
●平成20年
・東海市の中学2年生全員が沖縄市で体験学習開始
・「災害時における相互応援に関する協定」を締結
●平成21年
・東海市制40周年記念青少年スポーツ交流(剣道)事業に
沖縄市が参加(山形県米沢市、岩手県釜石市も参加)
・姉妹都市提携調印式