更新日:2024年8月16日
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がんやがん治療により外見の変化(脱毛や身体の欠損等)が生じる場合があります。これによって「周囲の目が気になる」「自分らしさが失われた」などと苦痛を感じる方もいらっしゃいます。
アピアランスケアとは、「がんやがん治療による外見の変化による苦痛を軽減するケア」のことです。
がん患者さんが自分らしく安心して社会生活を送ることができるよう、サポートをすることがアピアランスケアの役割です。
治療で外見が変化したら必ずアピアランスケアを行わなければならないものではありません。
治療により変化した外見であっても、ご自身の気持ちや周囲の受け止め方などにより、あえて手を加えない方もいらっしゃいます。
ただ、外見が変化したことで苦痛を感じている・誰かに相談したいと思うことがあれば、現在治療を受けている病院や県内のがん相談支援センターへぜひご相談してみてください。
※下のほうに沖縄県のがん相談支援センターの一覧を掲載しております。
沖縄市では、令和6年度より沖縄市がん患者アピアランスケア助成事業(以下「助成事業」という。)を開始します。
がん治療での外見の変化を補完する補整具の購入費用の一部を助成することで、がん患者さんの心理的・経済的負担の軽減および療養生活の質の向上を図ることを目的としています。
交付予定額に到達次第終了となります。ご了承ください。
助成対象者は、次に掲げる要件を全て満たす方です。
医療機関名 | 受付時間 | TEL | URL |
琉球大学病院 がん相談支援センター |
月~金曜日 |
098-895-1507(直通) | https://www.ryukyucc.jp/section/42 |
沖縄県立中部病院 がん相談支援センター |
月~金曜日 |
098-973-4312(直通) | https://chubuweb.hosp.pref.okinawa.jp/cancertx/forfamily/ |
那覇市立病院 がん相談支援センター |
月~金曜日 |
098-917-5238(直通) | https://www.nahacity-hospital.jp/section/general-consultation |
北部地区医師会病院 がん相談支援センター |
月~金曜日 |
0980-54-1111 | https://hokubuishikai.com/?page_id=734 |
沖縄県立宮古病院 がん相談支援センター |
月~金曜日 |
0980-72-3151 | https://miyakoweb.hosp.pref.okinawa.jp/patients/gansoudan/ |
沖縄県立八重山病院 がん相談支援センター |
月~金曜日 |
0980-87-5557 | https://yaeyamaweb.hosp.pref.okinawa.jp/medical/cancer/ |
がん相談支援センターでは、電話や対面、オンラインなどで、看護師や医療ソーシャルワーカーなどがん相談の専任スタッフに相談をすることができます。
患者さんやご家族のほか、地域の方々はどなたでも利用できます。また、その病院を利用したことがなくても利用することができます。
令和6年度中に購入された補整具の申請期間は令和6年6月3日~令和7年2月28日までとなります。
令和7年2月28日以降に補整具を購入したなど、申請が上記期間を超えてしまう場合は市民健康課までご相談ください。
対象者お一人につき、対象の補整具ごとに次の金額が上限額となります。
ウィッグ(装着に必要な頭皮保護用のネットを含む):2万円
補正下着等の乳房補正具(右側):2万円
補正下着等の乳房補正具(左側):2万円
助成回数は、頭髪補整具、乳房補整具(右側・左側ごと)それぞれ1回限りとなります。
申請前であれば、補整具購入後の相談でも構いません。
がん相談支援センターへの相談が難しい方は市民健康課までご相談ください。
購入する際は必ず領収書を受け取り、保管してください。
※領収書には、下記項目の記載がされていることが必要となります。
ウィッグ、乳房補整具など、複数購入した場合はまとめて申請ください。
下記の提出書類を揃え、申請してください。
1.沖縄市がん患者アピアランスケア助成金交付申請書(様式第1号) (ワード:18KB) / (PDF:133KB)
※助成対象者の方が未成年の場合は、法定代理人(親権者、未成年後見人)が申請者となります。
※代理人による申請について、申請者が成人の場合は、成年被後見人である場合に限り、法定代理人による申請が可能です。
2.暴力団等に該当しない旨の誓約書(様式第2号)(ワード:47KB) / (PDF:70KB)
3.がん治療をしている(していた)ことが分かる書類(診療明細書の写しや治療計画書の写し等)
4.補整具の購入に係る領収書(原本)
5.現住所および生年月日が確認できる身分証の写し(マイナンバーの記載がない住民票、運転免許証など)
※身分証明書の写しについて、助成対象者の方が未成年の場合は、対象者・申請者両方の身分証明書の写しが必要です。
6.その他、市が求める書類(成年後見人が申請する場合の登記事項証明など)
市から申請者の方へ、助成金の交付決定(または不決定)の通知書をお渡しします。
市から交付決定の通知を受け取った方は、
沖縄市がん患者アピアランスケア助成金実績報告書(様式第9号) (ワード:17KB) / (PDF:43KB)を提出してください。
市から申請者の方へ、助成金の交付確定の通知書をお渡しします。
沖縄市がん患者アピアランスケア助成金交付請求書(様式第14号) (ワード:19KB) / PDF(PDF:77KB) を提出してください。
※助成金の振込を希望する金融機関の通帳の写し(金融機関名・支店名・口座番号・口座名義がわかるもの)を添付してください。
申請のあった口座に助成金が振り込まれます。
郵送または持参により提出してください。
次の住所に郵送してください。なお、病歴に関することなど重要な個人情報を含むため、原則、追跡可能な方法(レターパック、簡易書留、特定記録など)で郵送してください。
通常連絡がとりやすい電話番号を必ず記入してください。
【宛先】
〒904-8501 沖縄県沖縄市仲宗根町26番1号
沖縄市健康福祉部健康推進室市民健康課 健康推進係
担当課の窓口までお越しください。
【窓口】
沖縄市役所地下2階(沖縄県沖縄市仲宗根町26番1号)
沖縄市健康福祉部健康推進室市民健康課 健康推進係
【受付時間】
午前8時30分から午後5時15分(開庁日のみ)
事前に連絡(098-923-0105)いただけますと、対応が円滑に進みます。
沖縄市がん患者アピアランスケア助成金Q&A(PDF:440KB)
対象となる方や助成金額、申請に必要な書類について記載しています。⇒ウィッグ・乳房補整具購入費助成制度のご案内(PDF:463KB)
国立がん研究センター中央病院のアピアランス支援センターのサイトでは、髪や爪など部位ごとのケア方法に関するリーフレットや、情報が少ない男性患者さん向けのガイドブックなど、資料が公表されています。
→アピアランス支援センター(国立がん研究センター中央病院)(外部サイトへリンク)
国立がん研究センターがん情報サービスのサイトでは、脱毛や皮膚・爪のトラブルなどがん治療に伴う身体に起こる変化ごとに、その対応やできる工夫などを詳しくまとめています。
→様々な症状への対応(国立がん研究センターがん情報サービス)(外部サイトへリンク)
「がん相談支援センター」のことの他、がん診療医療機関に関すること、その他講演会などの情報が掲載されています。
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