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十二支由来

 国の始まり、神様が「動物の年号(十二支)の一番最初は何から始めたらよいか決めるので、動物みんなに集まるように」というおふれを出しました。その連絡係を、「あなたは勢力も強いから、みんなに伝えるように」と寅にお願いすると、「いいですよ」と快く引き受けました。

 神様と寅のやりとりを側で聞いていたネズミは、話が終わるやいなや寅のところへ行き、番付の相談をすると、寅は「牛は大きいので、なんとか一番にしてあげたい」というので、ネズミは今度は急いで牛のところへ行きました。そして、「あなたはまだわからないかもしれないが、明日動物の番付があり、神様の前に最初に行くものが一番になるのでいこう」というと、牛は「ああそうか、それならば・・・」といってネズミと一緒に出掛けました。ネズミは小さいので牛と一緒に歩くことができないので、牛の角につかまって行ったそうです。

 牛は先頭で神様の前に最初に着いたので自分が一番だと思っていたら、ネズミが牛の角から前に飛び下りたので神様が、「誰が一番にきたか」と聞くと、ネズミが「私が一番先で、牛は二番です」と答えたそうです。牛はやむをえないから二番になり、寅はゆっくり来たので三番目になりました。 最後のイノシシは、<自分は駆けるのも早いのでゆっくり行っても一番になれるだろう>と思って、一眠りしたため、寝過ごしてしまい最後になったということです。そのことから『ウヮーヌ ニンジュンネー(豚のように寝る)[ぐうたら寝ている人のことをたとえて言う時に使う]』という言葉が生まれたそうです。

 猫は、<ネズミのやつ、いつも同じ家に住んでいるのに、私には知らせないで牛と一緒に行ったな。きさまのようなやつは食い殺してやる>と、その時から猫はネズミに恨みをもち、食い殺すようになったんだと・・・さ。

沖縄市文化財調査報告書第26集『むかしばなしⅠ』
2002年沖縄市教育委員会

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