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サン結び由来

 夜になると、ウスク(和名:アコウ)に住んでいる木の精のマジムン(化け物)がウスメー(おじいさん)の家にやって来て、「ディッカ ウスメー(さあ、じいさん)海に行って魚を取ってこよう」と誘いにきました。

 そんな事が3日ほど続いたので、ウスメーは『ウレー ヒルマシームン(これは珍しいことだ)』とふしぎに思い、友達の所へ行き、「毎夜、さあ、海へ行こう、行こう、と私を起こしにマジムン(化け物)が来るので大変困っているのだが、なにか良い方法はないものだろうか?」と尋ねると、友達は「八月十五夜は、後生の糺(ただし)といって、1年に1回願い事がある時には、火を燃やして願うことができる。その日がちょうど明日になっているので、屋敷のまわりにグシチ(すすき)を結んで置きなさい。そうすると、そのマジムンは『アレー・・・ウスメー(じいさん)の家はこの辺りであったはずだが、珍しいことに山になっているねえ』と思い、逃げて行くはずだから」と言った。

 ウスメーは翌日、友達に教えられた通りに家のまわりにグシチ(すすき)を結んで置くと、いつものようにやってきたマジムンは『ヒルマシームン(珍しいことだ)山になっているさあ・・・』と、不思議がって帰っていったそうだ。

 そのことから、八月十五夜には、屋敷のまわりにグシチ(サン)をさすようになったということだよ。

沖縄市文化財調査報告書第26集『むかしばなしⅡ』
2002年沖縄市教育委員会

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