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浜下り由来(蛇婿入り)

 『カマンタ(大なべの蓋)を地面に置いて、その下でアカマター(蛇の一種)が7回孵化すると人をだますので、カマンタは地面に置かないで、木にさげなさいね』と言われていた。

 ところが、ある女がアカマターにだまされてしまった。 アカマターが人に化けて、赤いティーサージ(手拭)をかぶり女のもとへ来るのを隣の人が見て、「ねえ、あなたたちに来る人を、あなたは男と思っているのですか」と聞くと、女は「はいそうです。私の恋人だもの、男ですよ」と言ったので、「あれは人間ではないよ」と教えてあげた。 すると、「どうして、そういうことを言うのですか」と言うので、「あなたはたくさんのウー(芭蕉)を紡いであるので、男が来たら針にウーを通して頭に刺し、あとでそのウーをたどってみなさい。そうすると行き先がわかるはずだから」と言われた。

 その通りにすると、ウーバーラ(芭蕉の糸を入れる竹のカゴ)に一杯紡いであったウーは、アカマターのガマに全部ひっぱられていたんだって。

 ガマの中では人間に化けたアカマターが、「わたしは人間の女を妊娠させたよ」と自慢していると、別のアカマターが「なあ、人間というものは物知りだからダメになるよ」というので、「それなら、どうしておろすことができるのか」と聞くと、「(旧暦)3月3日に海の砂を踏むと、サラサラとおりてしまうよ」と話していた。
 それを聞いた女は、(旧暦)3月3日に海へ行き砂を踏むと、たくさんのアカマターの子がおりてきていたんだって。 それから、(旧暦)3月3日は浜下りをするようになった。

沖縄市文化財調査報告書第26集『むかしばなしⅠ』
2002年沖縄市教育委員会

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