すてきな仲間達 120

ウインドアンサンブル ティラミス

音楽を通して感動を届けたい

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ティラミスのメンバー

 今回は沖縄市を拠点に活動している吹奏楽団「ウインドアンサンブル ティラミス」(稲嶺麻子:いなみねあさこ団長)を紹介する。
 「ティラミス」と聞くとケーキを連想する方が多いと思うが、イタリア語で「私を元気づけて」と言う意味がある。ティラミスは中学・高校の吹奏楽部の活動により学校の枠を越えて出会った仲間達が、卒業後も音楽を楽しむ場が欲しいとの思いから、メンバーの中学生時代の指導者で市内中学校の吹奏楽部外部コーチを務める前泊正己(まえどまりただき)さんを指揮者に、平成16年4月に5人の団員で結成した。現在は20代を中心に10代から50代の男女約30人で活動している。吹奏楽はフルートやクラリネットなどの木管楽器、トランペットやトロンボーン、ホルンなどの金管楽器に打楽器(パーカッション)を加えて演奏する。沖縄市の吹奏楽は小学生から一般まで活発に活動しており、県内でもレベルが高い。
 ティラミスは毎週水曜日と土曜日に美東中学校で練習しており、地域を大切にしようとの思いから、地域行事への出演や中学生の楽器指導、各学校の演奏会への賛助出演やボランティアスタッフなどを行っている。その他にも沖縄県吹奏楽連盟が主催するコンクールへの出場や行事への参加をはじめ、沖縄市商工会議所が街中で開催するプロムナードコンサート、小学生から一般まで市内の吹奏楽団が出演する沖縄市吹奏楽フェスティバルなど市内で開催される吹奏楽イベントにも積極的に参加している。平成25年度の沖縄県吹奏楽コンクールでは、7度目の挑戦で念願の金賞を受賞した。2月に福岡県で行われた九州アンサンブルコンテストにはサックス四重奏で県代表として出場している。一般の団体であるティラミスは仕事や学校の都合で練習日に全員揃うのが難しいことが悩みだが、忙しい中でも明るく元気に活動している。稲嶺団長は「吹奏楽はポップス、ジャズ、クラシックなどジャンルを越え、様々な曲を演奏して楽しむことが出来る。吹奏楽を通して得られるたくさんの人達との出会 いも魅力」と話す。ティラミスは毎年定期演奏会を開いており、現在は4月26日に沖縄市民会館で開催する10周年アニバーサリーコンサートに向けて練習中だ。稲嶺団長に今後の目標を尋ねると「音楽を通して得られた出会いや絆を大切にしつつ、演奏する人と聴く人が共に楽しむ事が出来る音楽を目指し、団員一同頑張っていきたい」と答えてくれた。

ウインドアンサンブル ティラミスでは団員募集中
 対象/18歳以上
 場所/美東中学校音楽室
 練習日時/水・土曜日の午後7時から10時

※入団希望の方は練習日に直接お訪ねください。見学も可能です。

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沖縄市吹奏楽フェスティバルでの演奏の様子

職人のWAZA vol.95

〜沖縄市ブランド紹介コーナー(15)〜

 市民のオススメ商品を選定する制度「コザチョイス」に、今年度、みやび茶屋仲元の【エイサーどらやき】が選定されました。今回はそのみやび茶屋仲元の矢野雅美さんにお話しを伺いました。
 店主のジミーさんと雅美さんは、県外から沖縄へ移住し、五年前にこのお店を始めました。子供たちのおやつには、安心・安全なものを食べてもらいたいとの思いから素材にこだわっており、食物アレルギーの原因で割合の高い卵や乳製品は使わず、三温糖や十勝産小豆を使っています。
 二人は「大好きな沖縄市を盛り上げるため何かしたい」との思いから沖縄市観光協会が開催している「エイサーガイド養成講座」を受けました。その際に同協会の職員から「お店自慢のどらやきにエイサーキャラクターの焼き印を入れてはどうか?」と提案があり「エイサーどらやき」が誕生しました。今では、大好評のエイサーどらやきを、市内外のイベントで出展して沖縄市をPRしています。
 どこか懐かしい沖縄古民家の店内で、ふわふわの可愛いどらやきを食べながら一息つきませんか♪

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事業所名 : みやび茶屋 仲元
職種 : 飲食店
代表者 : ジミー矢野宏行

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●TEL:098-932-5747
●住所:沖縄市諸見里3-22-15
●定休日:日・月・火曜日

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