春季沖縄キャンプ・プロ野球オープン戦

赤道直火 赤く、熱く、真直ぐに。RED ALL THE WAY

頂点へ 日本一の栄冠に向けて

 沖縄市野球場(コザしんきんスタジアム)の改築が完了し、2年ぶりに野村謙二郎監督率いる広島東洋カープの選手らが宮崎県日南市での一次キャンプを終え、2月19日に沖縄入りした。
 空港には東門市長をはじめ広島東洋カープ沖縄協力会(会長:新垣直彦)や関係者のほか、多くのファンが出迎えに訪れ、野村監督や選手らが姿を現すと歓声が沸き上がり、ミスハイビスカスから歓迎の花束が贈られた。
 今年の広島東洋カープのチームキャッチフレーズは「赤道直火(せきどうちょっか)」、王道ならぬ「赤道」を、真直ぐ火のように突き進んでいく。強敵・難敵を相手に実直なプレーで戦い、観る人の心に火をつけていく決意が込められている。
 晴天となった2月21日のキャンプイン初日は、練習前に歓迎セレモニーが行われ、東門市長の挨拶は「ウェルカム・バック(おかえりなさい)」の歓迎の言葉で始まり「この日を待ち望んでいた、コザしんきんスタジアムをフル活用し、クライマックスシリーズを制し、優勝することを期待する」と激励した。野村監督からは「新しい球場で技を磨き、新球場元年にふさわしい成績を収める」と力強く決意を語った。
 2日目の2月22日は、沖縄市で初となるプロ野球オープン戦「広島東洋カープ対阪神タイガース」が行われ、試合は2対2の引き分け。1万2,178人ものファンが訪れた。
 3日目以降は、基礎練習をはじめ、紅白戦や練習試合などが行われ、沖縄キャンプは3月3日に打ち上げられた。
 昨シーズンは、16年ぶりにAクラス入りし、初のクライマックスシリーズ進出とファーストステージ突破を成し遂げた広島東洋カープ。リーグ優勝そして日本一の栄冠を目指す今シーズンは3月28日に開幕する。


キャンプ初日から多くのファンが球場を訪れた


日本一に向けた沖縄キャンプがスタートした


歓迎セレモニーで激励する東門市長


那覇空港で歓迎の花束を受け取る鈴木清明球団本部長(左)、野村謙二郎監督(中央)、前田健太投手(右)


オープン戦で先発した大瀬良投手は無失点デビュー


オープン戦でエイサーを披露する中の町青年会


オープン戦始球式の大役を果たす美東ドラゴンズの津嘉山憲人くん


オープン戦には多くのファンが訪れた


新野球場でプロの試合を堪能する観客たち


気迫のこもった広島カープの応援


オープン戦初回、カープが先取点を挙げた

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