夜の動物園でワクワクドキドキ

こどもの国ZOOナイト

 沖縄こどもの国で、夏休み期間の7月20日から9月1日まで「ZOOナイト」が開催された。期間中は毎週土曜日と日曜日の開園時間が午後九時まで延長され、来園者は普段とは違う雰囲気の夜の動物園を楽しんだ。
 これまでも夏休み期間中に土曜日の開園時間を延長した「サタZOOナイト」が開催されて いたが、好評により今年は日曜日も行われた。
 来園者は夜の動物園で、昼間は、じっと動かない動物が活発に動く様子や、ライオン・ワニ・クマにエサが与えられる様子を見学し楽しんだ。夜の動物園で人気なのはワニのエサやり。ワニには、頭上から鶏肉をつるして与えるのだが、簡単には食べさせない。こどもの国のワニは置物ではないか?と噂されるほど昼間は動くことが少ないため、エサやりの際はエサに食いつこうとするワニを何度もかわし、繰り返し食いつかせることで運動不足を解消している。ワニがエサに食いつくたび「バクン!」と大きな音が響き、見学者からは驚きの声が上がった。

エサに食いつくワニは大迫力

一味違う夜の動物園を楽しむ来園者

昆虫の不思議がいっぱい

ワンダーミュージアムで昆虫展

 沖縄こどもの国のワンダーミュージアムで7月20日から「昆虫のひみつ展」が開催されている。
 展示会場には、カブトムシやカマキリのリアルな巨大昆虫ロボットのほか、世界中のカブトムシ・クワガタムシを見ることができるコーナー、虫取りゲームなどが設置された。また、昆虫王国と呼ばれ約5,000種類の昆虫の生息が確認されている沖縄の特徴や昆虫に関するパネルなどが展示され、来場者が楽しみながら昆虫について学べるようになっている。
 同展は沖縄市教育委員会の平成25年度こども科学力育成事業のひとつで、夏のイベントの目玉として企画された。7月18日に開かれた内覧会には、シャローム保育園の園児らが招かれ、一足先に昆虫のひみつにふれて楽しんだ。「昆虫のひみつ展」は9月末まで。

※同展の見学にはこどもの国入場料とワンダーミュージアム入館料が必要です。

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会場の入り口に展示されている巨大クワガタに見入る園児達

放水や応急処置を体験

沖縄市消防本部で体験教室

 沖縄市消防本部は同施設で7月28日、こどもたちの消防・防災意識の啓発を図ろうと「夏休みこども消防・防災体験教室」を開催した。
 イベントでは心臓マッサージやAED操作を体験し応急処置の知識を身につける「応急処 置体験」、約20メートルもの高さを体験できる「はしご車搭乗体験」、ポンプ車による放 水を体験する「放水体験」、無害のけむりが充満し視界が利かない複雑な部屋で出口を目 指すことで、けむりのなかでの避難方法を学ぶ「けむり体験」、水平に張られたロープを腹ばいで渡る「レスキュー体験」の5つの体験教室が開かれたほか、ミニ消防車・救急車の搭乗コーナーも設置された。会場には多くの親子連れが訪れ、普段なかなか味わうことの出来ない体験を楽しんだ。

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勢い良く水を噴き出す消火用ホース

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