すてきな仲間達 99

誰もが楽しく踊れる

・福祉レクサークル踊い華・

福祉レクサークル踊い華のメンバー
▲福祉レクサークル踊い華のメンバー

沖縄民謡に合わせ楽しく踊る
▲沖縄民謡に合わせ楽しく踊る

生涯学習の幅をひろげるとともに、健康づくり並びに民謡・福祉レク技術の向上と仲間との交流の場となる事を目標に活動している福祉レクサークル踊い華(島田スミ子代表)。毎週木曜日に中央公民館に集まり、沖縄県福祉レクネットワーク副会長の宮城清さんの指導のもと、二十人のメンバーが沖縄民謡に合わせて踊っている。サークルの結成は、島田代表が受講した健康づくり推進員養成講座で講師を務めていた宮城さんの踊りに感動し、地元の南桃原公民館でも講師を依頼した事がきっかけ。宮城さんの提案で福祉レクサークルが無かった中央公民館に平成二十三年四月、踊い華が誕生した。宮城さんは踊りのリーダー育成に取り組んでおり、踊りの振り付けは、こども向けのものやお年寄り向けのものがある他、体の不自由な人も踊れるよう個人に合わせ変化させている。

踊い華はイベントへの出演や老人ホーム等の慰問を行っており、練習には病院や施設の職員が参加することもある。メンバーは「楽しく足腰を鍛えられ、ストレスを解消できるコミュニケーションの場になっています。イベントで踊りを披露する事も楽しみです」と話す。休憩時間もおしゃべりで盛り上がり楽しそうだ。島田代表に今後の目標を尋ねると「もっと多くの老人ホームや児童施設を訪問し、機会があれば様々なイベントに参加したいと思っています。発表の場があるのは良い事です。嬉しいし、やりがいにもなります。踊りを通していろんな地域の仲間が出来るので施設の職員や幅広い世代と交流し福祉レクを広めていきたい。踊い華は和気あいあいとし笑いの絶えないサークルです。楽しい仲間が待っていますので興味のある方はぜひ一度見学に来てください」と答えた。

連絡先:島田スミ子
電 話:090-3793-2426
日 時:毎週木曜日午後二時〜四時(祝祭日休み)
場 所:市立中央公民館地下二階視聴覚室
会 費:月千五百円
持参品:扇子二本、うちわ、手ぬぐい、室内用シューズ
※動きやすい服装でお越しください

職人のWAZA Vol.74

登 弘道
事業所名:のぼりや製菓
職種:菓子製造業
代表者:登 弘道

のぼりや製菓
住所:沖縄市上地1-10-17
電話:098‐932‐7895

今回は、沖縄市中の町にある「のぼりや製菓」の登美香さんにお話を伺いました。
のぼりや製菓は主に洋菓子、和菓子、沖縄菓子の製造・販売をしており、今年は設立してちょうど50周年という節目の年になります。

昨年度より沖縄市でスタートした、地域ブランド認定制度「コザスター」への認定を目指して、商品開発・改良を重ね、日々奮闘しています。その中で特に苦労したのは、ケーキの底に使われているザラメを一番良い食感に仕上げるために何度も試行錯誤したことだそうです。この度、改良した黒糖ケーキとこれまで発売した、のぼりや製菓を代表するヒット商品を詰め合わせた「KOZAのKISEKI」という商品を発売しました。パッケージも創業当時の写真を使用して、インパクトのある、昔のコザを思い出させる懐かしいデザインになっています。「子供からお年寄りまで、幅広い層に愛されるよう、これからも日々努力していきたいです」と話す登さん。

伝統のある老舗の味を、みなさんもぜひ店頭に足を運びご堪能ください♪