話題

誇りある沖縄市民として

市民憲章推進協議会定期総会・実践者表彰

沖縄市民憲章推進協議会(新屋孝一会長)の平成二十四年度定期総会が、五月二十二日に市役所内の市民健康大ホールで開かれた。

総会では、市民憲章実践者の表彰が行われ、教育・福祉・環境美化・安全対策の各分野で評価された個人二十七名、団体二組が受賞した。受賞者代表あいさつで洌鎌岩男さんが「アララガマ(宮古島の言葉で、困難な環境に自分の力で立ち向かう意味)精神で、市民の模範として頑張っていく」と抱負を語った。その他に平成二十三年度事業経過・決算・会計監査の報告や平成二十四年度事業計画・予算の審議の他、常任委員の委嘱の報告が行われた。

表彰される沖縄市ジュニアリーダークラブのメンバー
▲表彰される沖縄市ジュニアリーダークラブのメンバー

貴重なもの・珍しいものを展示

市郷土博物館新収蔵品展

沖縄市立郷土博物館で5月18日から6月24日の間、新収蔵品展が開催され、平成23年度に寄贈されたものや博物館が採集したもの約40点が展示された。

期間中、博物館には明治時代に織られた着物や大工道具一式、越来グスクから出土した人骨のレプリカ、塩の小売免許、日本で唯一石炭が掘られている北海道釧路の石炭等、貴重な品々が展示された。中でも「芭蕉紺地経絣着物」は織られた年代や場所が判明している貴重なもの。来館者は興味深そうな表情で展示品に見入っていた。平成23年度、同館には二百点余りの寄贈があった。

職員から展示品の説明を聞く来館者達
▲職員から展示品の説明を聞く来館者達

大事なのは一生懸命生きること

池間哲郎氏講演会

ミャンマーやタイなどアジア八か国で学校建設や井戸の整備などの支援活動を行っているNPO法人アジアチャイルドサポートの池間哲郎代表理事の講演会が六月九日、福祉文化プラザで開催された。この講演会は、あげだ児童館がアジアKids大賞を受賞した記念に開かれたもの。講演内容も、こども達にわかりやすい内容で行われた。

講演の中で池間氏は、アジア各国では現在も、十分な食事をとることができないこどもが大勢いる。今の自分の恵まれた環境に感謝し、少しだけの勇気と愛をもって、人に優しくするようこども達に語った。

池間氏の話を真剣な顔で聞くこども達
▲池間氏の話を真剣な顔で聞くこども達

ママの手は、魔法の手

ベビーマッサージ体験会

ママと赤ちゃんのスキンシップの方法として近年注目を集めているベビーマッサージの体験会が6月15日、沖縄市福祉文化プラザ児童センターで開催され9組の親子が参加した。ベビーマッサージは、赤ちゃんにリラックスした心地よさを与え、肌を刺激することで脳の発達や免疫力を高める効果があり、母親にも赤ちゃんとのスキンシップによって育児への自信が生まれ情緒の安定をもたらす効果がある。

ママの手で優しくマッサージしてもらった赤ちゃんたちは、みんな気持ちよさそうな顔をしていた。

マッサージ、気持ちいいな〜
▲マッサージ、気持ちいいな〜