工事の安全と地域発展を願う

山里市街地再開発 安全祈願祭

 国道330号沿いの山里三叉路に面する山里第一地区第一種市街地再開発事業敷地内で、9月4日に工事着手の安全祈願祭が行われた。
 山里第一地区では、老朽化した住宅が密集し、防災上の問題や公共下水道の接続困難、交通の不便などの課題があり、本事業を進めることで安全で快適な都市空間を形成し、街のにぎわいを生み出し、中心市街地の活性化に資することを目的としている。 安全祈願祭で、同地区市街地再開発組合の仲宗根洋一(よういち)理事長は「地域住民に親しまれ、にぎわう施設になることを願っている。工事中は安全を心がけ無事に完了するよう支援していきたい」と挨拶した。


鍬入れの儀を行う工事関係者

自治会加入促進を模索

自治会、業者会、市が協定

 自治会長協議会(喜友名秀樹(ひでき)会長)と県中部宅地建物取引業者会(宮城康(やすし)会長)と市が自治会加入率を改善させようと9月1日に「沖縄市における自治会への加入促進に関する協定」を締結した。 今後、宅建業者会の加盟店舗では賃借契約書に自治会加入を促す文言を加えるほか、窓口でパンフレットなどを配布する。
 近年、市内には賃貸住宅が多数建設されているが入居者の自治会加入率が低く、自治会長らを悩ませている。自治会長協議会と市は先進地の大阪府泉佐野市などを視察するなど改善策を模索していた。


自治会と宅建業者会と市による協定の締結は県内初

高齢者と地域のよりよい関係を

かりゆしシニアクラブ大会開催

 老人クラブの更なる進展と高齢者保健福祉の向上を目的に「第41回かりゆしシニアクラブ大会」が9月8日に市民会館で開催された。
 大会ではクラブの発展に功労のあった会員や団体が表彰され、受賞者を代表して伊禮幸子(ゆきこ)さんが「本日の受賞を機にクラブや地域の発展に微力ながら力を尽くす」と話した。 そのほか女性委員長の長嶺トヨさんが大会宣言で、クラブ会員の増強や健康づくり活動の充実、地域住民との連携、地域づくり活動の推進などを誓った。 また、サークル発表会も行われ、会員たちが歌やダンス、三線の演奏など、日頃の練習の成果を披露した。


特別功労で表彰された城前長寿会会長の伊禮幸子さん

生徒会が意見交換

中学生フォーラム

 市内各中学校の生徒会役員が集まり、学校や家庭、地域社会の問題について意見を交換し、実践的な生徒会活動の在り方を考えることで、生徒会活動の活性化を図る「平成28年度沖縄市中学生フォーラム」(市教育委員会主催)が、 8月19日に市民会館中ホールで開催された。
 フォーラムの第1部では、島田茂氏が「リーダーとは」と題した講演会を行い、生徒たちにアドバイスした。第2部では「魅力ある学校づくり〜専門委員会の連携を模索して〜」をテーマに各学校がスローガンを発表し合った。 また、携帯電話のトラブル対策についてグループ討論を行い、意見をまとめて発表した。


討論する生徒たち

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