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こころの健康への理解を広げる

ハートフルデイケア展

 地域社会に精神の障がいを持つ人達の日頃の活動の成果を見てもらい、理解を深めてもらう機会として沖縄市ハートフルデイケア展が11月27日、28日の2日間、市役所1階市民ホールで開催された。
 同展には、沖縄市地域活動支援センターおきなわなどの当事者団体や家族会、ボランティア団体など10団体が参加し、各団体の活動紹介や作品展示、パンやハンドメイド雑貨の販売、アロマハンドマッサージが体験できるアロマ体験コーナーなどが設けられ、多くの市民が訪れた。また、こころの支援や相談機関の情報提供コーナーも設置された。

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日頃の就労支援活動で作成した作品や商品の販売を行った

地域の歴史を伝える

字誌(あざし)「登川誌」を贈呈

 登川の歴史、風俗習慣、民俗行事、文化遺産を収録し、毎月の行事や祭りなどを写真で紹介した字誌(あざし)「登川誌」が完成し、11月18日に編集委員長の金城正雄さんらが市役所を訪れ、桑江市長と狩俣教育長に寄贈した。
 「登川誌」は、地域の先輩方への聞き取り調査や文献などの調査、区民への写真提供の呼びかけなど地道な活動の結果、12年の歳月をかけ完成した。金城さんは「女性の立場から見た歴史や教育面での女性の働きなど女性の活躍も紹介している。この点は他の字誌にはない特徴だと思う」と語った。

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完成した「登川誌」を寄贈した金城正雄編集委員長(右から2人目)ら

米沢の高校生が街あるき

沖縄市の歴史・文化を学ぶ

 本市の姉妹都市である山形県米沢市から、九里(くのり)学園高等学校の生徒54人が11月12日に修学旅行で沖縄を訪れた。
 14日に沖縄市を訪れた生徒達は、桑江市長と面談したほか、コザ・ミュージックタウンでエイサーを体験した。15日にはコザ・インフォメーションセンターのガイドによる「平和学習街あるき」が行われ、市立郷土博物館や市戦後文化資料展示室ヒストリート、ゲート通り、商店街などを訪ね、施設職員やガイドから沖縄市の戦前の生活や戦後の様子、エイサーと青年会など、沖縄市の歴史や文化を学んだ。

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街あるきで商店街を訪れた生徒達

多くの家族連れで賑わう

かりゆし園フリーマーケット

 地域住民の方々の交流を目的として、11月23日に沖縄市老人福祉センターかりゆし園の多目的広場(ゲートボール場)で第9回かりゆし園ふれあいフリーマーケット(NPO法人 友志企画主催)が開催された。
 フリーマーケットには125店舗が出店し、当日は天候にも恵まれ朝早くから多くの家族連れで賑わい、約2,000人の来場者があった。会場には輪投げやスカットボールのコーナーもあり、多くのこども達が挑戦していた。フリーマーケットの収益金は、県内福祉団体などへ全額寄付される。

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朝早くから多くの家族連れや買い物客で賑わった

地域の祭りに多数の出演者

第3回ももやま通り音楽祭

 南桃原のイベント広場で11月23日に第三回ももやま通り音楽祭(ももやま通りクリーンクラブ主催)が開催された。祭は、音楽による地域活性化と音楽文化の普及発展、音楽による仲間づくりを目的に開催されているもので、市内外から多くの団体が出演した。
 今回の祭りは山内中学校吹奏楽部の演奏で始まり、保育園児から老人クラブまで幅広い年齢層の出演者41組が、童謡や沖縄民謡、フォーク、ロック、詩吟など多彩なステージを披露した。会場には出演者の家族や知人など、大勢の観客が集まり、ボリュームのあるプログラムを楽しんだ。

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混声合唱団フォレストの合唱

障がい者の作品を発表

障害者週間福祉展示フェア

 障がい者の福祉について関心と理解を深めてもらうとともに、障がい者があらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的に、市役所で12月3日から5日の3日間、平成26年度「障害者週間」福祉展示フェア(市主催)が開催された。同フェアでは15団体が作品の展示販売を行い、多くの来場者でにぎわった。3日に行われたオープニングセレモニーでは宮島眞則(みやじままさのり)実行委員長が「出品者は、障がい者ではなく職人としてより良い物を目指し作品づくりに励んでいる。障がい者と健常者が支え合う社会の実現を目指す」とあいさつした。

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市役所のロビーで作品が展示販売され多くの客が訪れた

地元食材で健康的な料理を

私のじまん料理展

 「腕じまん、味じまん、島やさい料理」をキャッチフレーズに「私のじまん料理展」(沖縄市農漁村生活研究会主催)が12月9日に市役所1階市民ホールで行われた。  沖縄市農漁村生活研究会は、地域社会の生活改善を促進するために活動を行っており、会員数は約80人。この日は、約50人のメンバーが腕をふるい、地元食材を使った料理や、化学調味料の代わりに麹(こうじ)を使って味付けした料理、塩分控えめの料理など、健康に気を配った料理を展示した。午後に行われた試食会では、多くの来庁者が足を止め、食材と味にこだわった健康料理の数々を試食した。

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大勢の来庁者が、健康に気を配った料理の数々を試食した

エイサーのまち沖縄市をPR

沖縄郵便局がご当地ナンバープレート

 日本郵便株式会社 沖縄郵便局が、新たに導入した郵便バイク8台に沖縄市エイサーキャラクターのエイ坊がデザインされた沖縄市オリジナルナンバープレートを取り付けた。
 今回の取り組みは、地域に根差した郵便局を目指す同局が「エイサーのまち沖縄市」をPRし、地域の活性化に貢献しようと実施したもの。同局の玉寄宗充(たまよせむねみつ)局長は「赤色で目立つ郵便バイクが、エイ坊のナンバープレートを付けて市内を走行することでエイサーのまち沖縄市をPRできれば」と話している。同局では、今後も郵便バイク導入の際は沖縄市オリジナルナンバープレートを取り付けることにしている。

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エイ坊のナンバープレートのバイクで配達

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