話題

公園設備をボランティア補修

九州ウレタン断熱協会沖縄支部

沖縄県内のリフォームや塗装を手掛ける業者で構成される九州ウレタン断熱協会沖縄支部が、ボランティアを通して地域に貢献しようと、十二月三日に上地第一公園の補修を行った。

補修では、すべり台とトイレの塗装、草刈り、清掃が行なわれた。上地第一公園のすべり台とトイレは塗装の一部がはがれ、落書きもされていたため、ボランティアはトイレの内部や屋根、すべり台の裏など、すみずみまできれいに塗装した。同協会は明るくきれいな公園でこども達が安心して遊べるように県内各地の公園を毎年数か所、ボランティアで補修している。

すべり台とトイレがきれいに塗装された
▲すべり台とトイレがきれいに塗装された

ヨロイをまとった生き物

郷土博物館企画展

沖縄市郷土博物館で10月26日〜12月9日の期間、第39回企画展「ヨロイをまとった生き物〜沖縄のカニ・エビ・オカヤドカリ〜」が行われ、多くの家族連れが訪れた。企画展はこの40年で沖縄市でも自然が減り、身近な生き物であったはずのカニやエビたちが探すのに苦労する生き物になってしまっていることを知ってほしいと開催された。企画展では約30種類のエビやカニの標本だけではなく、生きたヤシガニやテナガエビ類も展示された。また透明なガラスの貝がらにオカヤドカリを入れ、普段みることのできないおなかなども観察する事ができ、こども達に人気であった。

興味深げに展示品を見る来館者
▲興味深げに展示品を見る来館者

地域に貢献

大同火災より車いす寄贈

大同火災海上保険株式会社(代表取締役社長:上間優)より、十一月二十六日、本市へ二台の車いすが寄贈された。車いすの寄贈は今年で十七回目、延べ五十三台の寄贈となる。大同火災海上保険株式会社は、社会貢献活動の一環として、県内全市町村に車いすを寄贈している。寄贈を受け東門市長は「毎年いただき本当に感謝している。車いすに頼らないと生活できない方も大勢いるので助かると思う。市民サービスに役立てていきたい」とお礼を述べた。今年寄贈された車いす二台は、障がい福祉課の窓口で貸し出し用として利用されている。

車いすを寄贈した大同火災海上保険株式会社代表取締役社長上間優氏(左から2人目)
▲車いすを寄贈した大同火災海上保険株式会社代表取締役社長上間優氏(左から2人目)

市民の安心を守る新たな拠点

沖縄警察署新庁舎落成記念式典

県道20号線(くすの木通り)の拡張工事に伴い、胡屋から山里に移転が決まり建設中だった沖縄警察署の新庁舎が完成し、12月1日に落成記念式典が行われた。式典には沖縄県警察の村田本部長や沖縄警察署管轄区域の市町村長、公安委員など、関係者が出席し、沖縄警察署の渡具知署長が「新庁舎の落成式を機に決意を新たに、地域の安心・安全なまちづくりにしていきます」と決意を語った。新庁舎は5階建てで、雨水利用やLED使用など、節水・省エネの対策が取られており、スロープや多目的トイレの設置など、来庁者に配慮したつくりになっている。

多くの関係者が集まり、新庁舎の落成を祝った
▲多くの関係者が集まり、新庁舎の落成を祝った