令和６年度沖縄市国民健康保険料収納対策緊急プランの策定について

沖縄市では収納対策緊急プランを策定し、国民健康保険料の収納率向上に取り組んでいます。重点対策は以下のとおりです。

1.国保資格及び国保料賦課の適正化

• （１）他保険加入者の発見に努め、早期に資格喪失手続勧奨を行い、届出遅延者については、国保担当職員の調査等に基づき職権で国保資格を喪失させ、資格の適正化を図ります。
• （２）居所不明者の実態把握及び居住確認のため訪問調査等による情報収集に努め、資格の適正化を図ります。
• （３）未申告世帯への架電・申告勧奨通知・保険料納付相談時における申告指導等を行い、賦課の適正化を図ります。
• （４）各種減免の適用可能性がある場合、減免制度の説明を行うとともに減免申請へ繋げ、生活困窮世帯の滞納解消を図ります。

2.収納体制の充実・強化

• （１）保険料の納付相談や納付機会の拡充を図るため、下記のとおり夜間相談窓口を開設します。
  場　  所：沖縄市役所庁舎１階　国民健康保険課窓口
  開 設 日：第２・第４水曜日【祝日、慰霊の日(６月２３日)・１２月２８日～１月３日はお休みとなります】
  受付時間：１７時１５分～２０時まで ※事前予約制
  取扱業務：①保険料の納付相談　②保険料のお支払い
• （２）納付者の利便性向上を図るため、昼食時の窓口（12：00～13：00）を開設します。
• （３）コンビニ収納やアプリ決済の実施により、被保険者の利便性向上を図ります。
• （４）原則化した口座振替を積極的に推進し、納め忘れの防止と収納率向上を図ります。また、ペイジー口座振替サービスを実施し窓口等で口座振替への勧奨を行います。
• （５）滞納者のリスト作成や分析を行い、早期に催告業務を実施します。
• （６）沖縄市市税等お知らせセンターを活用し、滞納が累積しないよう、早い段階での納付を促します。
• （７）滞納処分等に関する職員研修に参加し、職員の知識、能力の向上に努めます。
• （８）電話催告、個別文書催告、臨戸等で生活状況や滞納原因を把握し、効率的な滞納整理に努めます。
• （９）分割納付の履行状況の把握を徹底し、不履行者への架電や文書等による納付催告を行います。
• （10）福岡出入国在留管理局那覇支局との覚書締結により、外国人滞納者の国民健康保険料徴収に係る協力体制を確立し、収納率向上を図ります。
• （11）特別の事情がなく納期限から１年経過しても保険料を滞納している場合は特別療養費の支給に変更する旨の通知等を送付し、納付相談の契機とすることで収納率向上を図ります。

3.滞納処分の実施

• （１）保険料の滞納について、滞納者が再三の督促、催促にもかかわらず納付に応じない場合は、実情を踏まえた上で差押え等の滞納処分（預貯金・給与・生命保険解約返戻金・売掛金・軍用地料・不動産・動産（自動車のタイヤロック）等）を行います。

4.その他の取り組み

• （1）「国保だより」や「国保のしおり」等で、国保制度及び事業に関する周知、啓発を行います。

お問い合わせ　沖縄市 健康福祉部 国民健康保険課 徴収対策係 電話：098-939-1212(内2127）