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◆ 広報おきなわ8月号(No.374)

青少年の深夜はいか
い防止県民一斉行動・
沖縄市民大会 [ 1 ] [ 2 ]
市議会抗議決議
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第50回
沖縄全島エイサーまつり
表  紙
非人道的であり、怒りと憤りを覚える
──市議会が全会一致で抗議決議──
「人権を蹂躙する犯罪」沖縄市議会、県、自治体が一斉抗議
米兵による女児わいせつ事件
七月三日午前、市内で起きた米兵による女児わいせつ事件で、仲宗根市長は「極めて遺憾である」とし四日午前、直ちに米空軍嘉手納基地を訪れ、ジャンマーク・ジュアス司令官(准将)に「女性の権利を踏みにじる、言語道断の犯罪だ。抗議のたびに米軍は綱紀粛正というが、らちがあかないばかりか県民の感情を逆なでしている。二度とこういう事が起こらないよう、米軍の規律を徹底してほしい」と強く申し入れた。これにたいしジュアス司令官は謝罪し「綱紀粛正を徹底したい」と話したという。

同日午後、沖縄市議会(浜比嘉勇議長)は早速、臨時議会を招集し、米兵による女児わいせつ事件に関する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

抗議決議は「女性の人権を蹂躙する重大な犯罪で、しかも被害者が無防備で弱い立場の小学生であることから断じて許すことができない」と強く訴え、米軍側に(1)被害者と家族、県民に対し速やかな謝罪(2)事件の再発防止と綱紀粛正を徹底的に行う(3)基地の早期返還、整理縮小(4)日米地位協定の抜本的改定を行う─を求めている。

翌日、市議会の照屋寛徳副議長ら市議八人は那覇防衛施設局を訪れ、決議した抗議決議文と意見書を西正典局長に手渡した。
「極めて遺憾である、米軍の規律を徹底してほしい」と強く訴えた仲宗根市長。米兵による女児わいせつ事件に関する抗議決議を全会一致で可決した市議会

子どもの悩みに気づいていますか
── 各自治会で「おとなワークショップ」を開催 ──
参加者と一つとなり、みんなで考えるワークショップが行われた
児童虐待防止について考えてみたことがありますか─。

七月五日夜、久保田自治会で児童虐待防止に関する講演会「おとなワークショップ」が開かれた。これは、いじめなどに悩みを持つ子どもたちの気持ちや変化を大人がいちはやく気づき、受け止めていくことの姿勢づくりを目的に行われている。

ワークショップは「おきなわCAP(キャップ)センター」のメンバーが行い、いじめや誘拐、虐待などによって生きていくのに必要な大切な権利を脅かされないように、従来の「何何してはいけません」という危険防止教育とは異なり、子どもがおそれを抱かずに、自分を守るためにどう対処していくかを具体的にわかりやすく話した。又、寸劇なども取り入れ、参加者と一つとなり、話しかけ、みんなで考えていく同ワークショップは時折笑い声も響き、肩ひじの張らない、リラックスした講演会となった。

参加者からは「各小・中学校でも開催してほしい」「寸劇がわかりやすかった」「今日の話をもとに、子どもと一緒に考え話し合ってみたい」などの意見が聞かれた。同ワークショップは八月(二回)九月(二回)十月(二回)十一月と七自治会での講演を予定しており、子ども家庭課では多くの市民の参加を呼びかけている。
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