新・体力テスト実施

自分の体力をチェック!

現在の自分の体力を知ることで、日頃の運動量の確認や生活習慣の見直しにつなげてもらおうと、十月二十八日に沖縄市多目的運動場で新体力テストが行われた。

体力テストは、シャトルラン、立ち幅とび、上体おこし、反復横とびなど六種目。シャトルランは二十メートルの距離を何度も制限時間内に走るテストだが、制限時間がだんだん短くなっていくのが特徴で、参加者は始めのうちは涼しげな顔をしていたが、だんだんきつそうになり、最後には息を切らせて走っていた。また、腹筋を測定する上体おこしでは、歯をくいしばり回数を重ねていた。テストに参加した子どもたちは声を上げて楽しそうだったが、大人は息を切らせており、日頃の運動不足や体力の衰えを実感した様子だった。

当日はAランチ選手権も開催され、Aランチを楽しんだ後、体力テストに挑戦する市民も多く、会場はにぎわいを見せた。

パパはどれぐらいとべるかな〜
▲パパはどれぐらいとべるかな〜

市民が困窮世帯に食料提供

フードバンクひとり一品運動

市民からたくさんの善意が寄せられた
▲市民からたくさんの善意が寄せられた

沖縄市社会福祉協議会(嘉陽宗吉会長)が食べる物に困っている家庭を支援しようと、自治会を通して市民に食料の提供を呼び掛けたところ、四四三.九二sの食料が寄せられた。十月五日に市社会福祉センターで、贈呈式が行われ、食料の管理・配布を行っているNPO法人フードバンクセカンドハーベスト沖縄(奥平智子代表理事)に集まった食料が贈られた。贈呈式で奥平代表理事は「皆様の温かい心をありがたく思う。今回のように品数が多いと栄養バランスを考えて配給できる。近年、食料提供の依頼が増えており、在庫の食料が常に不足状態で沖縄全土に困っている人がいると感じている。この運動が、誰でも出来るボランティアとして広がって欲しい」と語った。市社協は「福祉まつり」でも食料の提供を呼び掛けているほか、窓口でも随時食料の提供を受け付けている。

野球を通して交流寄付金も

出身中学校対抗の野球大会が開催される

沖縄市サブグラウンドで十一月十一日に「第四回S48年生野球大会」(沖縄市S48野友会主催)が開催された。大会には沖縄市内の出身中学校別に七チームが参加し熱戦を繰り広げた。接戦の試合が続き、決勝戦は時間切れで決着がつかず安慶田と美東が同点優勝となった。沖縄市S48野友会(兼島稔代表)は野球で運動不足の解消や同級生の連携、交流を深めることを目的に平成二十一年に発足し、年に一回野球大会を開催している。大会では参加チームから寄附金を募りスポーツ振興に役立てて欲しいと市へ贈られた。

また、十一月十八日には、同グラウンドで「第三回沖縄市S45年生七校母校チャリティー野球大会」も開催され、こちらの大会は七つの出身中学校別に六チーム(美里と宮里は合同)が参加。リーグ戦を勝ち抜いた山内とコザが決勝戦で競い、延長の末コザが優勝した。実行委員の比嘉学会長は「お世話になった母校に寄付することで地域に貢献できれば。毎年、一校区ずつ寄付していきたい」と話した。今回の大会で集まった寄附金は安慶田中学校区内の野球部と少年野球チームへの寄附、安慶田中創立三十周年記念事業費に充てられる。

同級生が集まり野球を楽しんだ
▲同級生が集まり野球を楽しんだ

渾身の力を込めたピッチング
▲渾身の力を込めたピッチング