すてきな仲間達 104

インドの古典舞踊を踊る

・インド舞踊サークル・

インド舞踊サークルのメンバー
▲インド舞踊サークルのメンバー

インド舞踊サークルの稽古の様子
▲インド舞踊サークルの稽古の様子

今回紹介するのは、直原牧子先生の指導のもと、九人のメンバーが毎週木曜日に中央公民館でインド舞踊の稽古に励んでいる「インド舞踊サークル」。

現在、インド舞踊サークルでは東インドの「オディッシィ」という古典舞踊を習っている。オディッシィはマハリ(巫女)と呼ばれた女性達が神々に捧げた舞踊が起源と言われており、力強く男性的なステップでリズムを取り、優雅で女性的な手の動きで空間を表現する。また、寺院の彫刻のようなポーズや動作が多く含まれることから「動く彫刻」とも呼ばれている。

稽古は直原先生のインド舞踊独特のかけ声に合わせたステップの練習から始まる。ステップは十種類以上あり、一種類のステップにつき三段階のスピードで稽古する。ステップは常に中腰の姿勢のうえ、最速のステップは、かなりのスピードになるため稽古はハードなものになっている。インド舞踊は、ステップの組み合わせで構成されているため、ステップの稽古が重要で、ひととおり身につけるまでには一年から二年もかかるそうだ。ステップの稽古が済むと、ステップを組み合わせた稽古用の踊りや演目を踊る。みんな息を切らせながら一生懸命稽古している。同サークルがオディッシィの稽古を始めて八年ほど経つが、現在、稽古している曲はまだ六曲目だそうだ。サークルではこれまでの踊りを復習しながら新たな踊りを稽古しているが、身に付けた曲の数や、複雑な手足の動き、ハードな稽古の様子からも一曲一曲の難易度が高いことが伺える。直原先生は「オディッシィは古典舞踊のため、決まりごとが多く、延々と基礎を繰り返すような稽古だが、皆、良くついてきてくれている」と話しており、メンバーは「ちょっとキツいが楽しくやっている」と笑う。ここ数年は、まつりや民族舞踊の祭典等に参加しているインド舞踊サークル。独特の雰囲気を持つインド舞踊に興味ある方は同サークルを訪ねてみてはどうだろうか。

●インド舞踊サークルではメンバー募集中
対象/どなたでも
場所/中央公民館地下二階視聴覚室
問合せ/直原牧子(電話:090‐9991‐4806)
※詳細は直原先生に直接お問い合わせください

職人のWAZA Vol.79

安里 哲雄
事業所名:(有)タイガーエンブ
職種:製造業
代表者:安里 哲雄

ヘルメットバッグ&バゲッジタグ
住所:沖縄市中央4丁目10番3号
電話:098-937-8234

〜沖縄市ブランド紹介コーナー〜(4)
商品名【ヘルメットバッグ&バゲッジタグ】

沖縄市のトップブランドとして商品を認定する制度「コザスター」に、今年度、有限会社タイガーエンブが製造している、ヘルメットバッグ&バゲッジタグが認定されました。今回はそのタイガーエンブの代表者、安里哲雄さんにお話しを伺いました。

始めは、外人のパイロットが持ち込んだヘルメットを入れる支給品のバッグに、名前やマークの刺しゅうを入れたりしていました。しかし、支給品はすぐボロボロになることから、店で売っていないかという問い合わせが多く寄せられたため、独自で最高に頑丈なものを作ろうと思い、好きな刺しゅうも施せる自分だけのオリジナルのバッグとして完成させました。

コザスターとして認定されたものは、一般の方でもビジネスバッグ等に使用できるようにヘルメットバッグよりもサイズを少し小さくし、とても丈夫で使い勝手が良いこだわりの商品となっております。これから、女性でも好んで持てるようなデザインも増やしていく予定とのことです。機能性抜群なタイガーエンブのバッグにあちらこちらでお目にかかるのが楽しみですね♪