将来の仕事を体験しよう

将来の仕事を体験しよう

 こども達が企画した店舗で、販売や買い物などの仕事体験を通し、経済の仕組みを学ぶことを目的としたこども市場(沖縄市市民活動交流センター主催)が8月8日、ミュージックタウン1階の音楽広場で開催された。応募した54人のこども達は、事前学習でお金の仕組みや接客方法を1週間かけて学び、本番当日は、八百屋やパン屋などに扮して、威勢よく呼び込みを行い、約千人の来場者に商品の販売を行った。こども市場でネイリストになった諸見小学校3年生の兼城琉瑠奈(かねしろ るるな)さんは「事前学習は長かったけど楽しかった。お仕事をしてお金をもらえることは楽しい」と笑顔で話した。

仕事への真剣さはプロ顔負け
仕事への真剣さはプロ顔負け

キングス新リーグ一部参入

2016年 秋 新たなステージへ挑戦

 本市をホームタウンとして活躍している、男子プロバスケットボールの琉球ゴールデンキングスが、国内2リーグを統合し、来秋から開幕する新リーグ1部への参入が決まり、8月3日に木村達郎代表らが、桑江市長を訪ね、報告を行った。木村代表は「参加条件の1つである、ホームアリーナは、市が整備予定の多目的アリーナでクリアできた。これからも、集客数を伸ばしていきたい。1部リーグ参入については、喜びよりも、身の引き締まる想いでいっぱい」と新たなステージに向けた抱負を語った。
 新リーグは、3部制で、最上位の1部リーグは、16から18チームで構成される。

木村代表(左から2人目)から報告を受ける桑江市長(中央)
木村代表(左から2人目)から報告を受ける桑江市長(中央)

こども達への文化継承を支援

沖縄市こどもの文化活動支援助成金交付式

 今年度から始まったこどもの文化活動支援助成金の交付式が7月30日に市役所で行われた。交付を受ける団体は、海邦町創作エイサー子ども育成会(山下覚(さとし)代表)、沖縄市ジュニアオーケストラ(花城可雅(よしまさ)代表)、登川子ども会(屋宜宣芳(のぶよし)代表)、知花子ども会城(ぐすく)太鼓(池原秀樹(ひでき)代表)の4団体。助成金は、三線や和太鼓などの購入費用、交流遠征費、活動費などに活用される。交付を受けた海邦町創作エイサー子ども育成会の山下千裕(ちひろ)さんは「設立して間もない子ども会ですが、エイサーを通して地域愛を育んでいき、将来はエイサー団体の一つになれるように頑張りたい」と話した。

こどもの文化活動支援助成金交付団体の代表の皆さん
こどもの文化活動支援助成金交付団体の代表の皆さん

知花花織復興への貢献を称える

知花花織事業組合設立7周年記念式典

 市農民研修センターで8月7日に知花花織事業協同組合(小橋川順市理事長)の設立7周年を祝う記念式典が開催され、同組合の前身となる作業所の創設や織り手の人材育成、現組合の基礎づくりなどに貢献した7人に感謝状と記念品が贈呈された。
 式では受賞者を代表して、前市長の東門美津子氏が「国指定の伝統的工芸品である知花花織が、これからも、さらに大きく花開くことを期待する」とあいさつした。
 受賞者は、次の通り(敬称略)
 仲宗根正和・仲宗根健昌・故 佐久田朝政・島袋善栄・新里八十秀・幸喜新・東門美津子・大宜見良子

知花花織の振興に寄与した受賞者(前列7人)と関係者達
知花花織の振興に寄与した受賞者(前列7人)と関係者達

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