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プロ棋士が将棋の楽しさを教える

日本将棋連盟が将棋教室を開催

 日本将棋連盟 沖縄県支部連合会(宮城政則会長)が、日本の伝統文化である将棋の普及と促進の一環として、プロ棋士が無料で教育現場を訪問し、次世代を担うこども達に、将棋の指導や対局を行う将棋教室が6月8日から19日の日程で開催され、6月8日に越来小学校、10日にあげだ児童館で行われた。
 将棋教室で講師を務めた、プロ棋士の高田尚平 六段は、「プロ棋士として、技術的な指導よりも、礼儀作法などの基本を覚えてもらい、将棋の楽しさを知る『きっかけ』になれば嬉しい、これからも将棋を続けて楽しんで欲しい」と語った。
 同連盟のこの取り組みは、全国的に行われており、沖縄県では、平成25年度から実施されている。

あげだ児童館でこども達に将棋の楽しさを教える高田尚平 六段
あげだ児童館でこども達に将棋の楽しさを教える高田尚平 六段

沖縄市の魅力を多くの人にPR

第40代 ミスハイビスカス 就任

 第40代 沖縄市観光親善大使 ミスハイビスカスの交代式が5月28日、ミュージックタウン音市場で行われた。
 ミスハイビスカスの選考会は、3月29日の沖縄国際映画祭の開催時に行われ、節目となる第40代には、大城真智子さん、藤木愛(いとし)さん、藤岡沙也加さんの3人が選出された。交代式では、前ミスハイビスカスから新ミスハイビスカスにたすきが引き継がれ、真新しいミスハイビスカスの衣装をまとった3人は、緊張しながらも、それぞれが抱負を語り、沖縄市の魅力を多くの人に伝える決意を述べた。式の最後には、1年間の大役を果たした前ミスハイビスカスに、感謝状が贈られた。

第40代 ミスハイビスカスの(左から)大城真智子さん、藤木愛さん、藤岡沙也加さん
第40代 ミスハイビスカスの(左から)大城真智子さん、藤木愛さん、藤岡沙也加さん

市の発展を支える若い力

市青年団協議会新役員就任

 市青年団協議会(島袋林大(きはる)会長)の平成27年度役員が4月12日に同協議会の総会で選出され、会長に再任した島袋さんをはじめ新役員が、桑江市長に新体制の報告と就任のあいさつをするため、5月29日に市役所を訪れた。島袋会長は「沖縄全島エイサーまつりが60回目を迎える記念すべき年に、会長を務められることを光栄に思っている。まつりを成功させ、市の活性化に少しでも貢献したい」とあいさつし、桑江市長は「60回目の節目となるまつりを全県、全国に宣伝できるよう頑張って欲しい」と激励した。
 市青年団協議会はエイサー活動のほか、環境美化や市内の様々な催しでのボランティア活動など、多方面で活躍している。

桑江市長を訪ねた市青年団協議会の島袋林大会長(左から3人目)と新役員
桑江市長を訪ねた市青年団協議会の島袋林大会長(左から3人目)と新役員

逸品・珍品がずらり

市立郷土博物館新収蔵品展

 市立郷土博物館で5月29日から6月28日まで「沖縄市立郷土博物館 新収蔵品展」が開催された。同展では、昨年度、博物館に寄贈された約150点の寄贈品と博物館職員が収集した約150点のうち、着物や蓑(みの)、鍋、釜、七輪、ホヤランプ、人形、ワニ・カエル・スッポンの骨格標本、市の北部地域で採集した植物や昆虫の標本など、多彩な収蔵品約100点が展示された。6月5日には、寄贈者が博物館に招かれ、新里館長から「貴重な品を寄贈していただき感謝する。市民の生涯学習に役立てたい」と感謝の言葉が述べられ、お礼状が贈られたほか、担当職員による展示品の解説も行われた。

展示品の説明をする博物館職員
展示品の説明をする博物館職員

模範となる個人と団体が表彰

平成27年度 沖縄市民憲章実践者表彰

 沖縄市民憲章推進協議会が5月22日に沖縄市民憲章を率先して実践・推進した個人や団体を称える、沖縄市民憲章実践者表彰式を市役所で行い、個人12人と3団体を表彰した。被表彰者を代表してコザ中学校生徒会の高宮城優(ゆう)くんが挨拶し「10年以上続いている比謝川上流清掃の活動が、地域を明るくする美化活動として評価され嬉しい」と喜びを語った。
被表彰者は次のとおり(敬称略・順不同)
【個人】城間千恵子、東江利一、後藤ミツ子、島袋春子、新屋千代子、仲西弘一、喜屋武宗助、安里静江、徳永軍一、屋宜栄勝、町田宗善、嘉陽田富夫
【団体】コザ中学校生徒会、株式会社コンピュータ沖縄、ふぇありぃ新体操教室

表彰を受けるコザ中学校生徒会の高宮城優くん(左)
表彰を受けるコザ中学校生徒会の高宮城優くん(左)

ラジオで防災意識啓発

FMコザ セイフティラジオ スタート

 本市と防災協定を締結しているコミュニティラジオ放送局のFMコザ(FM76.1MHz)が、市民の防災知識を深め、意識の向上を図ろうと、6月2日から「FMコザ セイフティラジオ~あなたの生活に安全を~」の放送を開始した。
 番組は毎週火曜日の午前10時から10時28分まで放送しており、沖縄市と防災協定を結んでいる団体や企業などをゲストに招き、防災活動の紹介や災害時に役立つ情報の提供、最新防災グッズの紹介などを行う。初回の放送では市の防災課職員が出演し、市の取り組みなどを説明した。

初回の放送の様子
初回の放送の様子

長年にわたる功績が称えられる

内間氏が危険業務従事者叙勲を受章

 第24回 危険業務従事者叙勲(消防関係)の伝達式が5月11日、東京都の日比谷公会堂で行われ、市消防長などを歴任した内間安彦(やすひこ)氏が危険業務従事者叙勲 瑞宝単光章を受章し、6月8日に市役所を訪れ、桑江市長に喜びの報告を行った。内間氏は、伝達式の様子などを話し「消防関係への叙勲が市消防職員の危険業務に対する励みになれば嬉しい」と語った。
 危険業務従事者叙勲(消防関係)は、消防職員として長年にわたり、著しく危険性の高い業務に精励し、消防の発展に貢献し、社会公共の福祉の増進に寄与された方々に授与され、今回、全国で621人、沖縄県からは4人が叙勲した。

危険業務従事者叙勲 瑞宝単光章を受章した内間安彦氏(中央)
危険業務従事者叙勲 瑞宝単光章を受章した内間安彦氏(中央)

消費者が主役の社会をつくろう

平成27年度 消費者月間パネル展

 消費者トラブルについて具体的な事例を知り、被害にあわないようにしようと、5月の消費者月間に合わせて市役所1階市民ホールで5月25日から29日の間、平成27年度消費者月間パネル展が開催された。
 パネル展では、実際に被害に遭った方から提供された商品や悪徳商法、多重債務、契約トラブルなどに関する情報のほか、本市で起こった消費トラブルについてのパネル掲示が行われ、消費者問題に対する意識の向上と注意喚起したのに加え、会場では、訪れた市民に消費トラブルに役立つチラシや冊子、本市消費生活相談窓口の連絡先などの資料が配布された。

消費トラブルについてのパネル掲示を見入る市民
消費トラブルについてのパネル掲示を見入る市民

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