赤ちゃんゾウの名前は琉美(るび)ちゃん

 沖縄こどもの国で今年の3月4日に生まれた赤ちゃんゾウの命名式が5月24日に行われ、名前が琉美(るび)に決まった。
 琉美という漢字は、赤ちゃんゾウの名前を公募したところ、最も多かった漢字の名前で、命名式では、母親ゾウの琉花(りゅうか)が琉美の読み方として5つの読み方が入った箱の中から選び、佐渡山琉音くんが応募した「るび」に決まった。
 同日は、琉花ママの15歳の誕生会も行われ、親子ともに記念となる一日となった。

同日は、琉花ママの15歳の誕生会も行われ、親子ともに記念となる一日となった。
同日は、琉花ママの15歳の誕生会も
行われ、親子ともに記念となる一日と
なった。

琉美の名付け親となった佐渡山琉音くん(前列中央)
琉美の名付け親となった佐渡山琉音くん
(前列中央)

優雅な走りを競う

アブシバレーにンマハラシー開催

 速さだけではなく、人と馬が一体となって優雅に走る美しい姿を競う、琉球競馬のンマハラシーが沖縄こどもの国で5月31日に行われた。
 当日は、旧暦の4月14日にあたり、田や畑の畔(あぜ)にいる害虫を払い、五穀豊穣を祈願するアブシバレー(畔払い)の頃と重なり、ンマハラシーが太平洋戦争の影響で途絶えるまで盛んに行われていた時期の開催となった。
 第9回となる今大会には、県内各地から集まった26頭により、右の前後の脚と左の前後の脚を交互に動かす「側対歩」と呼ばれる独特の走り方を基本とした、優雅な走りが競われ、審査の結果、久米島馬牧場の「ダイ」が優勝した。また、観客らが可愛らしい馬を投票で選ぶ特別賞には、うみかぜホースファームの「ルパ」が選ばれた。

決勝戦を制し、久米島馬牧場のダイが優勝
決勝戦を制し、久米島馬牧場のダイが優勝

保存修理工事が完了

本市指定文化財の奉安殿(ほうあんでん)と忠魂碑(ちゅうこんひ)

 本市指定文化財で、美さと児童園敷地内にある奉安殿(ほうあんでん)と忠魂碑(ちゅうこんひ)が、建築から70年以上が経過し、コンクリートの劣化などがあることから、今年の1月から3月にかけて保存修理工事が行われ、建築当初の状態に復元された。
 奉安殿(ほうあんでん)は、天皇皇后両陛下の御真影(ごしんえい)や教育勅語(きょういくちょくご)を保管し、奉(たてまつ)る建物として旧美里尋常高等小学校敷地内に1935(昭和10)年前後に建築された。
 忠魂碑(ちゅうこんひ)は、戦死した日本軍人の鎮魂碑として1937(昭和12)年に建築され、奉安殿(ほうあんでん)とともに皇民化教育に大きな影響を与えた歴史的な戦争遺跡である。
 戦後、両文化財のある一帯は米軍の海兵隊基地として使用されたが、1977(昭和52)年に返還され、1997(平成9)年に本市の文化財に指定されている。
 今後は説明板の設置や見学路の整備工事が実施される。

天皇皇后両陛下の写真と教育勅語を納めていた奉安殿
天皇皇后両陛下の写真と教育勅語を
納めていた奉安殿(ほうあんでん)

戦死した軍人の魂を供養する碑として建造された忠魂碑
戦死した軍人の魂を供養する碑として
建造された忠魂碑(ちゅうこんひ)

太鼓の響きにチムドンドン

エイサーナイト2015始まる

 市内外の青年会やこども会などが週末の夜にエイサー演舞を披露する「エイサーナイト2015」が6月14日から始まった。
 初日は、コザ・ミュージックタウン1階の音楽広場を会場に、中の町青年会の演舞で始まり、嘉手納町中央区青年会、金武町中川区青年会、久保田青年会、東青年会が力強いエイサー演舞を披露した。迫力あるエイサー演舞を間近で見ることができるエイサーナイトは大盛況で、会場には約1200人の観客が集まり、青年会の熱気あふれる演舞で大いに盛り上った。
 また、会場では沖縄全島エイサーまつり60周年企画展も開催され、60年に渡るまつりの歴史が写真や当時の新聞記事で紹介された。そのほか、沖縄市エイサーキャラクターのエイ坊・サーちゃんそっくりさんコンテストの結果発表も行われ、受賞したこども達がエイサーの衣装で登場した。
 エイサーナイトは8月16日まで全10回の日程で、市内各地を会場に開催される。

軽快に踊る久保田青年会
軽快に踊る久保田青年会

東青年会の勇壮な演舞
東青年会の勇壮な演舞

大勢の観客で盛り上がる会場
大勢の観客で盛り上がる会場

入ってますか?自治会

6月は自治会加入促進月間

 沖縄市自治会長協議会(喜友名秀樹会長)では6月を「自治会加入促進月間」と位置付けており、広報車両によるパレードや活動パネル展などを行い、自治会活動の周知と加入の呼びかけを行っている。
 今年は市役所で、6月1日から5日までパネル展を行い、6月8日には「平成27年度自治会加入促進月間出発式」を開催し、関係者や市議会議員、市職員らが参加した。出発式で喜友名会長は「安心・安全なまちの実現には行政・地域・企業・団体の協力が重要。地域社会の要である自治会の会員を増やしていきたい」とあいさつした。出発式終了後は街頭パレードや市役所でのパンフレット配布を行い、自治会加入を呼びかけた。
 沖縄市の37自治会では地域住民の親睦や交流を図るためのイベントの開催や、防犯活動による安心・安全な地域づくり、清掃活動や地域の草花を増やす環境整備、青少年の健全育成など様々な取り組みをしており、夜道を照らす保安灯の設置要請と電気料金の負担も行っている。

街頭パレードに向かう広報車両
街頭パレードに向かう広報車両

スローガンを唱和する自治会長達
スローガンを唱和する自治会長達

青年会のエイサー練習に関するお願い

 市民の皆さまへ、ご協力のお願いです。
 沖縄市では、平成19年に『エイサーのまち宣言』を行い、エイサーの魅力を活かしたまちづくりに努めているところでございます。そのような中、今年もエイサーシーズンを迎え、市内各地で青年会のエイサー練習が始まっております。
 市民の皆さまにおかれましては、青年会の練習に対し、深いご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

沖縄市長 桑江 朝千夫
沖縄市青年団協議会 島袋 林大

新自治会長 紹介

 園田と吉原自治会に6月1日付で新たな自治会長が就任した。園田自治会は島袋盛昭さんに代わって嵩元盛侍(たけもと もりひと)さん、吉原自治会は金城吉秀さんに代わって又吉博美(またよし ひろみ)さんが自治会長に就任した。

【吉原自治会】又吉博美会長
【吉原自治会】又吉博美会長

【園田自治会】嵩元盛侍会長
【園田自治会】嵩元盛侍会長

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