美里村屋が国の文化財に

歴史的な景観が評価

 文部科学省の文化財登録原簿に登録を申請していた美里村屋(んざとぅむらやー)が平成26年4月25日に建築物の登録有形文化財として登録された。
 登録有形文化財とは、建築後50年を経過した建築物などを対象に歴史的景観に寄与しているものや造形の規範となっているもの、再現が容易でないものが文化財として登録されるもので、本市では沖縄こどもの国のふるさと園にある旧久場家住宅、ヒンプン、旧平田家住宅のマチフールに次いで4件目となる。
 美里村屋は、昭和29年(1954年)にイヌマキ(チャーギ)を材料に木造平屋・入母屋造瓦葺(いりおもやずくりかわらぶき)の構造で美里地区の公民館として建設。昭和49年(1974年)には屋根を赤瓦からセメント瓦に葺(ふ)き替えられ、その後も地域住民の丁寧な改修が施されてきたことにより、沖縄の歴史的景観に寄与している貴重な建築物として評価され、今回の登録となった。

写真
登録有形文化財に登録された美里村屋

新自治会長紹介

 泡瀬第二自治会の会長が7月1日付で平良光営(こうえい)さんから平良光範(みつのり)さんに替わりました。平良光営さん、お疲れ様でした。平良光範さん、これから地域のために頑張って下さい。

写真
泡瀬第二自治会長に就任した平良光範さん

釜石市に義援金贈呈

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市の復興を支援しようとコザパイロットクラブ(伊禮幸子会長)が6月20日に市役所を訪れ、沖縄市をとおして釜石市に災害義援金を贈呈した。
 市では東日本大震災に係る義援金を平成27年3月末まで受け付けており、これまでに寄せられた義援金は日本赤十字社沖縄県支部に寄付している。

写真

新教育委員就任

教育長に狩俣氏

 市教育委員会委員の仲松鈴子教育長と伊れい(しめすへんに豊)悟氏が任期満了により退任し、7月6日、狩俣智(さとし)氏と知念周子(ちかこ)氏が同委員に就任した。同日、教育委員会定例会議が開かれ、狩俣氏が教育長に任命された。任期は平成30年7月5日までの4年間。また、教育委員長には島袋恭治氏の再任が決定し、任期は来年の7月10日までの1年間となっている。
 狩俣氏は美東中学校校長、市教育委員会指導部長、県教育庁中頭教育事務所長、比屋根小学校校長等を歴任した。
 知念氏はこれまでに北美幼稚園PTA会長、北美小学校学校評議員、沖縄市子育てサークルアップルの代表等を務めている。

写真
市教育長に就任した狩俣智氏

写真
市教育委員会委員に就任した
知念周子氏

ゆいま〜るの心で熱中症予防♪

写真

 青い海にエイサー、花火大会!! 季節はすっかり夏ですね。夏を気持ちよく過ごし、楽しい思い出をつくるためにも、熱中症の予防についてお話します。

★平成25年度 熱中症発生状況

 県内の熱中症発生状況を見てみると中部管内は263人で最も多く、発生場所別では、沖縄市は那覇市に次ぐ2番目の多さとなっています。

★屋内でも油断大敵!

 皆さんご存知ですか?熱中症は屋外だけじゃなく屋内でも起こります。体調が悪いとき、急に暑くなった日、蒸し暑い日など、気温に関わらず熱中症にかかる危険性があります。だから「いつ・どこで・誰にでも」起こりえます。

★予防ポイントはゆいま〜る♪

 熱中症は、自分だけでなく、家族や友人、周りの方にも目配り・気配りすることで、予防することができます。例えば、お子さんやお年寄りの方へ水分補給の声掛けをしたり、一緒に出かける際はこまめにトイレ休憩をとったり、助け合い(ゆいま〜る)が大切です。
 「暑くない?」「大丈夫?」と声を掛け合えたら素敵ですね!
 皆さんが元気に過ごし、楽しい夏の思い出をたくさんつくれるよう願っています♪

市民健康課(内線2238)

↑ ページトップ