話題

修了記念放ちょう

山内幼稚園

 山内幼稚園の卒園式が三月十六日に行われ、「未来、夢に向かって大きく羽ばたいてほしい」という思いを込め、園児が飼育してきた蝶のオオゴマダラが放たれた。式では園児がオオゴマダラの歌を合唱した後、九十人全員が一斉にオオゴマダラを放ち、空を舞う様子に満面の笑みを浮かべていた。園児はオオゴマダラを手づくりの虫カゴで育て、命を大切にする心や優しい心を育んできた。足りないオオゴマダラは昨年に引き続き、千八百八頭の放ちょうでギネス記録に認定されている「うるま市ちょうちょう愛好会」が提供した。

ちょうを放ち満面の笑みを浮かべる園児達
▲ちょうを放ち満面の笑みを浮かべる園児達

飲酒運転は許さんゾウ

春の交通安全運動出発式

 交通死亡事故を未然に防ぎ、市民一人ひとりの安全運転への意識向上を図るため、春の全国交通安全運動出発式が4月6日、沖縄こどもの国で行われた。この日は「沖縄警察署交通安全広報レディ」に任命されたゾウの琉花も参加し、長い鼻を使って交通安全の旗を掲げたり、太鼓を鳴らすなどのアトラクションを披露し、参加者を楽しませた。出発式終了後、参加者は、ちんどん屋を先頭に沖縄こどもの国からコザミュージックタウンまでパレードを行い、広く地域住民やドライバーに安全運転を呼び掛けた。

琉花のアトラクションに大喜びの参加者
▲琉花のアトラクションに大喜びの参加者

犠牲者の冥福を祈る

呉冨士親交会慰霊塔建立

 戦後、嘉手納基地に接収された旧越来村にあった呉冨士(ごふじ)集落の出身者でつくる呉冨士親交会(上地康雄会長)が、集落の沖縄戦戦没者の御霊を祭り、冥福を祈るため沖縄市中央に慰霊塔を建立し、三月二十日、除幕式典を行った。呉冨士親交会の会員は、現在百十三世帯で、慰霊の塔には百七柱が祭られている。除幕式では遺族を代表し稲福英男さんが「反戦平和の誓いを新たにし、基地が返還され呉冨士の集落が戻るまではこの場所で安らかに眠ってほしい」と追悼の言葉を述べ、その後、参加者一人ひとりが戦没者の冥福を祈り手を合わせた。

慰霊塔の前で手を合わせ、戦没者の冥福を祈る遺族ら
▲慰霊塔の前で手を合わせ、戦没者の冥福を祈る遺族ら

公務の基礎を学ぶ

沖縄市新採用職員研修

 平成24年度新採用職員が4月1日付で採用され、4月2日から10日までの日程で研修を受けた。研修は公務員としての自覚と公務遂行に必要な基礎知識、仕事の進め方、接遇マナー等を習得し、業務・職場への適応能力を身に付け、また、市の史跡や中心市街地を歩いて回ることにより、様々な角度から市の現状・展望・魅力を認識し、学ぶことで、市職員の自覚とまちへの愛着を深め、まちづくり・地域づくりを考えるための導入とすることを目的に実施されている。新採用職員達は真剣なまなざしで講義を聴き課題に取り組んでいた。

研修で公務員の基礎を身に付けた
▲研修で公務員の基礎を身に付けた