二十年の節目を祝い、更なる発展を誓う
沖縄市国際交流協会二十周年記念式典
沖縄市国際交流協会(顧立徳会長)がこのほど結成二十周年を迎え、十二月十一日、記念式典と祝賀会を行った。
米軍基地が隣接し多数の外国人が住む沖縄市において、地元住民と外国人の間の相互理解を図り、信頼関係を構築し、互いが住みよいまちに発展させようと発足した同協会は、これまでに料理文化サロン、語学講座、国際交流フェスティバル、交流ピクニック、エイサー隊など様々な活動を行ってきた。記念式典では、本市の国際交流協会が他地域の見本になるよう、活動を活発化させてくいことを誓いあった。

▲式典終了後は祝賀会を開き、出席者全員で二十周年の節目を祝った。
ムラタセイサク君®がボクらの学校にやってきた
自転車型ロボットのスゴ技に歓声
株式会社村田製作所の最先端技術が詰まったロボット・ムラタセイサク君®とセイコちゃんが、1月7日美原小学校を訪れた。セイサク君®は、二輪車に乗ったまま不倒停止が出来るロボット。セイコちゃんは一輪車型ロボット。体育館で開かれた実験ショーでは6年生の児童が見守る中、セイサク君®が幅わずか2cmしかないレールの上を自転車で渡るという得意技を披露、こどもたちは歓声をあげ大きな拍手を送っていた。実験ショーはほかにも室川小やこどもの国でも開催され、こどもたちの科学への興味をかきたてていた。

▲市こども科学力向上事業の一環として行われた実験ショー。
質疑応答では児童らが次々手をあげ、研究者に質問を投げかけていた。
沖縄芸能を沖縄から世界へ発信
島若人の集い―OTOASHIBI―
先人から受け継いだ沖縄芸能を世界へ発信しようと、県内外で活躍する若手芸能家が集った舞台・「島若人の集い」(主催/2010島若人の集い制作実行委員会)が、十二月四日、ミュージックタウン音市場で開催された。
舞台では沖縄民謡をはじめ、琉球古典音楽、八重山民謡、沖永良部民謡、奄美民謡の第一人者がそれぞれの得意とする歌を披露したほか、音楽の垣根を超え他ジャンルとコラボして新たな魅力を演出。また組踊や琉球舞踊、泡瀬京太郎保存会の踊り手も登場して表現に深みを加えて会場を魅了した。

▲フィナーレでは出演者全員が舞台に登場、観客も巻き込んでの大団円となった。
銀天街にファサード幕とアーチ看板が完成
関係者らが集い完成を祝う
銀天街商店街にこのほど、入口のアーチ看板と、同商店街の文化・歴史を紹介するファサード幕が完成し、12月11日、関係者らが集い、完成祝賀セレモニーを行った。ファサード幕は沖縄総合事務局南部国道事務所と銀天街商店街振興組合が実施主体となり設置、アーチ看板は同組合が実施主体で設置、いずれも市が補助金を出し支援した。式典で東門市長は「シンボルとなる素晴らしい幕と看板が完成した。元気な商店街づくりに市も懸命に取り組む覚悟。理想を実現するためともに気概を持って頑張りましょう」と祝辞を述べた。

▲幕と看板の完成を祝う関係者たち。
ファサード幕には街の歴史や文化が鮮やかに写しだされ、訪れる人の目を楽しませている。