交流の絆をさらに強く

豊中市⇔沖縄市・兄弟都市
みんなで楽しむ大交流会

豊中市の「ゆいゆいー」のメンバーら五人が「てぃんさぐぬ花」などの民謡を披露、参加者らと交流を楽しんだ
▲豊中市の「ゆいゆいー」のメンバーら五人が「てぃんさぐぬ花」などの民謡を披露、参加者らと交流を楽しんだ

チャンパク(沖縄チャンプルー博覧会)が一月十一日から二月二十八日までの日程で県内各地でスタートした。

チャンパクとは、各地域の素敵な出し物をたくさん集めて期間限定でみんなで楽しむ小さな博覧会のこと。沖縄市では一月二十六日、ミュージックタウン音市場で兄弟都市の豊中市との市民交流の絆をさらに深めていこうと「みんなで楽しむ豊中ナイト大交流会」を開催した。

この日は、豊中市のメンバーで結成された島唄グループ「ゆいゆいコザスペシャル」のメンバーが参加し、「芭蕉布」などの外、民謡を披露した。最後は参加者全員のカチャーシーで盛り上がった。

こども達は大はしゃぎ

あげだ絆まつり

あげだ絆まつりが二月九日にあげだ児童館で開催され、約三百人のこども達が参加した。まつりは二部構成で、第一部では、的当てやパターゴルフなどのミニゲームが楽しめる「あそびコーナー」や『びゅんびゅんごま』作りが体験できる銀天大学の「手づくり屋」、駄菓子を販売する「絆まちやぐゎ」などが会場内に設置され、こども達は思い思いに楽しんだ。第二部では舞台発表が行われ、大正琴の演奏や手作り紙芝居、人形劇、児童館ダンスクラブによるダンスなどが披露された。他にも大道芸人クラウンコトラのショーも行われ、見事な風船パフォーマンスにこども達は大興奮。会場はこども達の熱気につつまれていた。

元気いっぱいにダンスを披露するあげだ児童館ダンスクラブのメンバー
▲元気いっぱいにダンスを披露するあげだ児童館ダンスクラブのメンバー

三百五十一キロの善意です

フードバンク食料贈呈式

約一か月の期間でこれだけの善意が集まった
▲約一か月の期間でこれだけの善意が集まった

まだ食べられる安全な食料を、食べ物を口にできずに困っている人々に提供する活動「フードバンク」に三百五十一キロの善意が集まった。今回は、沖縄市社会福祉協議会(嘉陽宗吉会長)がお歳暮・お年賀の時期に「おすそわけ」を呼びかけ、約一か月の期間でこれだけたくさんの食料が集まった。食料は社会福祉協議会や各公民館で受け付けた。市民と公民館が一緒になってこのような活動をしているのは沖縄市のみである。フードバンクセカンドハーベストオキナワの奥平代表は「食料に困っている人はまだまだ多く、この量でも一週間ではなくなるくらいなので、沖縄市のみなさまの活動は本当にありがたい。」とお礼を述べた。

食育と子どもの成長について講演

平成二十四年度児童虐待防止講演会

沖縄市民小劇場あしびなーで二月五日、平成二十四年度児童虐待防止講演会(沖縄市主催)が開催された。講演会には琉球大学教育学部で講師を務めている森山克子氏を招き、食育と子どもの成長をテーマにした講演が行われた。講演で森山氏は「食育は命の尊さを知る大切なもの」と語り、子どもがバランスのとれた食事をすることの意味や大切さ、子どもに対する食育の方法、子どもでも作ることができるヘルシーな料理の紹介や説明などを行った。日常生活に密接した例や、普段意識していない食育の重要性を語る講演に来場者は興味深そうに聞き入っていた。

壇上から降り、来場者への質問を交えながら講演する森山氏
▲壇上から降り、来場者への質問を交えながら講演する森山氏

島袋小学校 縄づくり体験

縄の編み方を習う生徒。体験には地域のお年寄り10人が集まり、40人の生徒を指導した
▲縄の編み方を習う生徒。体験には地域のお年寄り10人が集まり、40人の生徒を指導した

島袋小学校で二月十三日、五年生の総合学習の一環として縄づくり体験が行われた。

体験には、縄づくり経験のある地域のお年寄り達が生徒の指導役として集まり、生徒は「わら」から縄を編みあげた。また、琉球大学資料館学芸員の佐々木さんから、一般の読み書きが禁じられていた琉球王朝時代に、わらやガジュマルの根で作った「藁算」を使い記録していたことなども説明された。同校で自然と文化を学ぶことを目的に実施している総合学習で、五年生は米作りを行っており、田んぼの整備から収穫まで一連の作業を体験している。今回使用したわらは収穫の際に刈り取った物で、足りない分は久保田自治会の新城会長が提供した。

銀天街で学んで遊ぼう

銀大祭開催

お店や地域の人の知識や技術を楽しみながら学び、交流を深めてもらおうと、「銀大祭」が一月十九日に銀天街で催された。銀大祭では琉球髪結(ウチナーカラジ)の結い方やサーターアンダギーの作り方講座、屋台作りやそうざい屋試食ツアーなど様々な催しが行われた。琉球髪結の講座では、講師が実際にモデルの髪を結いながら髪形の特徴や結い方について講義し、参加者は興味深げに聞き入った。そうざい屋試食ツアーには多くの子どもたちが参加。「おいしいね」、「次はあの店に行こうよ」と楽しそうに、銀天街の中を歩きまわった。他にも、ヘビの骨ストラップ作りや、イ草を使った正月飾り作りなども行われ、会場は多くの参加者でにぎわった。

琉球髪結講座にみんな興味しんしん
▲琉球髪結講座にみんな興味しんしん

市行政改革推進委員会より答申

第四次沖縄市行政改革大綱を審議

東門市長に答申する市行政改革推進委員会の大城郁寛会長
▲東門市長に答申する市行政改革推進委員会の大城郁寛会長

市行政改革推進本部長の東門市長からの諮問に応じて、市の行政改革の推進に関する重要事項を調査・審議していた市行政改革推進委員会(大城郁寛会長)が二月十五日に市役所で答申した。

答申では大城会長が「『市民との協働による持続可能な自治体経営』という改革の目標に基づき、実施項目の必要性、重要性、優先性を踏まえ取り組みを進め、時代に対応した行政改革の推進に努めて欲しい」と要望した。答申を受けた東門市長は「委員の皆様の意見を活かし、市民に評価される行政改革を実施したい」と話した。

【お詫び】

広報おきなわ二月号の表紙に掲載した世帯数に誤りがありました。正しくは55,567世帯です。
お詫びして訂正します。

37運動!みんなで仲良く健康づくり

「身近な公民館でこんな話が聞けてよかった!」「分かりやすくて為になった〜!」「もっとやってみたいな〜!」そんな声が聞かれる『37運動 〜みんなで仲良く健康づくり〜 』とは、市内三十七自治会を中心に、毎年三月七日とその近日に行う健康づくり運動です。

医師による健康講話、運動指導士による運動実技、栄養士によるヘルシー料理の試食や調理実習など多種多様な健康づくりが体験できます。

日頃は各自で取り組む健康づくりも、みんなでやると「笑い」があり「分かる」が深まると思います。開催日時や内容は各自治会で異なりますので、各自治会、市民健康課にお問い合わせください。

黄色いのぼりが目印の「37運動」に皆さんで参加して、貴方にあった健康法を見つけられるといいですね!

市民健康課 【内線2241】