すてきな仲間達 98

初心者が気軽に囲碁を楽しめる場

・囲碁上達サークル・

▲囲碁上達サークルのメンバー

▲対局は真剣そのもの

　縦横十九本の線が引かれた盤上に白と黒の石が交互に置かれ、激しい陣取り合戦が繰り広げられる。今回紹介するのは、中央公民館で毎週気軽に碁を打っている「囲碁上達サークル」（鉢嶺清之会長）だ。同サークルは腕に自信がないため、囲碁クラブで上級者に交じって碁を打つことを躊躇している初心者が気軽に碁を打てる場を作ろうと、平成二十二年七月に結成された。同サークルのメンバーは、ほとんどが初心者で碁を打つことをためらっていた人達だ。現在メンバーは十二人で、毎週楽しく碁を打っている。
　囲碁はルールによる制約が少なく、自由で創造性の高いゲームだ。シンプルだが奥深く、頭脳スポーツと言われるほど頭を使う。知識だけでは勝つことが出来ず、普段あまり使うことのない右脳をよく使い、判断力を高め、ストレス解消にも効果があると言われている。また、年齢・性別を問わず誰もが楽しむことが出来ることも魅力のひとつだ。昨年十二月に開催された公民館まつりには囲碁上達サークルも参加し、来場者と碁を楽しんだ。その際に小学校の囲碁クラブの児童とも対戦し、後日、その保護者がサークルの見学に訪れており、これを機に今後は小学生と交流できないか考えているそうだ。
　囲碁上達サークルでは、お互いがアドバイスし、楽しみながらゆっくりと囲碁の腕を磨いている。鉢嶺会長は「今後も初心者がぶらりと訪れて気軽に囲碁を楽しめる場所にしていきたい」と話す。また、同サークルはメンバーを増やしたいと考えており、新規メンバーを五〜六人程度受け入れることが可能だそうだ。メンバーは「碁を打つ場所に困っている初心者のために結成したサークルなので、囲碁に興味のある方は一歩踏み出して是非参加してほしい。女性メンバーが少ないので女性も大歓迎です」と話す。「囲碁に興味があるが初心者のため躊躇している」という方は、同サークルに足を運んでみてはどうだろうか。

日時：毎週金曜日午後二時〜四時
場所：市立中央公民館地下一階小会議室
会費：無料
※見学、入会希望の方は直接会場にお越しください

職人のWAZA　Vol.73

【笑顔と幸せのお手伝い】

　今回は、沖縄市比屋根の住宅街で昨年八月からプリザーブドフラワー教室「Charmy（チャーミィ）」を開いている伊禮さんにお話を伺いました。プリザーブドとは「保存する」という意味で、プリザーブドフラワーは、生花を特殊加工したものです。質感は生花そのもので、水をあげる必要がなく、長いものだと４年ほど綺麗な状態を保つので、贈り物としても喜ばれます。「結婚式のブーケや、結婚記念日、お母さんや娘にプレゼントしたいとやって来る皆様の笑顔がとても嬉しく、幸せのお手伝いをしたいと思っています」と話す伊禮さん。教室には生徒手作りの雑貨などを置くことが出来るレンタルＢＯＸもあり、オリジナルの可愛い小物がたくさんあります。伊禮さんの今後の目標は、プリザーブドフラワーは高価なイメージのため、もっと手軽で身近な物だということを伝えていき、皆様が気軽に集まり、笑顔があふれる癒しの空間を作ることだそうです。注文も受け付けているので、皆様もぜひ気軽に足をお運びください。きっと笑顔になれますよ♪