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男女共同参画に関する(基礎知識)Q&A

「男女共同参画社会」ってどういう意味?

『男女共同参画社会』とは、男女が互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる社会です。

一人ひとりの存在をお互いに認めあい、誰もが自らの意思によって自分の人生を切り開く力をつけ、「自分らしく」輝ける社会が実現することができたらすばらしいと思いませんか。

男女共同参画はどうして必要なの?
過疎化や少子高齢化、経済不況や男女の生活スタイルや価値観の多様化など、私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。これらの変化に対応し、一人ひとりの生活を守りながら社会全体の活力を維持していくために、男女がそれぞれ持っている個性や能力を活かせる社会づくりが求められており、その必要性が高まっています。
昔からの伝統文化や慣習・しきたりを否定するの?「男らしさ」や「女らしさ」は必要では?

男女共同参画は、ひなまつりや端午の節句などの伝統文化を否定しようというものではありません。ただし、男女の人権が侵される部分は改善されなければなりません。また、「男らしさ」「女らしさ」は、社会や状況によっても、また人によってもとらえ方に差があり、その具体的な内容は様々です。個人がどうとらえるか自由であり、個人の考えに関与するものでもありません。

しかし、「男はこういうもの」「女性はこうあるべき」と決めつけることは、結果的に個人の能力や個性を発揮する機会を奪いかねません。一人ひとりの能力や個性を尊重し、多様な生き方を認めあうことが大切です。

子どもが小さいうちには母親が子育てに専念するほうが良いのでは?

これは「母性神話」と通常言われ、女性には子どもを愛し育てようとする性質が「本能的」に備わって、女性は母親として献身的に子どもを育てるべきであるとする考え方です。

女性は妊娠、出産という生理的な機能を持っていますが、女性はすべて母性本能を持つという考え方は、子どもを持たない・持てない女性を非難の対象にする危険性をはらんでいます。

この母性神話は、子どもは3歳までは母親が育てなければならないという「3歳児神話」とともに女性を拘束し、その生き方を狭めることになることもあります。

女性が子どもを産むから子育ては男性よりは女性に向いているのでは?

「子どもを産むことやおっぱいをあげること」は女性にしかできませんが、それ以外に子どもを抱いたり、オムツを替えたり、ミルクを作ったり、お風呂に入れたりなどの子育ては男女ともにできます。

母親だけが育児をするという考え方は、負担が大きく、子育ての悩みを相談できず、ストレスを溜め込む母親を増やしてしまうだけではなく、男性が子育てに関わる素晴らしいチャンスも奪ってしまいます。最近では、育児休業を取得する男性もいますが、取得率や周りの理解もまだまだ高いとは言えないようです。実際に育児休業を取った男性の意見を聞くと、妻や同僚、家族への感謝の気持ちが芽生えるようです。

子どもは、多くの人たちからの愛情を受けて育っていきます。安心して、子育てができるような環境を社会全体で作っていく必要があります。

これまでの良き家族のあり方を壊してしまおうとしているの?専業主婦(主夫)ではダメなの?

「女性は家事・育児に専念すべきだ、男性は仕事中心の生活が当たり前だ」ではなく、それぞれが望んだときに望んだ生き方、その家庭のあった生活スタイルを選択できる社会を目指しているものです。当然、家庭内の話し合いによって、夫(妻)が働き、妻(夫)が家事・育児に専念するということを選択したのであれば、それは尊重されるものです。

また、男女共同参画は専業主婦、専業主夫を否定するものではありません。むしろ、家事・育児・介護など家庭内での活動を高く評価し直そうとするものです。専業主夫・専業主婦という選択も含め、仕事や家庭に重点を置く人など、男女のいろんな生き方が認められ、自らの意思で選ぶことのできる環境が整えられている社会をめざします。

仕事をもつ女性が増えることは少子化に繋がっていませんか?

「仕事を持つことで自立する女性が増え、非婚や晩婚・晩産が進み、少子化につながる1つの要素になっている」と言う説明は一見そのように思えるものの、明確な因果関係は示されていません。少子化は様々な原因によってもたらされています。

「日本国内における出産率の地域比較においては、専業主婦が多い都会よりも共働きの女性の多い田舎のほうが出生率が高い。したがって「女性の社会進出は出生率の上昇に寄与する」」とする研究もあります。

また、出産に関係する統計は生物学的に出産可能な年齢の幅がほぼ限定されている女性に対して調査が行われることが普通で「女性一人あたりの」とはこうした統計の都合によるもので基本的には男性一人あたりの子どもの数も減少していると考えてよいでしょう。

子どもを産み、育てていくうえで問題になることとしては、経済的な負担や子育てによる精神的・肉体的な負担の大きさなどがあります。そのような負担を男女が共に担い、助け合うことで子育てしやすい環境になるのではないでしょうか?

男女共同参画の社会づくり

ちょっとコラム

福澤諭吉と男女共同参画

福澤諭吉は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり」の人間平等宣言で始まる「学問のすゝめ」の著者として有名ですね。

福澤諭吉理念の原点であり、「学問のすすめ」の全身といわれる「中津留別之書(なかつるべつのしょ)」(明治3年)は、男女同等を唱えたことでも知られています。

この書の中で、妻を使用人のように扱って恥じることのない当時の風潮を強く非難しました。男女間に『軽重の別』があってはならず、夫婦は対等でなければならないと説いています。そして、一夫一婦で夫婦対等の下で子どもを育てることが子育ての基本であり、一人前の子どもが育つ要因であると述べています。

さらに「慶応義塾 修身要領」の中で「文明の男女は平等同位、互いに敬愛して独立自尊を全からしむべし」と記しています。このほかにも「品行論」「日本男子論」「女大学評論・新女大学」等様々な著書を残した福澤諭吉は、生涯を通じ男女同権、女性解放、女性の地位の向上などに全力を傾けた男女共同参画の先駆者といえるのです。

ジェンダーの誤解

人間には生まれついての生物学的性別があります。一方社会通念や慣習の中には、社会によって作り上げられた社会的、文化的な性差(男性像、女性像)があり、このような男性、女性の別を「社会的性別(ジェンダー)」といいます。社会的性別は、それ自体に良い、悪いの価値を含むものではなく、国際的にも使われています。

「ジェンダー・バイアス」とは、ジェンダーに基づく差別で、男は外で仕事をするべきとか女は家事に専念すべき、といった社会でつくられた男女の役割分担に対する固定観念、偏見による女性に対する評価や扱いの差別がこれにあたります。このような固定観念や偏見は、私たちの社会の中に根深く残っています。残念ながら、多くの人たちは、このような考え方が、固定観念や偏見に基づくものだと気がついていません。

「ジェンダー・フリー」。この用語を使用し、性差を否定したり、男らしさ女らしさや男女の区別をなくして人間の中性化を目指すことや家族やひな祭り・端午の節句等の伝統文化を否定することは、私たちが求める男女共同参画社会とは異なります。たとえば、こども達の発達段階を踏まえない行き過ぎた性教育、男女同室着替え、男女同室宿泊、男女混合騎馬戦や公共の施設におけるトイレの男女別色表示を同色にすることは男女共同参画の趣旨から導き出されるものではありません。現在は、上記のようにジェンダー・フリーという用語をめぐる誤解や混乱を解消するために国をはじめ地方公共団体において使用しないことが適切とされています。

問い合わせ

市民部 平和・男女共同課 男女共同参画係

電話番号:929-3147(直通)FAX番号:939-1222

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