第21回 沖縄市ハートフル展

こころの健康を紹介

 こころに障がいを持つ人たちの日頃の取り組みを、地域社会へ発信し、活動について理解を深めてもらおうと、第21回 沖縄市ハートフル展が、11月25日と26日の2日間、市役所1階の市民ホールで開催された。
 会場では、市地域活動支援センターおきなわやボランティア団体、家族会など10団体が、活動紹介をするパネルの展示や作品作り体験、手作りパンやハンドメイド雑貨の販売、アロマハンドマッサージ体験コーナー、こころの病に関する情報提供コーナーなどが設けられ、多くの市民が訪れた。

就労活動で作った作品を販売
就労活動で作った作品を販売

福祉への関心と理解を深める

平成27年度 障害者週間「福祉展示フェア」

 平成27年度 沖縄市障害者週間「福祉展示フェア」が、12月2日から4日まで、市役所1階市民ロビーで行われた。
 障害者週間は、市民が広く障がい者の福祉について関心と理解を深め、障がい者が社会や経済、文化などのあらゆる分野の活動に、積極的に参加する意欲を高めることを目的に設けられており、市では、福祉展示フェアを開催している。
 フェアには、16団体が参加し、陶芸品や木工品の展示、手作りスイーツなどが販売され、期間中、障がい者によるランチタイムコンサートが開かれ、練習の成果が披露された。

会場には多くの人が訪れ、展示品を鑑賞したり、作品を買い求めた
会場には多くの人が訪れ、展示品を鑑賞したり、作品を買い求めた

地域福祉の更なる充実を

第32回 沖縄市社会福祉大会

 長年に渡って社会福祉の発展に功労のあった方々へ感謝の意を表し、表彰することで、地域福祉の更なる充実と発展を図ることを目的に第32回 沖縄市社会福祉大会が11月18日に市民小劇場あしびなーで開催された。
 大会では特別功労者31人と社会福祉事業永年勤続功労者18人、模範自立者1人が表彰され、募金に協力のあった7団体に感謝状が贈られた。また、県認知症行方不明者家族の会代表の安慶名達也氏と見守りネットうちなー代表の仲里宏淳氏による記念講演「認知症行方不明者の現状と見守り活動について」も行われた。

大会では50人が表彰され7団体に感謝状が贈られた
大会では50人が表彰され7団体に感謝状が贈られた

ダンスで地域交流

平成27年度ふれあいダンスパーティー

 沖縄市障がい者福祉協会(平田聖人理事長)が主催した「ふれあいダンスパーティー」が、11月22日に、沖縄市社会福祉センターで開催された。
 同ダンスパーティーは、障がい者の社会参加の促進と自立を促し、地域住民との交流を図ることを目的に行われており、開催にあたり、平田理事長は「様々な障がいがあるけれど、ダンスを通して、障がいのある人もない人も、楽しみながら、お互いの理解を深めましょう」と挨拶した。パーティーには、約70人が参加し、社交ダンスやフォークダンスを踊り、交流を深めた。

各々ペアを組み軽やかにダンスを披露した
各々ペアを組み軽やかにダンスを披露した

中部農林の生徒が介護予防イベント

オリジナル体操も考案

 高齢者の健康増進と市が実施している生きがいづくりや健康維持活動を周知しようと「高校生と体操でニコニコちゃーがんじゅー」がコザ・ミュージックタウンの音楽広場で12月9日に開催された。イベントは、中部農林高校福祉課3年の生徒5人が企画・実施したもので、来場者は生徒が考えたオリジナル体操を踊った。オリジナル体操は身近な物を使って簡単にできる体操で、筋力アップやストレッチの効果がある。
 イベント発案者の宮里涼香さんは「祖母の要望から企画したが、市の様々な取り組みを知り、その周知もしようと思った。たくさんの方に参加してもらえて嬉しかった」と笑顔を見せた。

タオルを使った体操をする中部農林高校の生徒と来場者
タオルを使った体操をする中部農林高校の生徒と来場者

介護をとおして思いやりを学ぶ

障がいをもった方への介護講演会

 市障がい福祉課が自発的活動支援事業の一環として、12月6日に市社会福祉センターで、障がい者や家族らを対象に「『介護保険制度』と『私たちの身近な介護』」(ピアサポートセンターつなぎ主催)と題した講演会を開催した。
 同講演会は、2部構成で、第1部の「介護保険制度」は、市高齢福祉課の職員が介護保険制度の仕組みや提供サービスなどを説明し、第2部の「私たちの身近な介護」は、正しい介護技術の普及に努めている城間雅己氏を講師に招き、観客が介護方法を実践する体験型講演が行われ、参加した約50人は、介護保険制度と介護を通して相手を思いやることを学んだ。

イスから立ち上がる際の介護技術を体験
イスから立ち上がる際の介護技術を体験

レク活動の成果を披露

かりゆしシニアクラブ 第41回レクリエーション大会

 かりゆしシニアクラブ(仲宗根清朝会長)が、日頃のレクリエーション活動の成果を舞台発表し、会員間の交流と健康づくり、生きがいづくりを図ることを目的として、第41回 レクリエーション大会を12月10日に、沖縄市民会館大ホールで開催た。大会には、市内老人クラブ30団体が参加し、琉舞や大正琴、特殊詐欺の寸劇などを披露した。
 開催にあたり、仲宗根会長は「日々のレク活動を披露し、会員の絆を深めよう」と挨拶した。会場には、約千人の会員が訪れ、舞台発表を鑑賞して親睦を深めた。

息の合った舞を披露(泡瀬第三老人クラブ睦会)
息の合った舞を披露(泡瀬第三老人クラブ睦会)

絆の大切さを講演

講演会 大災害!その時あなたは・・・

 災害時要援護者避難支援事業の周知と市民の防災に対する意識向上を目的に「講演会 大災害!その時あなたは…」(沖縄市主催)が11月27日に市福祉文化プラザで開始された。講演会では、兵庫県で平成7年に阪神淡路大震災を体験した、県はり・きゅう・マッサージ師会理事で視覚障がい者の當山政秋氏が体験を語った。震災で居住していたアパートが崩れ、がれきに閉じ込められた當山氏は、自分を探す近所の知人に冷蔵庫を叩いて存在を知らせ、救出されたことを話し「絆があったおかげで助かった。障がいの有無に関わらず周りとのつながりを持つことが大切だ」と語った。

阪神淡路大震災での経験から絆の大切さを語る當山政秋氏
阪神淡路大震災での経験から絆の大切さを語る當山政秋氏

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