年頭のごあいさつ

　新年あけましておめでとうございます。
　皆様には、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
　昨年は、凄惨な沖縄戦の終結から70年目にあたり、平和の尊さ、安全・安心な社会の大切さ、そして激動の時代を乗り越え、今日の繁栄を築いてこられました先人達に改めて感謝する年となりました。
　全国的に人口減少が深刻化する中、本市におきましては、昨年７月に人口が14万人を突破し、多くの市民の皆様とともに節目を祝うことができました。
　また、沖縄こどもの国では、インド象の赤ちゃん（琉美）が誕生するなど、こどもたちの弾ける笑顔と歓喜がこだまし本市のさらなる飛躍を感じさせる明るい話題となりました。
　スポーツ界では、本市の名誉市民であります上与那原寛和選手が、陸上世界選手権大会で２つの銀メダルを獲得され、喜友名諒選手は空手プレミアリーグで優勝、そして、平良響選手がレーシングカート世界大会の日本代表に選出されるなど、素晴らしい市民アスリートの活躍により、活気と共感に満ちたスポーツのまちを盛り上げていただきました。
　スポーツコンベンションシティを推進する本市において、ＦＣ琉球に続き、琉球ゴールデンキングスがホームタウン宣言を行いましたことは、本市が目指す１万人規模の多目的アリーナの建設に向けた大きな後押しとなっております。
　今年は、この多目的アリーナや沖縄こどもの国の事業を加速させるとともに、山里第一地区市街地再開発事業や安慶田市営住宅建替事業の第3期建設工事の着工、国道330号沿線における胡屋地区の拡幅整備の事業化など、活力あふれる沖縄市の実現に向けて大きく動き出します。
　さらに、市民待望の図書館をはじめ、保育環境や教育施設の整備はもとより、待機児童の解消に向けた取り組みを進め、未来を担うこどもたちの健やかな成長を願い、市民が安心して結婚・出産・子育てができるまちづくりに取り組んで参ります。そして、市民の健康づくり支援や高齢者のインフルエンザ定期予防接種の無料化等、市民の皆様が健やかに暮らせるよう、諸施策を推進して参ります。
　新しい年を迎え、気持ちも新たに職員共々活力あふれる沖縄市、夢と希望のもてるまちづくりに取り組んで参りますので、市民の皆様には、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年も皆様のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げ、年頭のご挨拶と致します。

　新年あけましておめでとうございます。
　平成28年の年頭にあたり、沖縄市議会を代表し謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
　沖縄市民の皆様におかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げますとともに、平素より沖縄市議会に対し、格別なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
　昨年を振り返ってみますと、全国各地で火山噴火や集中豪雨による土砂崩れ、河川の氾濫など、多くの自然災害が発生し、甚大な被害に見舞われるなど、自然の驚異を改めて痛感させられました。一方、ユネスコ世界遺産委員会において、我が国が世界遺産に推薦していました「明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が、世界遺産に登録され、また、日本人がノーベル賞の生理学・医学賞と物理学賞を受賞するなど、喜ばしいニュースとなりました。
　本市におきましては、昨年7月に人口14万人を突破し、また、沖縄こどもの国動物園において、県内では初、国内十例目となるインドゾウの赤ちゃん、琉美が誕生しました。さらに、沖縄全島エイサーまつりも60回目という大きな節目を迎えるとともに、沖縄県唯一のプロバスケットボールチームであります琉球ゴールデンキングスの活動拠点として本市がホームタウンに決定するなど、様々な分野で嬉しいことが続く年となりました。
　近年は、社会情勢の変化、国際化、情報化により、価値観が多様化し、行政サービスに対する住民のニーズは複雑・高度化してきており、地方自治体には、地域の実情に即した、これまで以上にきめ細やかな対応が求められることに加え、事務の合理化・効率化など、計画的な行政改革を推進し、効率的かつ効果的な行政運営が必要となってまいります。
　新たな年を迎え、沖縄市議会といたしましても、その役割と責任の重さを改めて自覚し、全ての市民の皆様が夢と希望を持ち、穏やかに暮らせる安心・安全なまちの更なる実現に向け、行政と共に議員一同全力を尽くして参る所存であります。
　市民の皆様におかれましては、なお一層のご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
　結びに、新しいこの一年が市民の皆様にとりまして、希望に満ち溢れる幸多い年となりますよう、ご健勝、ご多幸を心から祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。