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商店街で様々な無料講座

第1回 コザまちゼミ開催

 第1回コザまちゼミ(コザまちゼミの会主催)が、9月11日から10月12日の期間で一番街商店街とサンシティの店舗を中心に開催された。
 「まちゼミ」とは、商店街の店主らが講師となり、プロの専門知識と情報を伝授する少人数制の無料講座で、コザまちゼミでは、物作りから若返り術、健康法、文化、コーヒーの淹(い)れ方など、バラエティーに富んだ38の講座が実施された。
 まちゼミは愛知県岡崎市の商店街で始まり、中心市街地が活性化したことから全国各地で開かれるようになり、現在では約190の商店街で実施されている。県内では初の開催で、来年の3月には2回目の開催を計画している。

店主らが講師を務め、様々な講座が開かれた
店主らが講師を務め、様々な講座が開かれた

豊かな人生経験から想いを語る

かりゆしシニアクラブ意見発表大会

 市老人福祉センターかりゆし園で10月8日に、第11回 かりゆしシニアクラブ意見発表大会が開催された。大会では市内4地区の代表が登壇し、宮里老人会の海老原健治さんは世界を旅した視点から上げる沖縄の問題と仲間へのメッセージ、中の町願寿(がんじゅう)会の久高常良(つねよし)さんは生きがいを持ち、充実した日々の実現、センターさわやか会の砂辺光男さんは「松竹梅」と「しめ縄」の由来と意味、泡瀬老人クラブの知念幸栄(こうえい)さんは家族の絆について意見を発表した。甲乙付けがたい発表の中、最優秀賞には久高常良さんが選ばれた。久高さんは12月に開催される中部地区老連意見発表大会に出場する。

「老人クラブの先にあるもの」と題し意見を発表した中の町願寿会の久高常良さん
「老人クラブの先にあるもの」と題し意見を発表した中の町願寿会の久高常良さん

睡眠から健康な身体づくり

こころの健康講演会で睡眠を学ぶ

 平成27年度 こころの健康講演会(沖縄市主催)が9月25日に市民会館中ホールで開催された。
 講演会は「こころと睡眠のつながりについて~今日からできるぐっすり快眠法~」と題し、快眠アドバイザーの玉城直人氏と睡眠環境診断士の天久龍男氏が講演した。玉城氏は睡眠の役割や睡眠が損なわれることによる影響、健康との関係などについて解説し、快眠で身体が最高の状態であれば、こころは穏やかになるのではないかと語った。天久氏は、休日も平日と同じように睡眠を取ることが大切だと話し、世代に合わせた快眠のポイントや自身の体験を例に、睡眠が及ぼす日常生活への影響を説明した。

こころと睡眠の繋がりについて語る玉城直人氏
こころと睡眠の繋がりについて語る玉城直人氏

知ってる?イリオモテとツシマのヤマネコ

「ヤマネコ愛!ランド共同宣言」記念イベント

 野生のヤマネコが生息する竹富町(イリオモテヤマネコ)と長崎県対馬市(ツシマヤマネコ)が、10月8日に西表島で、ヤマネコの保護と共生できる環境を目指す「ヤマネコ愛!ランド共同宣言」を行い、同宣言を記念し、ヤマネコを紹介するイベントが、沖縄こどもの国で10月10日から3日間、開催された。イベントでは、両ヤマネコの生態を紹介するパネル展やヤマネコクイズ、野生動物画家の岡田宗徳さんによるお絵かき教室などが行われた。現在、沖縄こどもの国では、ツシマヤマネコの「ふくた」が飼育されているが、昭和54年から13年間、イリオモテヤマネコのケイ太(雄)も飼育されていた。

ヤマネコのフェイスペイントでイリオモテヤマネコのま~やくんと記念撮影
ヤマネコのフェイスペイントでイリオモテヤマネコのま~やくんと記念撮影

バランス良く食べよう!

市母子保健推進員協議会 食育劇

 市母子保健推進員らが、就学前のこども達を対象に、バランス良く食べることの大切さを教える食育劇を、10月6日に胡屋保育園で行った。
 食育劇「3色のまほうってなぁ~に?」が、約70人の園児達に披露され、こぶたやオオカミに扮した母子推進員が、手作りした様々な食べ物を使いながら赤・黄・緑色の食べ物を一緒に食べることで、元気な体と丈夫な歯が作られることを、園児達にわかりやすく教えた。
 市母子保健推進員による食育劇は、年間約8回のペースで、公立や私立の保育園で開催されており、食育劇を見終えた園児らは「お腹がすいたよ、好き嫌いしないでなんでも食べるよ」と話した。

好き嫌いしないで食べると約束をする園児たち
好き嫌いしないで食べると約束をする園児たち

比屋根湿地をみんなで清掃

平成27年度 比屋根湿地・泡瀬海岸清掃

 近年、宅地開発が進む比屋根地区で、海との緩衝域である比屋根湿地や泡瀬の海岸などの維持・保全を目的に、平成27年度 比屋根湿地・泡瀬海岸清掃(沖縄市・沖縄市東部海浜開発推進協議会共催)が10月11日に実施された。
 清掃作業には、沖縄市建設産業協議会や自治会などの市民団体、民間企業やNPOなどの法人団体、沖縄総合事務局や沖縄県などの行政機関が参加し、約340人が、県総合運動公園の隣にある比屋根湿地と湿地前の泡瀬海岸で、ゴミの収集や除草、伐木などを行い、貴重な湿地環境を守る清掃活動を実施した。

こども達も清掃活動をお手伝い
こども達も清掃活動をお手伝い

特殊詐欺に気をつけて

宮里老人会 詐欺防止対策講話

 宮里公民館で、10月5日に同地区老人会が、高齢者の詐欺被害未然防止と早期発見を目的に防犯講話を開催した。
 講話は、講師に沖縄警察署 生活安全課の仲本勝彦係長を迎え、振り込め詐欺や還付金詐欺、架空請求詐欺のビデオ上映で始まり、昨年度、宮里地域近隣で振り込め詐欺未遂が発生したことについて報告された。また、マイナンバー制度に関連した還付金詐欺の注意喚起に加え、沖縄署管内での窃盗被害発生状況などが解説され、特殊詐欺の被害に遭わないよう、不審な電話や通知書が届いても、慌てないことや、携帯電話をかけながらATMを操作しないこと、不審に思ったら必ず誰かに相談することなどを参加者に呼び掛けた。

詐欺防止対策について学ぶ宮里老人会員ら
詐欺防止対策について学ぶ宮里老人会員ら

民生委員らが災害対策を学ぶ

災害に関する講演会

 市民生委員児童委員協議会(屋宜恒一(つねかず)会長)の災害活動支援部が、9月17日に市社会福祉センターで災害に関する講演会を開催し、民生委員や自治会長らが災害の特徴と対策について学んだ。講演会では市水道局工務課の城間史雄(ふみお)課長補佐が、災害時の水の確保について話し、災害時の給水場所を確認しておくことや普段からペットボトルに水を入れて備えておくことを勧めた。また、沖縄気象台の知念浄(きよむ)気象防災情報調整官は、台風や大雨などの災害について特徴を説明し、注意点や身を守る方法を解説したほか、地形による災害の起こりやすさを把握しておくことが大切だと話した。

台風や大雨による災害を防ぐ方法について講演する沖縄気象台の知念浄 気象防災情報調整官
台風や大雨による災害を防ぐ方法について講演する沖縄気象台の知念浄 気象防災情報調整官

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