保育園児が農業体験

じゃがいもの植え付けに挑戦

 「沖縄市こども達の体験農業」(市農業技術連絡協議会主催)が、市農業青年クラブ(大嶺学人会長)のメンバーが所有する池原の畑で10月6日に行われた。
 体験は、こども達に作物を育てる苦労と喜びを感じてもらい、食の大切さを学んでもらおうと実施されたもので、沖縄市は、都市型農業のため農地が限られていることから、こども達が農業に触れる機会を作ろうと計画していた、市農業青年クラブが全面的に協力した。体験では同クラブの指導のもと、越来保育所の4歳と5歳の園児がじゃがいもを植え、体験後、園児からは「もっとやりたい」との声が上がった。

種イモを受け取り笑顔の園児
種イモを受け取り笑顔の園児

赤ちゃんに絵本を ブックスタート

オリジナル絵本バッグ配布

 市立図書館では、乳児一般健診の際に絵本をプレゼントするブックスタート(4~5か月の乳児対象)とブックスタートプラス(9~10か月の乳児対象)を実施しており、10月からはオリジナル絵本バッグの配布も始めた。
 オリジナル絵本バッグは、白地にゾウの親子がプリントされたデザインで、自立プラザ希織の利用者が型取りから縫製まで担当し、セルフサポートセンターぴゅあの利用者がプリントを担当した。バッグを製作した施設利用者らは「絵柄がずれないように注意して印刷している」、「みんなで協力して頑張っている」と話した。

オリジナル絵本バッグの製作メンバーと市長、教育長
オリジナル絵本バッグの製作メンバーと市長、教育長

みんなで楽しく外遊び

放課後自然体験あそび

 放課後自然体験遊び(市こども家庭課主催)が、9月24日に泡瀬干潟で、NPO法人国際自然大学校沖縄校のスタッフを講師に迎え、小学生を対象に行われた。
 同体験遊びは、自治会を起点とした児童の居場所づくりや外遊びを通して、こどもの成長を支援する目的で行われ、今回、泡瀬自治会の協力のもと開催された。参加した児童らは、バケツとすくい網を持って干潟に入り、みつけたカニやヤドカリ、宝貝、巻貝などについて説明を受けたり、海の中で遊んだりと自然体験遊びを楽しんだ。

生き物の説明を聴く児童たち
生き物の説明を聴く児童たち

科学っておもしろい!

第2回Theサイエンスフェスタinやまっち

 こども達が科学に触れることで、科学に興味を持ち、探究心を高め、科学的思考を育むことを目的に、県の子供科学人材育成事業と、市のこども科学力育成事業を活用した「第2回Theサイエンスフェスタinやまっち」が、10月10日に桃山公園内の体験学習施設やまっちで開催された。
 今回のフェスタでは、山内中学校科学部に所属する10人の生徒が、赤・青・緑色の光を合わせ、様々な色をつくる「光の実験」やスピーカーから出される音を利用し、コップの中にあるロウソクの火を消す「音の実験」を披露し、訪れた約70人のこども達は、科学のおもしろさを学び楽しんだ。

音でロウソクは消せるかな?
音でロウソクは消せるかな?

みんなでご長寿を祝う

沖縄市新100歳慶祝訪問

 新しく100歳を迎えるご長寿の方々を、桑江市長や普久原市議会議長らが訪ね、長年の功績に感謝し、長寿を祝う慶祝訪問が、9月21日に行われた。
 慶祝訪問では、桑江市長らが、今年度100歳を迎える方に、総理大臣や県知事からの祝状や記念品、市からの目録を贈呈した。
 今回、慶祝訪問を受けた高嶺ツルさんは「若い頃は子育てと、畑仕事を一生懸命頑張った。今は子供が7人と孫10人、ひ孫が29人いて、にぎやかで楽しい」と話した。
 今年度、市で100歳を迎えるご長寿の方は、25人。(9月1日現在)

家族に囲まれて記念撮影(高嶺ツルさん宅)
家族に囲まれて記念撮影(高嶺ツルさん宅)

7年ぶりの総合優勝

沖縄県身体障害者スポーツ大会優勝報告

 県総合運動公園で9月13日に開催された第51回沖縄県身体障害者スポーツ大会で、沖縄市地区が7年ぶりに総合優勝し、9月29日に沖縄市障がい者福祉協会の平田聖人理事長や選手らが桑江市長を訪ね、報告を行った。
 報告で、平田理事長は「選手らは、コザ運動公園などの設備の整った練習環境で市体育協会から指導を受け、技術力がアップしている。みんなで勝ち取った総合優勝です」と、報告した。

総合優勝の報告を行う選手と事務局の皆さん
総合優勝の報告を行う選手と事務局の皆さん

障がい者と家族をサポート

支援団体の定例会が開かれる

 自発的活動支援事業の定例会が9月28日に市役所で開かれた。
 同事業は、障がい者やその家族が日常生活を営むうえで生じる悩みを共有し、支援することで共生社会の実現を図ることを目的に、身体・精神・知的の障がい者を支援する各団体が、悩みごとの相談や社会参加のための情報提供を行っている。定例会には各団体が集まり、情報の共有や、連携の強化が図られた。支援団体の「ピアサポートセンターなかま」では知的障がい、「おあしすコール」では精神障がい、「ピアサポートセンターつなぎ」では身体障がいの相談を受け、サポートしている。

定例会で話し合う各団体のメンバー
定例会で話し合う各団体のメンバー

助け合いの輪を広げよう

平成27年度赤い羽根共同募金出発式

 民間の社会福祉活動を支えることを目的に、赤い羽根共同募金の出発式が、10月1日に本庁1階市民ホールで行われた。
 赤い羽根共同募金は、毎年10月1日から12月31日までの間、全国一斉に「じぶんの町を良くするしくみ」をスローガンに実施される。出発式では、今年度から市共同募金委員会の会長に就任した民謡歌手の饒辺愛子さんが「助け合いの輪を広げ、地域福祉活動を展開していきましょう」と挨拶した。
 出発式後、エイ坊やサーちゃん、FC琉球の選手、琉球ドラゴンプロレスリングの選手らが、本庁正面玄関で募金活動を行った。

出発式には大勢の方々が参加した
出発式には大勢の方々が参加した

↑ ページトップ