平成27年新年祝賀会 市のさらなる発展と躍進を祈願
夢と希望に満ちた輝かしい年に
新年祝賀会に1,250人
希望に満ちた新年の始まりを皆で祝う
さらなる発展を祈願し、鏡開きが行われた
沖縄市の更なる発展と繁栄を祈願する新春恒例の沖縄市新年祝賀会(同実行委員会主催)が1月9日に市体育館で盛
大に催され、市民をはじめ、自治会長協議会や経済界、政界、建設、文化関係者、各種団体など1,250人が出席し、市
の発展を祈願した。
実行委員会会長の桑江市長は「昨年は、市制施行40周年を迎え、未来を見据え、果敢に次代を切り拓いた先人たち
に感謝と敬意を表するとともに、さらなる発展に向けて挑戦していく年となりました。
今年は、多目的アリーナの建設や東部海浜開発事業の推進、沖縄こどもの国の拡充を図り、また、市民の健康的な暮らしや安心して子育てのできる環境を整えるなど、市民が夢と希望のもてるまちづくりに向け全力を尽くしたい」と挨拶した。
叙勲等受賞者の方々の活躍を祝う
今年も春と秋の叙勲等受賞者の方々を招き、祝賀会に出席している全員で受賞を祝い、喜びを共にした。
桑江市長から受賞者の方々に花束が贈られた後、鏡開きや沖縄市芸能団体協議会による踊り、山内中学校吹奏楽部
による演奏が行われ、祝賀会は新春にふさわしく終始華やかな雰囲気であった。
平成26年の叙勲等受賞者は次のとおり。
【春の褒章】
仲元典允(黄綬褒章・建築設計監理業行精励)
【春の叙勲】
武居洋(瑞宝中綬章・教育研究功労)/新垣萬榮(瑞宝単光章・消防功労)/仲松弥恵(瑞宝単光章・矯正業務功労)
【第22回 危険業務従事者叙勲】
當山安博(瑞宝双光章・警察功労)/大城國次(瑞宝単光章・警察功労)
【秋の叙勲】
西田健次郎(旭日小綬章・地方自治功労)/池原正彦(瑞宝双光章・学校保健功労)/垣花敏子(瑞宝双光章・更生 保護功労)/山田勝(瑞宝双光章・地方自治功労)
【第23回 危険業務従事者叙勲】
國吉善次(瑞宝単光章・警察功労)
【高齢者叙勲】
中石清重(瑞宝双光章・教育功労)
【沖縄県功労】
南條喜久子(文化・学術部門)知念権平(社会福祉部門)
叙勲等受賞者が紹介され全員で祝福した
コラム 沖縄市
沖縄市名誉市民 島袋 正雄
今回は平成26年10月6日に沖縄市名誉市民の称号が贈られた島袋正雄(しまぶくろまさお)氏の功績などを紹介します。
島袋氏は大正11年に東村に生まれ、昭和26年に野村流師範の宮平三榮氏に弟子入りし、琉球古典音楽の本格的な修行を始め、昭和35年には、野村流教師免許を取得し野村流島袋正雄教修所を開設。昭和43年には師範免許を取得し、昭和49年からの10年間は第9代野村流音楽協会長を務め、琉球古典音楽と野村流の発展に多大な功績を残しています。
昭和61年には国指定重要無形文化財(総合指定)技能保持者に認定され、さらに、平成12年には一般的に人間国宝と呼ばれる国指定重要無形文化財(琉球古典音楽:各個認定)に認定されました。
独演会の収益金を寄付するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組まれた島袋氏は、これまでの数々の功績が評価され、平成8年に文部大臣より地域文化功労賞、平成14年には勲四等旭日小綬章を授与されました。
