更新日:2024年8月29日

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 水質・ダム情報

沖縄市は、沖縄県企業局から浄水を購入し市内全域に供給しています。企業局が沖縄市に供給している浄水には、石川浄水場系統と北谷浄水場系統があり、各浄水場で水質管理をおこなっています。
沖縄市上下水道局では、安心安全な水道をお届けするため、企業局の供給地点から市民の皆様へ届く範囲において毎日の水質検査等により管理を行っています。

★お住まいの浄水場系統を確認する⇒配水系統図及び検査地点(PDF:587KB)(別ウィンドウで開きます)

水質検査について

水質検査は、市内数ヶ所で採水し、その水が水道法で定められた基準に適合しているかどうかを検査しています。沖縄市上下水道局では、高度な技術、機械を要する検査は専門の検査機関に委託し、色・濁りや残留塩素などの毎日検査項目については営業日は職員にて、休日は委託にて行ってます。また市民の関心が高い硬度や、pH等も自主的に検査しています。

 

 

【令和6年度水質検査の計画】(PDF:1,581KB)

 

 

                                                 【令和5年度水質検査の結果】(PDF:198KB)

                                                 【令和4年度水質検査の結果】(PDF:189KB)

【令和3年度水質検査の結果】(PDF:185KB)

 

有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について

 

水質基準

 

水質・ダム情報水道の基準は、水道水の飲用により健康を害したりすることのないよう、水道法により定められています。水道水は、水質基準に適合するものでなければならず、水道事業体は水質の検査が義務付けられています。水質基準は、厚生労働省により最新の科学的知見に照らして検討・改正が行われており現在では51項目についての基準が定められています。
また、水道水質管理上、留意すべき項目として水質管理目標設定項目(27項目)と、今後必要な情報、知見の収集に努めていく項目として要検討項目(47項目)が定められています。

★水質基準項目(51項目)
水質基準は、人の健康に関連する項目と水道水が有すべき性状に関連する項目に分けられています。健康に関連する項目(大腸菌・トリハロメタンなど)は生涯にわたって連続的に摂取しても人の健康に影響が生じない基準が定められています。また性状に関連する項目(色・濁り・匂いなど)は、生活利用上あるいは水道施設管理において障害が生ずる恐れのない基準が設定されています。

★水質管理設定項目(27項目)
水質管理目標設定項目とは、現在の水道水中では水質基準とする必要がある濃度では検出されていませんが、今後、将来にわたり水道水の安全性の確保等に万全を期するために、水道水質管理上、留意すべき項目として設定されたものです。水質基準項目と重複した項目もありますが、より質の高い水道水をめざして基準値より厳しい目標値が設定されています。

★要検討項目
毒性評価が定まらない、または水道水中での検出実態が明らかでないなど、水質基準や水質管理目標設定項目に分類できなかったもので、今後、必要な情報・知見の収集に努めていく項目です。

今日のダム貯水率

水質・ダム情報国管理6ダム、県管理(倉敷)ダム、企業局管理(金武・山城)ダムの貯水状況をご覧いただけます。
データは毎日更新されます。

水質Q&A

Q1.水に色がついている。
Q2.水に臭いや味がついている。
Q3.水まわりに白い物がつく。
Q4.蛇口から異物がでてくる。
Q5.貯水槽(水タンク)の管理について

Q1.水に色がついている。
症状(1)水の使い始め(朝一番)に約1~2分間赤い水がでる。
原因家の中の配管等に長時間水が滞留したために発生した鉄サビなどが蛇口より流れたものです。
対応しばらく水を出しておくと済んだきれいな水になります。また、根本的に改善するには配管替えが必要になります。

症状(2)いままで異常がなく、突然赤い水がではじめた。
原因水道工事等による断水の影響が考えられます。このような場合、急激な水の流れの変化により水道管に付着した鉄サビが流れ出ることがあります。
対応水道局へご連絡して下さい。
*なお、水道工事に伴う断水地域にはあらかじめビラや広報車でお知らせしていますが、漏水など緊急の場合は、お知らせ無しに断水することもあります。

症状(3)白く濁ったような水がでてきた。
原因水道管に中に入った空気が、無数の小さな泡となって水の中に混じったものです。
対応しばらく置くと泡は消えてきれいになります。そのまま使っても問題ありません。
しばらく置いても白く濁ったままのときは水道局へご連絡下さい。

Q2.水に臭いや味がついている。
症状(1)水がカルキ(塩素)臭い。
原因水道の水を安全な飲料水にするため、塩素による殺菌を行っているからです。
水道法により蛇口において0.1mg/L以上の遊離残留塩素が定められています。
対応どうしても臭いが気になる場合は、水を沸騰させると臭いはなくなりますが同時に塩素もなくなっているので早めに飲みきるか冷蔵庫に保存しましょう。

症状(2)金属的な臭いや味がする。
原因家の中の配管に鉄、亜鉛、銅などの金属が使用されていて朝の使い始めなどに管の中の水が長時間滞留した後にこれら金属の臭いや味がつくことがあります。
鉄が原因である場合は渋みが、亜鉛が原因の場合は苦味を感じます。
対応長時間滞留した水はしばらく放水してから利用して下さい。配管の老朽化が激しい場合は、取り替えが必要になります。

Q3.水まわりに白い物がつく。
症状やかんやキッチンまわり、洗面所などに白い物がつく。
原因水道水が蒸発した後に残った炭酸カルシウムです。水道水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が含まれていて水分が蒸発した後に残るため水の蒸発・乾燥が繰り返される部分に白く付着していきます。
対応やかんに水をつぎ足しながら使用していると生じやすくなります。付着した部分を時々洗浄しながら使用して下さい。またキッチンまわりなど周囲に水が飛び散りやすい場所はこまめに手入れして下さい。

Q4.蛇口から異物がでてくる。
症状生物やその死骸、小さなゴミなどがでてくる。
原因貯水槽(水タンク)のふたが台風等により無くなっているかずれて隙間ができそこにユスリカなどの虫やゴミが入り込む場合があります。
対応貯水槽(水タンク)の管理を十分して下さい。また、水道法の改正により年に1回は水タンクの点検・清掃が義務付けられています。

Q5.貯水槽(水タンク)の管理について
この度水道法の一部が改正され(平成15年4月1日より新しい沖縄市給水条例が施行)、貯水槽(水タンク)についても衛生面での不安を解消するために管理を強化することになりました。その中で貯水槽(水タンク)の設置者(所有者)と上下水道局の責任が明確化されました。
※貯水槽(水タンク)容量が10立方メートル以下の水タンク
○設置者(所有者)の責任
受水槽、高置水槽の清掃、水質検査を年1回定期的に行うこと。
○上下水道局の責任
指導、助言、勧告を行う。
利用者及び設置者への管理等に関する情報提供を行う。

お問い合わせ

上下水道部 管理課 

〒904-2196 沖縄県沖縄市美里5丁目28番1号 沖縄市上下水道局

電話番号:098-937-3691

ファクス番号:098-934-0681