第2次沖縄市自殺対策計画（令和7年度～令和11年度）

第2次沖縄市自殺対策計画を策定致しました

 

 本市では、令和2年3月に「沖縄市自殺対策計画」を策定し、自殺対策の総合的かつ効果的な推進に取り組んでまいりました。令和6年度に当計画の計画期間が終了することから、「第2次沖縄市自殺対策計画」を策定します。

 本計画の策定にあたり、ご協力くださいました市民の皆様及び関係機関の皆様に深く感謝申し上げます。

 自殺の背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会要因があるといわれていることから、自殺対策に係る施策は、保健、医療、福祉、教育、労働、その他様々な分野の関係者や組織等が緊密に連携する必要があります。

 そのため、当計画を総合的かつ効果的に推進していくには、行政だけでなく市民の皆様をはじめ関係機関との連携及び協働が不可欠であると考えておりますので、より一層のご理解とご協力をお願い致します。

 

・第2次沖縄市自殺対策計画（全体版）（PDF：4,925KB）

・第2次沖縄市自殺対策計画（概要版）（PDF：796KB）

 

自殺対策計画の策定の経緯と目的

　日本の自殺対策は、平成18年の自殺対策基本法制定以降、大きな進展を遂げました。これにより、自殺は「個人の問題」ではなく「社会の問題」として認識され、自殺者数は減少傾向にあります。

しかし、全国、沖縄県、沖縄市の自殺者数は下記の通りであり、いまだ非常事態が続いております

• 全国 ：年間2万人以上
• 沖縄県：年間200人以上
• 沖縄市：平均23.8人/年（平成26年～令和5年）

　これを受け、本市では、令和2年3月に策定した「沖縄市自殺対策計画」の期間満了に伴い、以下の目的で「第2次沖縄市自殺対策計画」を策定します。

• 新たな自殺総合対策大綱や地域の実情への対応
• 関連施策や関係機関との更なる連携強化
• 「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」
• 沖縄市総合計画の都市像「ともに生きる心が広がり、いきいきと暮らせるまち」の実現に貢献する