更新日:2022年3月1日
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沖縄市内で発見されたクモについて、ハイイロゴケグモと同定されたことから、注意喚起のため以下のとおりお知らせいたします。
平成30年10月15日、沖縄市内において捕獲されたクモを沖縄県環境衛生研究所で確認したところ、特定外来生物である「ハイイロゴケグモ」と同定されました。
亜熱帯地方を原産地とする特定外来生物です。毒を持っているのは雌だけで、成熟した雌の体長は0.7~1cm。
腹部は大きな球状、腹面に赤い色の斑紋があるのが特徴で、腹部背面が真黒のもの、茶色や灰色を基調として斑紋を有するものなどがあります。
※ハイイロゴケグモは攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。
局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫脹が生じます。
通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。
咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください。
重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へご持参ください。
参考資料(製作:環境省外来生物対策室)
「セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!」(PDF:371KB)
ハイイロゴケグモに関するご相談につきましては、沖縄市役所 環境課 環境衛生係までご連絡ください。
電話番号:098-939-1212(内線2222)
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