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更新日:2023年9月4日
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沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート令和5年度第2回企画展として、「沖縄市の沖縄戦 戦さ世の少年少女たち」を開催いたします。本企画展は、沖縄市が定める平和月間(8月1日~9月7日)の協賛企画となっております。
本市は『沖縄市史』第五巻戦争編(令和元年度発刊)にあたって、市民からの聞き取りや資料の調査・分析を通して本市の「戦さ世」の諸相を明らかにしてきました。そこで浮かび上がったのは、米軍上陸直後の米軍と日本軍が胡屋で交戦し、そこに地元の青年たちが「義勇隊」として参加していた実態でした。彼らの中には日本軍とともに中部戦線に動員されて犠牲になった者、数か月の逃避行のすえ南部から命からがら帰った者もいます。沖縄県内で戦争の犠牲になった本市出身者は3,218名を数えますが(令和2年6月現在)、このうち597名(18.5%)は17歳から21歳で他の年代と比べても突出して多く、沖縄戦における「根こそぎ動員」の実態を物語っています。
「戦さ世」のなかで、少年少女たちは竹やり訓練や陣地構築、学童疎開、根こそぎ動員、そして収容所での軍作業と、さまざまな体験をしていきます。こうした戦さ世の少年少女たちのすがたにフォーカスした「沖縄市の沖縄戦」についてあらためて考えてみませんか。
皆さまのおこしをお待ちしております。
企画展名:「沖縄市の沖縄戦 戦さ世の少年少女たち」
◆開期:令和5(2023)年8月1日(火曜日)~11月5日(日曜日)
◆開館:火曜日~日曜日午前10時~午後6時
◆休館日:毎週月曜日、公休日
◆開催場所:沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート 2階企画展示室
台風接近等、都合により臨時休館する事があります。ご了承ください。
【お問い合わせ】
沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート
電話:(098)929-2922
【担当課】
沖縄市役所総務部総務課市史編集担当
電話:(098)929-4128(直通)
復帰50年の特集号。戦後「基地の門前町」として発展した本市が、復帰を機に基地経済から自立経済に転換をはかっていく背景や動き、脱基地経済によって商業景観が変容したセンター通りについての2本の論考の他、沖縄返還に対する日米首脳会談の会議録や地元住民の証言など、日本復帰に関する様々な情報を収録した一冊。
【編集・発行】沖縄市
【発行年月日】2023年3月30日
【頒布価格】700円
【書籍重量】約170g
【ページ数】79頁
【版型】レターサイズ変形
【お問い合わせ】
KOZABUNKABOX各号ほか市史発刊資料は、市史編集担当(市役所2F)
または沖縄市戦後文化展示館ヒストリートで販売しております。
感染症の感染および拡大防止対策のため、ご来館の皆さまにご協力をいただく事項を設けております。
【館内におけるコロナウイルス感染症対策について】
「ヒストリート」では、コロナウイルス感染症の感染および拡大防止対策のため、一部業務を縮小して開館しております。
ご不便おかけいたしますが、上記の対策は人同士やモノへの「接触」を極力避け、皆さまに安心して館内をご観覧いただくためのものになります。何とぞご理解の上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
かねてより沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリートへの来館者から”記念品となるグッズが欲しい”との要望が多々有り、本日8月8日、1周年を迎えるにあたりオリジナルグッズの販売を開始いたします。来館の際、是非、手に取っていただけたらと思います。
価格
コットンバック1,500円、クリップ(3個セット)500円、付箋300円、ポストカード50円
「沖縄市戦後文化資料展示室ヒストリート、ヒストリート2.」は平成30年8月8日『沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート』(展示室→展示館)へ名称を変え、
コザゲート通りタサトカメラビル1F・2Fに移転オープンいたしました。
ヒストリート外観
1F常設展示室
2F企画展示室・レファレンスルーム
2Fでは企画展のほかに、石川文洋、村瀬春樹、むらせ・ながい・ゆみこ「写真と道具が語る世界」を常設展示しております。
展示スペースは移転前の約2倍、レファレンス室も充実、さらに駐車場もございますのでゆっくりご覧いただけます。
(注:タサトビル共用となっており、限りがあります。)
皆さまのお越しをお待ちしております!
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