ハンド女子日本代表沖縄合宿

小中高生の指導、エイサー体験も

 ハンドボール女子日本代表チーム「おりひめジャパン」(栗山雅倫:くりやままさみち監督)が3月17日から20日までの四日間の日程で沖縄市を拠点に合宿を行った。
 同合宿は少年ハンドボールチーム「コザクラブJr.」が結成10周年を記念して招致したもので、沖縄市体育館や沖縄県総合運動公園の体育館でトレーニングを行ったほか、ハンドボールの普及とレベルの向上を目的に小中高生別の講習会や実技指導、コザ高等学校との合同トレーニングも行った。また、18日にはコザ運動公園の多目的運動場で沖縄市観光協会の指導のもとエイサー体験を楽しんだ。

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コザ高校との合同練習の様子

仲間たちに感謝

沖縄市小学生バレーボールさよなら大会

 小学校を卒業する六年生を祝い激励すると共に、大会をとおして学校間の交流を深め中学校生活の円滑なスタートを図ることを目的に3月15日、沖縄市体育館で第3回 沖縄市小学生バレーボールさよなら大会(主催:沖縄市青少年育成市民会議)が行われた。
 同大会は「6年生の部」九チームがトーナメント戦、五年生以下で構成する「新チームの部」12チームが交流戦を行った。小学生として最後の大会となる「6年生の部」では、保護者や後輩達からの声援を受けたこども達が有終の美を飾った。トーナメント戦の結果は1位が宮里クラブ、2位が高原ボーイズ、3位が山内クラブと安慶田クラブとなった。

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チーム一丸となった最後の大会

兄弟都市豊中市から訪問団

少年サッカークラブが交流

 豊中市緑地小学校区サッカークラブ(RFC)の沖縄市友好訪問団が3月28日から31日までの日程で沖縄を訪れ、沖縄市の少年サッカークラブと交流した。
 同交流は沖縄市の兄弟都市である大阪府豊中市のサッカークラブとスポーツを通して親睦を深めるもので、今回で17回目を数える。今年は豊中市から選手25人、指導者11人、応援団3人の総勢39人が沖縄市を訪れ、FC泡瀬、美原クラブ、美東FCの3チームと交流試合を行った。豊中市のこども達は沖縄市でホームステイし、首里城や県立博物館の見学、観光、ビーチパーティーなどを行い沖縄の文化を学び親睦を深めた。

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沖縄市のサッカークラブと交流した豊中市緑地小学校区サッカークラブ

貴重な石工道具を寄贈

元沖縄市長の新川さん

 元沖縄市長の新川秀清さんが3月28日に、石工(イシジェーク)だった父親の秀栄さんが生前に使用していた石斧(ユーチ)や、くさび(イヤ)などの石工道具一式、約30点を沖縄市に寄贈した。石工とは、石を加工し建造物を作る職人で、秀栄氏は戦前から昭和50年代まで山内や山里を中心に石垣や墓などを建造した。現在、市内に石工はおらず、道具は貴重なものとなっている。新川さんは「父の使っていた伝統的な道具を後世に伝える文化として残してもらえれば」と話した。石工道具は市立郷土博物館で保管され、5月末の展示会で披露される予定となっている。

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こどもの頃は道具の手入れや石運びの手伝いをしたと話す新川さん(前列左)

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