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いつまでもお元気で

市長らが長寿者を祝う

 敬老の日の9月19日に、今年度100歳を迎える市民を祝おうと、桑江市長が久高智惠子さんと照屋唯英さんの自宅を訪ねた。
 桑江市長は、内閣総理大臣からの祝状を代読し、銀杯、県知事からの手紙、市からの目録を2人に手渡し、祝いの言葉をかけた。 両家には子や孫、ひ孫など、多くの親族が集まり、花束や特製ケーキなどを用意し、長寿を祝福した。 久高さんは鮮やかな朱色の着物を身に着けて訪問者を迎え、照屋さんは長寿にあやかって貰おうと祝いの酒をふるまった。
 今年度、百歳を迎える市民は36人となっている。


親族に囲まれ祝福される久高智惠子さん

音楽のまちの魅力を発信

プロムナードコンサート

 平成28年度プロムナードコンサート コザまちなか演奏会(市商工会議所主催)が、9月から12月まで不定期で開催されている。 初日の9月17日にはコザ・ミュージックタウン音楽広場でセレモニーとコンサートが行われた。
 コンサートは「音楽のまち沖縄市」を市内外へPRするとともに、本市に訪れる人々を音楽でもてなし、中心市街地全体のイメージアップと活性化を推進することを目的に行われおり、初日は泡瀬小学校と美原小学校、美里中学校、宮里中学校の吹奏楽部が出演した。 


ディープパープルメドレーを披露する美里中学校吹奏楽部

こども支援団体を補助

8団体に補助金を交付

 市は、こどもの貧困に関する状況に迅速に対応するため、市内8団体に市こどもの居場所運営支援事業費補助金を交付した。 同補助金は、管理者の監督の下、食事の提供や共同での調理、生活指導、学習支援、職業能力習得支援などの活動を市内で行っている団体に交付されるもので、今回が初の試み。 補助金が交付された団体は次のとおり。
【順不同】
特定非営利活動法人エンカレッジ、NPO法人こころひまわり、おきなわジュニア科学クラブ、こどな部、一般社団法人子どもフードバンク、NPOももやま子ども食堂、夢空間たんぽぽ、NPO法人プロミスキーパーズ


こどもの支援に尽力している団体職員ら

しまくとぅばの普及活動が評価

市文化協会しまくとぅば部受賞報告

 県条例「しまくとぅばの日」が制定されてから今年で10周年を迎え、新たに創設された「沖縄県しまくとぅば普及功労者」の団体の部で、市文化協会しまくとぅば部が表彰され、9月27日に桑江市長に受賞の報告を行った。
 今回の受賞は、市しまくとぅば部が児童らと共に行ったうちなーぐち劇などが評価されたもので、市文化協会の安慶名一郎会長は「協会は学校と連携してしまくとぅばの普及活動に励んでおり、第1回目の受賞は非常に嬉しい。
しまくとぅばで市をもっと盛り上げていきたい」と話した。


受賞を喜ぶ市文化協会の会員

食について考える

第8回 沖縄市食育展

 第8回沖縄市食育展(市食育推進会議主催)が9月27日から9月30日までの間、市役所1階市民ロビーで開催された。 食育展は、食育を通して「食」の大切さについて理解と興味を深めるとともに、幼少期から「食」と「健康」の結びつきを考えてもらうことを目的に開催されている。
 会場では関係団体の取り組みを紹介するパネル展示やヘルシーメニューの試食、みそ汁の塩分測定などが行われたほか、初日の体験コーナーでは、ぶどうの木保育園4、5歳児28人が、かぼちゃと芋のクリームサンド作りを体験した。


紅芋を裏ごしする園児たち

気軽に認知症の情報交換

おきはカフェinおきなわcity-hall

 おきはカフェinおきなわcity-hall(市主催)が、9月21日に市役所1階市民ホールで行われた。
 おきはカフェは認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族が気軽に相談や情報交換ができる場を提供し、地域とのネットワークを作ることを目的に初めて開催された。
 会場では、市内事業所の活動内容を紹介するパネル展示や認知症予防体操、カフェコーナー、相談コーナーが設置され、認知症の家族を持つ市民や、関連施設の職員などが訪れ、情報を交換した。


カフェでくつろぎながら情報交換をする来場者

県内初 市がJAF沖縄支部と協定

連携基本協定及び観光協定締結調印式

 本市とJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)沖縄支部が、10月12日に市役所で「連携基本協定及び観光協定」を締結した。
 協定は、市とJAF沖縄支部がモータースポーツの振興と交通安全、観光などの地域振興について相互に連携と協力を行い、市の発展とJAF諸事業の拡充に寄与することを目的に行われており、連携基本協定については県内初の締結となる。
 協定を締結したJAF沖縄支部の松原啓之(ひろゆき)事務所次長は「沖縄市と連携を強化し、地域活性化を共に進めていきたい」と話した。


締結を行ったJAF沖縄支部と市の関係者

災害時緊急避難通路開通

高台地域へのスムーズな避難

 市の道路課は津波等の災害に備え、徒歩による高台への避難路の確保を目的に、比屋根地区と古謝地区に災害時緊急避難通路を開通させた。
 比屋根地区が6丁目72番から78番に抜ける通路で6月に開通。古謝地区が322番地から417番地23に抜ける通路で8月に開通した。 通路には、案内標識のほか、太陽光蓄電で足元を照らすフットライトも設置しており、避難が夜間になった場合にも対応している。
 今後は、与儀地区と桃原地区への整備を予定している。


古謝(左)と比屋根(右)の災害時緊急避難通路

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